富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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タンボマスターへの裏道

転作】 カテゴリの記事一覧

小麦の種まき

2010年11月9日 11:36 PM

もうこの書き出しは読み飽きたかもしれませんが・・・・(汗)、

遅れに遅れていた小麦の種まき、

昨日の暴風雨の天候の中ようやくやっつけました~!

 

 

 

さて昨日の北陸地方は、

まるで台風のような天気。

風もすごいけれど雨もすごかった!

ちなみに今日もなかなか。

今現在外はみぞれみたいなものが降ってます・・・・。

 

そんな中での小麦の種まき。

仲間に「今日麦の播種した」って話をしたらものすごくビックリされた。

そんなにビックリされても、

でもこれまでもこの先も何だかずーっと天気悪そうだし、

もうこの日以外のスケジュールがびっちりだし、

と意を決して突進!

 

したのはともまるだけでなく、

カメラマンでもある私もなんだけれどね・・・・。

とにかくカメラ構えるのが大変。

っていうか、

液晶画面をちゃんと見れない。

適当にパシャパシャ撮りまくり。

 

 

 

写真ではわかりづらいかもしれませんが、

ともまるの髪の毛も逆立っています(笑)。

種(=去年収穫して製粉せずにとっておいた小麦)をタンクに詰め込んで、

よっこらしょっと動力噴霧器を背負います。

 

 

あとは水でぬかるんだぐちゃぐちゃな田んぼに、

ぶい~んと播いてきます。

 

先日のビール麦の田んぼの播種の様子もそうでしたが、

仲間からはあんな田んぼに種を播いても大丈夫なのか?!

と心配されました・・・・。

 

それくらい、

今年は秋の稲刈りの頃から田んぼがずーっとグチャグチャ。

乾く事を知らず。

 

麦は水に弱い作物なので、

グチャグチャの田んぼはあまりよくないのは重々承知してはいますが、

これがザ・農業!

天候にはさからえず。

なので強行突破あるのみです!!

 

ビール麦の播種

2010年11月4日 3:04 PM

いつも同じようなことを書いていますが・・・・、
転作の麦、
大麦に続いて、
遅れに遅れていたビール麦の播種、
ようやくやっつけました!

 

晴れたらビール麦、
晴れたらビール麦、
って念仏のように唱えていたのに、
全然晴れない!
どころか、
雨ざーざー。

田んぼはご覧のような状態で、
起こしていても何だか田植え前の田んぼみたいで・・・・。
 

この日もやっぱり、
トラクター2台体勢で。

手前にともまる号。
そして奥に、
って書いても小さすぎて全然見えてないけど、
奥にはともぱぱ号が走ってます!

 

 
猛スピードで溝を切りまくるともぱぱ号。

溝は、
麦の大敵の水の排水を良くするため、
必ずきらなくてはいけないもの。

溝ができたときにはもう、
辺りはすっかり真っ暗に。
暗くなるのが早くなってきて、
田んぼ作業もあまりできない時期になってきました~。

播種(はしゅ=種まき)は翌日にお預け!
そしてこれでようやく、
土作りの一環でもある堆肥散布の作業に移れそうです!

11月は土作り強化月刊。
堆肥を散布して、
田んぼを起こして、
水を貯めて、
来春の米作りに挑みます!

———————————

 

 

平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。

 

 

 

大麦の播種

2010年10月18日 2:02 PM

先週やっつけるはずだった、
大麦の播種(はしゅ=種まき)。
ともまるの腰痛でのびのびになっていましたが、
何とかやり終えました~。

 

稲刈りした田んぼ。
1ヶ月近くたって、
ご覧のように青々とした稲が成長中。
このままほったらかしにしておけば、
また穂が出てくるくらい生命力旺盛。

その田んぼに、
まずはトラクターで肥料を播いていきます。
後部に取り付けられた、
バケツのような入れ物の作業機ブロードキャスター、
略してブロキャス。

この中に肥料をたっぷり入れて、
肥料をフリフリ播きます!

 

お次は、
ともまる号&ともパパ号のトラクター2台体勢。

ともまるは、
今度は作業機をブロキャスから溝切り機に切り替えて、
排水をよくするための溝をほっていきます。

麦はとにかく水を嫌うので、
溝切りはしっかりと!

