富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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農業の世界】 カテゴリの記事一覧

獅子舞の奉納

2018年10月26日 11:49 AM

今年の天候は、
梅雨時にあまり雨が降らない事から始まり、
夏に入ってからの豪雨、猛暑、
そして台風と本当に大変でした。

それにもかかわらず、
稲はたくましく自らの生命力で育ち、
豊作となりました。

何がどうしてそうなったのか、
まだまだ米作り15年の私たちにはサッパリわからないのですが(笑)、
豊作はやっぱり嬉しいものです!

私たちが暮らす富山県黒部市の石田という学校区の、
立野(たての)という地域。

小さな地域ですが、
100年以上前から獅子舞を踊り、
守り続けてきた地域でもあります。

春は豊作を願い、
秋は豊作を祝うのが祭り。

日本の祭りの多くは、
米作りと深い関わりがあったようです。

今の時代はその意味合いも薄れてきているのでしょうが、
伝統はきちんと受け継がれています。

富山県内の各地で守り続けられてきた獅子舞、
ですが、
主役は天狗。

獅子をやっつける天狗という存在を、
私はここに嫁いできて初めて知りましたが、
富山ではこれが当たり前のようです。

大天狗たちの舞は、
迫力満点。
見せ場の1つでもあります。

お酒の飲みすぎでしょうか、
酔っぱらって足元がフラフラしている天狗さんもいましたが・・・(笑)。

小さい天狗たちの舞。

昔はその家の長男しか踊る事を許されなかった獅子舞ですが、
時代と共に緩やかにしなやかに伝統を変化させてきて、

今では女の子も参加しています。
うちの娘も今年で4回目。

この日の為に夜な夜な練習に参加してきましたよ。

ともまるは、
子どもの頃は小天狗として、
大人になって黒部に帰ってきてからは大天狗、
そして今は笛の吹き手として獅子舞に関わっています。

一時は子供の数も減って存続が危ぶまれた時期もあったようですが、
今はご覧の通りの大所帯となりました。

地域でひっそりと執り行われている獅子舞ですが、
それでも地域の人が楽しみに、
そして誇りに思っているこの伝統をこの先にも繋げていけるよう、
私たちも微力ながら関わっていきたいと思っています。

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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日芸の学生さんの前で講義?!

2018年8月10日 4:00 PM

お盆休みに入られた方も多いでしょうか?
濱田ファームは今年、
お盆休み返上で稲刈り準備を進めています!

早く進めないと、
稲刈りに間に合わないー(汗)!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

7月の事になりますが、
日本大学芸術学部のデザインを学ぶ学生さんの前で、
2コマほどお話させていただく機会をいただきました!

お話したのは、
これまでの私の経歴やお米作りの事、
そして濱田ファームの取り組みなど。

その上で、
若い感性やコメ業界とは無縁の学生さんに、
米袋のパッケージを考えてもらえたら面白いなと。

なかなかできない体験をさせていただいたヌノメ先生(さとなおラボ仲間)、
ありがとうございました!
今後の展開が楽しみ。

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育成塾の全国交流セミナーに参加してきました!

2018年2月26日 11:33 AM

日差しが少しづつ春めいてきて、
ちょっと春の気分になりつつありますが、
風はまだまだ冷たくて、
油断大敵です。

この先も雪が降る日もあるでしょう。
タイヤ交換はもう少し先の事かな。

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
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そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

さて先日、
東京で開催された女性農業次世代リーダー育成塾の、
全国交流セミナーに参加してきました。

自主・自立した農業経営を学ぶ育成塾。
現在は4期が開講中ですが、
私は2期生として一昨年10カ月かけて学びました。

自分で考えて判断し行動に移す、
経営者として覚悟をし結果に責任を持つ事。
そして事業に関わる全ての人を尊敬・尊重・協力をする事。

農業経営だけでなく、
今後の人生についても深く考えられた育成塾でした。

あの時は熱い思いで卒塾の決意表明をしたけれど、
今は忙しくて日々の業務でいっぱいいっぱい。

だけどこうして同期と顔を合わせて事例発表を聞き、
頑張っている様子を目の当たりにすると、
あの時の決意を思い返してもう一度自分を奮い立たせるきっかけになります。

何より、
全国に気軽に生産技術や経営について相談できる、
そして飲める(笑)農家仲間がいるのって心強いよね。
嬉しいよね。

そう思ったセミナー(と打ち上げ)でした!

