富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

農業の世界】 カテゴリの記事一覧

1年間の総決算

2014年2月6日 11:49 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

朝からしんしんと雪が降る黒部です。
そして寒いです!

雪かきは今のところ、
しなくても良さそうな、
した方が良さそうな、
微妙な感じです。

ところで、
寒いなんて言っていたら、
怒りの声が太平洋を渡って届きそうなくらい(笑)、
カナダ(カナディアンロッキー)は寒いみたいですねぇ。

どうですこの気温!
体感温度なんて-34℃です!!
寒いっていうか、
痛そうですねぇ・・・(笑)。

かつて私、
こんな寒い所に住んでいたなんて、
とても信じられません(笑)。

さて、
ここ最近ずっと、
1年間の経営状態の総決算を確認すべく、
簿記の入力に励んでいました。

1年間の全ての仕分けを入力、
そして何とか決算書ができました。
ホッ。

あとは、
税理士の方にお任せして、
確定申告にのぞみたいと思います!

『絆のイコン』個展のお知らせ

2014年2月4日 2:36 PM

朝から雪が降っている黒部です。
先週があまりにも暖かかったので忘れていたんですが、
そういえばここ、
雪国でした・・・・(笑)。

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

今日は、
ともまるは作業所にこもって何やらトラクターをいじっているようですし、
私は私で決算書作成作業に集中しているんですが、
その様子はまた改めて。

今日は、
同じ黒部市内の先輩農家・ススムさんの、
彫刻作品の個展についてお知らせさせてください!

えっ、
農家?
で、
彫刻?
個展???

そう、
先日うちに遊びに来てくれたススムさん、
米農家でありながら、
芸術家なんです。

いや、
芸術家なんだけど、
米農家というのが正しいか(笑)?!

春から秋は、
ひたすらお米を作り、
冬は作品作りに没頭している方です。
ステキ!

そんなススムさんの個展が現在、
砺波市美術館で開かれています。

その名も、
至高の精神展15・加治 晋『絆のイコン』

2014年2月1日 ~ 2014年3月2日
2階 市民ギャラリー(無料)。

イコンとは、
もともとギリシャ語で「形」「像」という意味。
日本正教会では、
キリスト,聖母,聖人などの聖画像を現すそうです。

普段、
芸術からは程遠い生活を送っている私たちですが、
ススムさんの作品を見に行かなくては!
と、
張り切って砺波(黒部から高速で1時間半くらい)へ出かけてきました。

砺波というと、
チューリップで有名な場所。
毎年春に開催されるチューリップフェアは、
全国からのお客様で賑わうとか・・・。

とか・・・、
って、
私たち実は知らないんですよね・・・。
というのも、
春は1年で最も忙しい時期。
とてもチューリップを見ている暇はありません・・・。

砺波市美術館は、
チューリップフェアが開催される公園内にありました。

入口に、
ドドーンと個展の巨大なバナーが!

関係ない私たちですが、
何故か鼻高々になっちゃいました♪

ススムさんの彫刻作品は、
木を彫ったものではなく、
石と金属でできています。

石と金属というと、
少し冷たい無機質な印象を受けがちですが、
丸みを帯びた作品からは温かみが伝わってきました。

ススムさんの家族だったり、
新しい命を宿る事をイメージした作品なんだそうです。
だからかもしれません。

実は、
ススムさんのお子さんと、
うちの娘は同じ保育園のクラスメイトでした。

そういう事もあって、
娘もナオ君パパの作品♪
と、
うれしそうにしていました。

米作りと芸術って、
何だかかけ離れた世界のように思えるんですが、
ススムさん曰く、
石を磨くのと代かきをするのと、
何ら変わらないそうです。

へぇー!
ほぉーっ!?

丁寧に石を磨いて磨いて、
それがあるからこそ良い作品ができるのと同様、
丁寧な代かきがあってこそ、
田植えがスムーズにいく。
そんな感じなのかしら?
と、
芸術に疎い私はボンヤリ思いました。

2月2日には、
アーティストトークがあって、
作品についてススムさん自身の解説を聞く事ができたんですが、
この先、
2月22日(土)には、
公開制作というイベントもあるそうです。
もちろん!
ススムさんご自身がその場で制作される様子を、
生で見る事ができるようですよ。

お時間のある方は、
是非!

※業務連絡です!
こーよーさん、
ススムさんはこーよーさんの後輩で、
金沢美術工芸大学のご出身だそうです★

お米の食べ比べ

2014年2月1日 5:05 PM

皆さんこんにちは!
1月もあっという間に過ぎ去り、
今日から2月ですね♪

そんな勢いできっと、
3月になり4月になり5月になり・・・、
そして12月になってしまうんでしょうね・・・。
当たり前の事を書いていますが・・・。

時の流れの早さについていけない日々を送っていますが、
1つ1つ、
やらなくてはいけない事、
やっておくべき事、
やっておいた方がいい事、
優先順位をつけながらもしっかりと取り組んでいきたいところです。

そして、
やらなくてはいけない事の1つが、
今日のこのブログの記事。
平成25年産のお米の食べ比べレポートです!