 

ともパパ号の方はというと、
作業機はロータリーで、
田んぼを起こしていきます。

おっ、
ともパパにしては真剣な顔つきで、
ちゃんと起こしてるな。

転作の麦の農作業は、
ともパパには基本的には手伝ってもらっていないのですが、
今年はともまるの腰痛もあって無理矢理お願い。

  

起こし終わったら、
今度は動力噴霧機で種をぶい~んと播きます。

20kg以上もある動噴を担ぐのは、
腰痛のともまるには辛い状況でしたが、
もうどーにもこーにもスケジュールがオセオセだったので、
しょうがない。

ちなみに、
楽チンだと思われるトラクター作業の方が、
腰にくるそうですが。

空はもうすっかり秋。
いいお天気が続いていて行楽日和ですね~。

米農家は、
表向きは稲刈りが終わって暇そうに見えるかもしれませんが、
転作(正式には生産調整、他に減反ともいいます)の作業がどうしてもついてまわるので、
行楽シーズンはまだまだ先のこと。

うちは麦ですが、
やっとこさ大麦が終わり、
この後ビール麦・小麦の播種が待ち構えています。
多くの大農家さんは大豆の転作を選んでますが、
大豆は麦よりもきっと、
ずっとずっと大変なはず。
稲刈り直後からの大豆収穫にまだてんてこ舞いのようです。

ところで、
今日の朝日新聞の朝刊一面は、
米の問題について報じられていました。
米農家きびしーっす。
我が家は、
これが仕事でもあり生活の糧でもありますが、
なるべく楽しんで米作りをしよーとしています。
かなり楽観的です。
が、
現実は政策に振り回される事もあり厳しい面もあるのかなぁと。
特に今年は天候面でも悩まされて、
初めて笑えない状況になってきました。
はははは。

まっ、
ダメだったらダメで、
南の島か故郷のカナダに移住すればいいか。
な~んてね。

その記事の内容は明日にでも。

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平成22年産・新米の直売については、

こちらをご覧下さい。

麦の準備はかどらず・・・・

2010年10月13日 11:06 PM

今週は、
転作の麦の週間にしようと思っていたのに・・・・。

昨日は土壌改良剤を田んぼに播き、
今日は種の消毒をして、
明日は田んぼの耕起と播種(はしゅ=種まき)をして、
さらには週末小麦(自家用)までやっつけちゃおうとしてたのに・・・・。

なのになのに。

昨日からともまる、
腰を痛めてほとんど役に立たない状態。
ぎっくり腰とかではなくって、
じわじわ、じわじわ痛みがやってきて、
そして動けなくなるという症状。

忙しかったり、
農機具にずっと乗り続けていたり、
重い米袋を毎日毎日持っていたり、
で、
腰に負担がかかってたんだよね。

実はもともと腰に悩みを抱えていたともまる。
数年前にもこれに似た症状がありました。
病院に行ったけれど、
腰ってイマイチこれ!といった処置がないようで。
安静に。
って言われても!
今日はこれ、明日はあれ、しなくちゃいけないんだよー!
ってな状態なわけで。

 

何だか天体望遠鏡に見えるのは私だけ?!
これ、
丸い桶に種を入れて、
グルグル混ぜながら消毒剤を入れて種をコーティングする機械。
もちろん借り物。

ここでおさらい!
濱田ファームはMHK会所属です!

M=もらう
H=ひろう
K=かりる

何とか麦の種を消毒はできたけれど、
さてともまる、
明日トラクターに乗れるんだろうか・・・・。
かなり不安。
しかも大口のお米配達もあるし・・・・。
30kgばかり23袋。
やっぱりか弱い私がやるしかない?!
ぎゃぁ~、
どうしよぉ~(号泣)。

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平成22年産・新米の直売については、

こちらをご覧下さい。

転作田の耕起

2010年9月6日 3:46 PM

あああ~、
台風が近づいてきている~。
もうあとちょっとで刈り取りなのに~。
どうか、どうか、
稲が倒れませんように~。

注:倒れても、大変なだけで刈り取りはできます!

連日稲刈り準備に追われていて、
とても田んぼにでる時間がとれないともまるですが、
先週末は久しぶりのトラクター作業!

ビール麦を刈り取った(6月9日)あと、
雑草がすごい事になっていたので、
トラクターで耕起して(7月17日)、
ただ耕起しただけではまた雑草がスゴイ勢いで生えてくるので、
緑肥の種をまいて(記事なし)、
その緑肥がこんな風にモリモリに生えてきたので、
またトラクターで耕起。

緑肥は、
土に漉き込んでやる事によって、
土の肥料分となります。

いつも麦跡の田んぼには、
このクロタラリアという緑肥を育てています。

稲刈りが始まっちゃうと、
この先10月中旬ころまで、
つまり新米のお届けが落ち着く頃まで、
身動きが取れなくなっちゃうので、
今のうちにこうやって漉き込んでやります。
と、
順調にバリバリ作業をしていたんですが・・・・

私がこの写真を撮ったわずか30分後・・・・

なんか、
でっかい部品がポロンと取れちゃいました(笑)。

もうね、
当たり前けれど、
まったく動かず。
そして、
ここまで大きい備品だと、
とても自分では直せず。

昨日ヨロシクと宣言したばかりの、
農機具のKさんを即呼び出し(笑)。
すぐに直してもらいました♪
あ~、よかった~。

Kさん、
ありがとうございました!

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