富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

2020.4月の記事

消毒は微生物にお任せ!

2020年4月6日 10:48 AM

週末は、
江ざらい(地域の皆さんと用水のお掃除)に、
田んぼでのトラクター作業、
そしてお米の納品などでバタバタしていましたが、

黒部でも桜が見ごろを迎えている場所も出てきたようです!

こちらの樹齢400年の大きな桜の木は、
それはそれは見応えがありましたよ。

納品の道すがら立ち寄ったのですが、
忙しい日々にすさみがちな心が癒されました♪

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

この先、
田植えが終わる5月下旬まで続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
2:消毒についてお伝えしたいと思います。

数年前までは、
温湯消毒(温かいお湯で消毒する方法)をしていましたが、
今は、
天然由来の微生物資材で消毒しています。

安全で手軽、
なにより確実に病気を予防してくれるこの方法が、
我が家の場合は最適と考えています。

水に資材を投入すると、
ちょっと濁った色になるので見た目が微妙ですが、
しっかりと消毒され病気予防になります。

※今年の消毒作業を撮影するタイミングを逃したので、
過去の写真を使っています。

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●新米のご注文についてはこちらをご覧ください。
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育苗が始まりました!

2020年4月3日 11:34 AM

娘の小学校が本当に予定通りに始まるかどうかはわかりませんが、
今年の米作りは予定通り始まっています!

世界がどんな情勢でも、
季節は廻り、
米作りもまた始まる。

私たち米農家はただただ、
田植えに向けて日々の春作業に精を出すこと、
そして日々のお米のご注文にできるだけ応えること、
それだけです。

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
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富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

春は、
1年の中でも1番忙しく、
田植えに向けての準備が作業所でもビニールハウスでも田んぼでも、
同時進行でいろんな作業が行われていて、
このブログも更新が追い付かないほどです。

中でも、
育苗(いくびょう)と呼ばれる、
田植えの際に植える苗を育てる作業は、
この先田植えが終わるまでの2ヶ月間ほど、
休みなく続くなかなかハードな作業です。

米作り!
というと、
田植えだ稲刈りだと想像されがちですが、
田植えや稲刈りは米作りのごく一部。
1年間の中でも我が家の場合、
たったの20日間ほどの作業です。

それ以外の、
あまり世間では知られていない日々の作業の積み重ねこそが、
米作りの根幹なのかもしれません。

私はできるでけそういう、
世間ではあまり知られていない米作りの様子をお伝えしたい、
そんな思いでこのブログを更新しています。

育苗は、
とってもとっても大事な作業なのに、
しかもかなり長い期間続く作業なのに、
どうしてあまり知られていないのでしょうか。

田植えは確かに輝かしい米づくりの晴れ舞台ではありますが、
田植えの時に植える苗については、
あまり思いを馳せる存在ではないのかもしれませんね。

苗は、
ホームセンターに売っているわけでも、
突然降って湧いてくるわけでもなく、
長い日数をかけて育てていきます。

その作業を、
育苗(いくびょう)といいます。

育苗の工程は以下の通り。

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

小分けから育苗の工程に入れる?
と思う農家さんもいるかと思いますが、
私はそこからが育苗だと思っています。

というか、
こういう1つ1つの地味な作業の積み重ねがあって、
苗に育つわけですから!

小分けは、
この後の工程でハンドリングしやすいように、
種籾(たねもみ=稲の種)をネット状の袋に分ける作業のこと。

種籾は、
前の年の秋に田んぼでたわわに実っていた、
稲穂についている籾(もみ)そのもの。

籾殻(もみがら)を取り除くと、
茶色い玄米になり、
精米すると白米になる。

つまり、
お米そのものが種になるわけです。

お米1粒1粒から芽が出てきて、
苗に成長して、
田んぼに出てさらに成長して、
秋になると稲穂をつけます。

一粒のお米からは、
約500粒くらいのお米が収穫できると言われています。

ご飯茶碗1杯が3000粒くらいとすると、
6粒のお米でお茶碗1杯分になる。
そんな、
すごい1粒1粒をこうして小分けしていきます。

この後は、
すぐ2:消毒へ。
その様子はまた改めてお伝えいたします。

※今年の小分け作業を撮影するタイミングを逃したので、
去年の写真を使っています。

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