育成塾は4期で終了となりますが、
今後は形態を変えて日本能率協会さんが継続、
6月以降にスタートするようですよ。

まいにち一生懸命働いているのに利益が残らないとか、
漠然とした不安があるとか、
農業経営を学びたい方にお勧めです!

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お米作りの知られざる世界を語る!

2018年2月14日 2:33 PM

ひと雪降ってまたひと雪。
来る日も来る日も除雪してましたが、
ようやく晴れました!
青空はやっぱり気持ちがいいですね♪

寒さも緩んで、
数日先は雪ではなく雨の予報も出ているようです。
雪よりはよっぽど雨の方がいい!!!

山のようにこんもりとした雪の塊も、
これですっかり溶けるといいな。

こんにちは!
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そして、
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よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

さてさてマルシェ出店レポートも投稿したいのですが、
その前に。

マルシェの前日、
私ひとり東京に先乗りして、
これまでの私の人生や米農家になったきっかけ、
そして世間にあまり知られていないお米の事について、
各分野でご活躍されている方々の前でお話をさせていただく機会がありましたので、
そのお話からご紹介させてください!

コミュニケーションディレクター「さとなお」さんこと、
佐藤尚之さんのラボに通ったのは、
去年の事。

5月から8月まで、
週一から隔週くらいのペースで東京へ。
圧倒的に情報量が多すぎて伝わらないこの時代に、
伝えてもらいたがっている人にどのようにして笑顔になってもらうか。
そんな事をたくさんの課題と共に学びました。

「圧倒的絶望」から始めて、
「伝えたい相手を笑顔に」する為の学びは、
私のような農家にとっても重要な内容でした。

そんなさとなおラボの卒業生のコミュニティで開催される、
「夜ラボ」と称される会。
各分野で、
もう本当に素晴らしいご活躍をされている方がお話をするんです。

そんな恐れ多い空間で、
私自身のこれまでの人生、
どうして就職もせずカナダに行ったのか、
永住権まで取ったのにどうして帰国して米農家になったのか。

また、
田植えと稲刈りだけではない米作りの本当に事や、
法律にがちがちに縛られているお米の世界、
などなど、
たくさんお話をさせていただきました!

あまりに緊張して夜逃げしそうな日々でしたが(笑)、
もういい大人なので覚悟して臨んできましたよ。

当日は、
ラボ同期で同じクラスだった仲間が、
とっても精巧な手づくりのジャニーズうちわを作って、
応援にかけてつけてくれました!

「農家の星」
「律子大好き」
「祝・初ラボ」
とかはわかるとして、
「ブスって刺して」
には思わず笑っちゃいました(笑)。

本当に嬉しかったし、
心強かった!
っていうか、
涙が出そうになりました!!!

お米のお話では、
未だに「地主」さんとか「年貢」という言葉を使っていることに驚かれたり、
田んぼの広さの単位や、
農産物検査の事など、
毎日食べているお米の世界がこんなにも驚きに満ちている事に、
皆さん大いに興味をもっていただいたようでした。

私も、
すっかり当たり前の事になったお米の世界が、
実は一般的にはあまり知られていない事を、
改めて実感しました。

つづいて、
お米の食べ比べも楽しんでいただきましたよ。

このブログでもすっかりお馴染み、
既にファンクラブも結成されているという噂が聞こえるような聞こえないような(笑)、
ごはんとおとも
の2人。

ご飯に特化したイベントやケータリングを展開している、
(たぶん)彼女募集中の橋本君と、
この2日後に14年付き合った彼女と結婚パーティーをした詫摩君。

2人のプロにお任せして、
土鍋で4種類のお米を炊いてもらいました。

我が家の無農薬コシヒカリ(甘みと粘りのバランスばっちり)
我が家のミルキークイーン(粘りの強い低アミロース米)
宮城県産ササニシキ(さっぱりしたタイプ)
岐阜県産いのちの壱(とにかく大粒)

なかなか一度に同じ条件で炊いたお米を食べ比べるという機会はないもの。
どのお米がどのお米なのか、
果たして皆さん、
食べ比べていただけましたでしょうか?

ぴったり正解したのは数人でした!

何となく違うのはわかるけど、
どれがどれだかわからない。
どれも美味しい
食べれば食べるほど難しい

等の感想をいただきました!

そう!
お米って味の違いを明確に伝えるのが、
とっても難しい食べ物。
ちゃんと農家が作ったお米は、
味に違いはあれどどれも美味しいと思うんです!