米農家なもんで、
当たり前のように家にお米があるわけで、
お米を買う必要は全くない我が家。
となると、
全国各地のいろんな品種のお米を食べ比べる機会は、
自ら積極的に作っていかないと恵まれません。

「うちのお米が一番!」というのは、
良い面と悪い面があると私たちは考えるので、
なるべくいろんなお米を食べるようにしています。

勉強にもなるし、
おもしろいし、
美味しいしね♪

それでは、
平成25年産のお米食べ比べ、
トップバッターはこちら!

お願いもしていないのに、
我が家にある日突然届いたお米・・・・(笑)。
えぇ、
送りつけられたわけです・・・(笑)。

このブログを通して仲良くなった、
愛媛県の農家・井上農園(→音が出ます♪)さんの「にこまる」という品種のお米です。
井上さん、
その節はありがとうございました!!

「にこまる」という品種は、
富山県民にとっては馴染の薄いお米なんですが、
長崎から有名になって、
今や西日本の広い地域で作られているそうです。

とにかく、
粒が大きくてしっかりとした印象。
とても存在感のあるお米でした!
あっさりとした味わいなので、
いろんなお料理に合うと思いますし、
あっさり志向の強い今時の方にはニーズの高いお米だと思いました。

何より、
その名前がかわいいじゃないですか!
にこまるを食べてにっこり笑顔になれそうです!

お次は、
同じ富山県のお米、
ビーアンドベッチ西島ファームさんのミルキークイーン!

ミルキークイーンといえば、
低アミロース米で粘り気が強いのが特徴。
冷めても美味しいと人気のある品種ですよね。

粘りを求めるなら、
コシヒカリよりもミルキークイン!
西島ファームさんのミルキークインも、
もっちもちで美味しかったです♪
お弁当やおにぎりにバッチリなお米だと思いました。

とはいえ、
やっぱり何だかんだいってもコシヒカリ!
しかーも。
コシヒカリと言えば新潟(福井発祥だけど)!
新潟といえば魚沼!!

というわけで、
魚沼産コシヒカリ、
しかも棚田の無農薬のお米、
お取り寄せしてみました。

これだけ揃っていれば、
絶対に美味しくないわけがない!
はずなんですが・・・(笑)。

美味しさを決めるのって、
そういう品種とか産地とか田んぼの特性とか農薬使用状況とか、
そんなんじゃないんですよね。

ご飯の炊き方にも左右されるだろうし、
ご飯をどこで誰とどんな状況で食べるのかというのもポイント。
さらには、
そのお米が誰がどういう風にどんな思いで作ったのか、
そういった情報によっても、
味が大きく変わってくる、
と思うんです。

今回わたしは、
ただ産地と品種で買っただけで、
きちんとどんな農家さんがどんな風に作ったお米か、
を調べていませんでした。
だから思ったより、
美味しく感じられなかったのかもしれません。

あっ、
誤解のないよう、
お米は美味しくいただきましたよ~♪

次は、
長野県のがんも農場・黒田君のお米。
君づけだし・・・。
だって、
見るからに若いからね。
ね、
黒田君(笑)。

黒田君との出会いは、
これまた不思議なご縁で。
ともまるの20年来の車仲間のツチヤさんが、
ふらふら(笑)と飲み歩いていた先のバーで、
たまたま知り合ったのが黒田君。
ツチヤさんが知り合いに米を作っているヤツがいる、
という話がきっかけで出会いました。

ヒルズマルシェで。
しかも目の前にいるし。
そう、
黒田君もマルシェに農家仲間と共に出店してたんですー。

そこで買ったのが、
上の写真のお米。
コシヒカリなのでコシヒカリならではの、
安定した安心の美味しさ。

若さにまかせてこのまま、
突っ走った米作りをしてほしいなーと思います。
若いのはもうそれだけで、
特権なのだよ、若者よ。

最後に、
ちょっと変わったお米。
これまたひょんな事からお知り合いになった、
タカベさんという方からいただきました。

富山県の朝日町という新潟との県境で、
田んぼアート用に栽培された、
いろんな品種が混ざったお米です。

古代米に赤餅、コシヒカリなど、
6種類のお米(玄米)だそうです。

白米に小量を混ぜて、
雑穀感覚で炊いた方がいいんでしょうが、
何かもったいなくて(笑)、
全て玄米のまま、
塩少々を入れて圧力鍋に投入ー!

黒米の色がどうしても勝ってしまうので、
炊きあがりはご覧の通り、
まっ黒けっけのご飯になってしまいました(笑)。

でも、
一粒一粒しっかりとした味わいで、
美味しく面白くいただきました!

タカベさん、
ありがとうございました!

