田植えはとっくに終了したけれど、
その片付けがまだ残っていた!
もちろん、
田植え機や苗箱を運ぶラックなんかは
既に洗浄済み。
ハウスの中も片付けた。
がしかし、
苗箱洗い、という世にも恐ろしい仕事がまだ残っていたのだ!!
恐ろしいから誰もやりたがらない。
ちなみに去年は、
嫌だ嫌だと言っていたら、
結局洗ったのが6月末になってしまった!
これではいか~んっ!
ということで、
今年は心を入れ替えすばやく苗箱洗いをすることに。
わたくしもまたまたアルバイトとして参加♪
注:苗箱とは、育苗に使っていた長方形の箱のことです。
まずはおっきな水槽に苗箱をつけておきます。
苗箱には土もついてるけれど、
何よりも稲の根っこがこびりついていて、
これをそのままほっといて翌年も使うと病気の原因になってしまうのだ。
その根っこを取るのに、
あらかじめ水につけておいて柔らかくしておくのです。
ほらっ、
この茶色いのが根っこ。
苗箱の裏にこびりついているので、
硬いブラシでこすって予備洗いをしておきます。
次に、
この苗箱自動洗浄機「洗ちゃん」(←すごいベタなネーミングだ)に、
苗箱を入れて本洗い。
濱田ファームでは、
洗ちゃんで苗箱を2度洗いして、
しっかりと汚れと根っこを洗うようにしています。
洗い終わった苗箱は、
ずらして高く積み上げそのまま乾燥。
きっちり乾いたら作業所にしまいます。
で、
この苗箱洗い。
皆様にはどこがどう、恐ろしい仕事なのか、
全く想像ができないことでしょう・・・。
やればわかります、
すぐに。
もうできれば2度とやりたくない、と思うでしょう。
私もともまるもともパパも、
み~んなそう思いながら、
でも仕方なくやっています。
コツは、
だらだらやること。
張り切ってやると、
すぐに事絶えちゃいます。
無の境地で、
まるで悟りを啓くがごとく、
「静」の気持ちで仕事をするのが肝心。
そうすれば気がついたときには全ての苗箱が洗い終わっている、
はず・・・・?
って、
1日やって終わったのは全体の1/3の600箱。
まだまだ残ってるよ~。
これはラジカセ。
軽トラの上にラジカセを置いて、
FMをがんがんに響かせながら苗箱洗ってま~す。