だからこそ私は、
どんな人がどういう場所でどんな風にどういう思いで作ったのか、
できるだけ情報をお伝えしていく事が大事だと思っています。

そういう事で、
お米を作っている人に好意を持ってもらったり、
お米を作っている場所に行ってみたいと思ってもらったり、
栽培方法に興味を示してもらったり、
私たちの思いに共感して応援してもらったりする。

そういう事で、
少しでもお米を美味しく感じてもらえるかもしれない。
そんな風に思っています。

がちがちに緊張したプレゼンでしたが、
とにかく場を盛り上げる天才ばかりで、
質問いっぱい、
参加者の皆さんの温かい和やかな雰囲気の中で、
私も何とか最後までお話できました。

終わってみれば3時間!
喋り倒しました!!
疲れた(笑)!!!

最後に記念写真。
いろんな方と撮らせてもらいましたが、
やっぱり同期の仲間との1枚を、
ここに是非アップさせてください!

みんな!
本当に本当にありがとう!!!

場所を移しての打ち上げで。
ホッとしたらクイッとお酒が進み、
夜も更けて疲れもたまっていて、
その後3日間くらい抜け殻のようになりました(笑)。

これこれ、
ジャニーズうちわ。
同期の皆さんの協力、
そしてヌノさんの力作。
愛を感じました?

今回のプレゼンでは多くの方に助けていただきました。
さとなおさん
セッティングしていただいたホンコンさん
暖かい目で見守っていただいた参加者の皆さん
食べ比べのご飯を用意してくれた「ごはんとおとも」
素晴らしい日本酒セレクトのエスポアおおさきさん
ラボ同期8期生の皆さん
そしてラボ8期水曜クラスのみんな!!!
思い出しただけで涙が出そうなくらいですっ!
本当に本当にありがとうございました?

以上、
長々と失礼しました!!

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獅子は脇役?!獅子舞の奉納でした!

2017年11月1日 2:02 PM

気持ちのいい秋晴れが続いています!
この天気が週末も続いてくれればいいのですが、
残念ながら雨予報・・・。

週末は地元の農業祭で、
黒部市の若手農業者団体の一人として参加、
地元のネギや小麦を使ったネギ焼きを販売する予定のともまる。

お天気がもちますように・・・・☆

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
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富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

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いつも農作業がメインのブログですが、
今日は農作業ではなく、
地域のお祭りの様子をお伝えしたいと思います!

10月のとある土曜日、
地元の小さな小さなお祭り、
そう、
観光客なんて誰1人こない、
地域の人が参加して地域の人が見守る、
地域密着型のお祭りがありました。

春は豊作を願うお祭りですが、
秋は豊作を感謝するお祭りです。

本来の意味は薄れているかもしれませんが、
お祭りは米作りと密接な関わりがあるのかもしれません。

この地域の秋のお祭りは、
獅子舞の奉納。

獅子舞というと、
私はここに嫁いでくるまで、
獅子が華やかに舞うんだって思っていたんですが、
違います!

この地域、
というか富山全域がそうだと思いますが、
ここでは獅子が主役ではなくて、
獅子をやっつける天狗が主役!!

大人は大天狗、
男の子たちは小天狗となり、
獅子と対決して、
一匹しかいない獅子をよってたかって、
やっつけます(笑)。

かつては、
その家の長男しか参加する事が許されなかったと聞きますが、
今や少子化や時代の流れからか、
女の子も参加できます。

形を変えながらも、
その時代時代に柔軟に対応して、
こういう伝統を残していくっていいですよね。

うちの娘は、
今回で3回目の獅子舞。

もう身体にすっかり音も踊りも馴染んでいるようですが、
本番はちょっと緊張した面持。
手足をビシッと伸ばして、
真剣な表情で踊っていました。

お昼から始まり、
夕方遅くまで、
神社2か所の奉納と町流し、
頑張りました!

こういう地域のお祭りって、
人手不足でどこも大変だという話を聞きますが、
うちの地域はここ数年、
子どもも増えているし参加したり協力する大人も増えて、
年々賑やかになっているような気がします。

ともまる、
大人になってからも何回か天狗をしていましたが、
天狗の大人、
しかも若手のイキのいい(笑)大人がわんさかいるので、
お役御免に。

今年は、
笛の吹き手として参加しました。

こういう伝統的なお祭りがあるって、
本当に素敵な事だと思います。
たとえそれが、
誰からも注目されない、
ひっそりと地域だけで地域の人だけが参加して見学するものだとしても。

大事な行事として、
この先につなげていきたいと思います!

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