平成20年産新米の直売についてはこちらをご覧ください。
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数日前から、
我が家に大量にあって処分に困っていた籾殻と米ぬかを使って、
自家製堆肥作りに取り組んでいる濱田ファームです。
これがその様子。
籾殻の量が半端じゃないので、
トラクターまで出動して何だか大掛かりな作業になってます。
去年まではこの籾殻、
田んぼに捨てて燃やして処分していました(こんな風に)。
モッタイナイ・・・。
確かに、
そう、
もったいなかったんですが、
なかなか籾殻を有効活用する時間も余裕もなかったんですよね・・・。
が!
今年は違います!
今年の目標のひとつとして堆肥作りを掲げていたので、
堆肥を作れるように設備も整えたし(っていう程のものではありませんが・・・)、
堆肥作りの予習もしていました~。
毎年何かにチャレンジ!
これが濱田ファームの信念ですから!
籾殻と同様、
これまた大量に発生する米ぬか。
これまでは、
畑の肥料用にお客様へ大量にお分けして処分していたのですが、
せっかく有効活用しようと思えばできる資材があるんですから、
これもきっちりと使います。
この籾殻と米ぬかだけでは堆肥はできません。
+アルファで、
油粕(茶色い物体)、
そしてもうひとつ、
堆肥作りに欠かせない物があるんです。
それはいったい何かといいますと・・・・
VS34というもの。
もともとは、
自然界で落ち葉や枝なんかを分解して土壌に還す、
微生物の1種なんだそうです。
人間・動植物に対して、
安全で速やかに有機物を分解することが確認されています。
これを使って、
籾殻や米ぬかを分解してもらい、
堆肥にしようというわけであります。
(Oさん、もしマチガイがありましたら教えていただけるとうれしいです。)
実はこのVS34が、
けっこういいお値段なんですよね~。
普通に牛糞堆肥を仕入れた方が全然安い!
労力まで考えたら、
ものすごい値段の堆肥になってしまいます。
何でもそう、
リサイクルするとお金がかかるんですね・・・。
でも、
やっぱりこうして自分で堆肥を作るのって、
ワクワクするし楽しいのであります。
籾殻と米ぬかと油粕とVS34の4種類をまぜまぜし、
あとはた~っぷりとお水をまいていきます。
その後は40日ほど寝かせるだけ。
これで堆肥ができちゃうんだそうです。
翌日にはもう既に、
堆肥からもあぁ~っと熱が発生していました。
今では触ると熱いくらい!
フ・シ・ギ。
この自家製堆肥は、
来年の減農薬と無農薬の田んぼに散布する予定。
楽しみだな~。
どうなるかな~。
ちなみに慣行栽培(通常栽培)の田んぼには、
これまで通り、
知り合いの酪農家さんから調達する牛糞堆肥をまきます!
その堆肥散布は、
来月11月の主な作業になる予定。
またこのブログで、
その様子をお伝えいたしま~す☆
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美味しい堆肥
皆さん、こんにちは
文中に登場したOさんです。
VS34について小さな訂正を。
『自然界で落ち葉や枝なんかを分解して土壌に還す、
微生物の1種なんだそうです。』の部分ですが、
1種でなくて何種類もいるんですよ。
その中には、ペニシリウムって呼ばれるアオカビの仲間がいますが…

聴いた事ありますよね? ペニシリン!
そう、抗生物質はこのカビの仲間から発見されたんです。
あとは、酵母菌も入ってます。
でもVS34を使ってパンを焼かないように!!
他には農業の世界でよく聞く放線菌、納豆菌の仲間なんかも…
それに、お酒造りに使われる麹の仲間なんかもいます。つまり、堆肥作りは杜氏の仕事なんです。/drink_sake/}
『ぷは~うめぇ~』
植物がそう言うような美味しい堆肥で育てたら、作物は美味しくなります。堆肥作りは美味しさに直結します、だから、堆肥作りは楽しいんですよ~
確かに牛糞堆肥と比較しちゃうと
お値段はいいですけどね
なるほど~
Oさん、コメントありがとうございます!
先日は商品説明だけでなく、堆肥作りまで手伝っていただいて助かりました。
堆肥はVS34のおかげで順調ですよ。
色んな菌たちががんばってくれているのか、手を入れていられないくらい発酵温度が上がっています!
これは濱田ファームの特色ある米作りに貢献してくれそうです。
これからもご指導よろしくお願いします!