本当はもっともっといろんなお米、
今話題の森のくまさんとかも食べて見たかったんですが、
今回はここまで。

井上さんみたいに、
我こそはもっと美味しいお米を濱田ファームに送りつけたい!
という方がいらっしゃいましたら(いるか・・・笑?)、
どうぞ事前にご連絡の上でお願い致します★
あっ、
決して送ってほしいわけではありませんので(笑)、
よろしくお願い致します。

晴れの日でもオフィスワーク

2014年1月8日 4:04 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

今年こそは、
じっくり落ち着いて丁寧に生活をしたいなぁと思っていたのに、
そんなのやっぱり現実的には無理!
毎日しっちゃかめっちゃかな日々を送っています・・・。

なので、
ブログの更新も滞りがちになってきました・・・。
スミマセン・・・。

毎日更新!
とうたってたこのブログも、
いつからか、
ほぼ毎日更新!
へと変わり、
今ではお休み中の更新はなし、
休みじゃなくても更新はなし、
になりつつあります・・・。

というのも、
一昨年くらいから仕事の量が増えてきて、
自分のキャパを超えてるなぁと感じ始めていました。
そんな中で、
このブログ更新が大きなプレッシャーになっていたんです。

それでも何とか頑張っていたんですが、
仕事のしすぎ?
それとも年齢のせい??
いやいや単に飲みすぎか(笑)???
去年は何度も体調を崩してしまい、
家族にも大きく迷惑をかける事がありました。

なので今年は、
ちょこっとだけ仕事をセーブして、
無理なくやっていけたらなぁと思っています。

このブログを楽しみに、
それこそ毎日何度も更新されているかチェックしていただいていた方(いるかしら・笑?)には、
本当に申し訳ないのですが、
今年はそんなわけで数日に1回程度の更新になるかと思います。
どうぞよろしくお願い致します!

さてさて昨日は、
富山県民のfacebookもTwitterも、
立山連峰祭りか(笑)?!というくらい、
皆さん立山の写真をアップしていましたー。

まぁ、
それくらい良いお天気だったわけで、
例にもれず私も田んぼに出かけて写真を撮ってきましたよー。

でも、
晴れていたのは昨日だけ。
今日はいつものように(笑)すごい灰色の空です・・・。

晴れたら農作業!
が農民の基本ですが、
去年の暮れまでにトラクター作業も草刈りも、
考えられる農作業はほとんどやってしまったので、
昨日はともまる、
1日家にこもってのオフィスワークでした★

オフィスワークというか、
ただ単にお絵描き?色塗り?しているだけみたいですが、
これ、
かなーり頭の痛い作業みたいです。

田んぼにはそれぞれ、
1枚1枚地番と呼ばれる住所みたいな番地があるんですが、
それが今年から微妙に番地が変わったようです。

変わったら最後、
今度はその地番の田んぼがどの田んぼなのか、
探すのが大変!

しかも、
世帯主の交代などで地主さんの名前が変わっていたり、
ただでさえこの地区は、
地主さんの名字がほぼ全員一緒なだけに、
ともまるは四苦八苦していました。

地番を確認したら今度は、
地主さんとの利用権設定の確認。
これがまた大変。

地主さんの世代交代が進んでいて、
この地域にいない人も多いし、
自分の家の田んぼに無関心な人も。

今はまだ、
ここで生まれ育って、
地主さんの家の事もよく知っているともパパがいるから、
何とかなっている。
でも、
10年後とかは地主さん音信不通、
なーんて多々ありそうな予感・・・。

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平成25年産の新米、好評販売中です!
ご注文方法など、
詳しくはこちらのページでご確認いただけます。

こだわり栽培コシヒカリ → 残りが少なくなってきました!
減農薬コシヒカリ → 完売しました!!
無農薬コシヒカリ → まだ在庫に余裕あり。 

ディスプレイの勉強@6次産業化研究会

2013年11月26日 5:34 PM

こんばんは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

東京のマルシェから戻って来て、
私たちにとっては今日からが仕事始め。
本当なら今日のブログでは、
恒例のマルシェレポートをお届けしたかったんですが、
分刻みのスケジュールになってしまい、
もう既に時間は17時半・・・。

レポートはまた、
明日以降の宿題とさせてください★

分刻みの原因となったのは、
今日の午後から新川振興センターで開催された、
6次産業化研究会。
分刻みになるのは目に見えていたんですが、
どうしても参加したかったので無理やり気味に出かけてきました!

※振興センターとは、
農業・林業等を振興するための地域機関。
農業振興や農家に対する普及・支援活動などなどを行っていて、
農家とは密接な関係先であります。

※6次産業化とは、
農業・水産業などの第一次産業が、
食品加工や流通販売をしていこうという造語。

今回の勉強会では、
売れる商品作りや売り場の見せ方などを、
講師の羽根先生に教えていただきました。

羽根先生は、
富山のお土産センスを著しく向上させた、
幸のこわけ」や「べつばら富山」などの商品開発に携わった方。

「幸のこわけ」なんかは、
富山のお土産として本当に良いですよね~。
黒部周辺で気軽に買えないのが残念ですが、
富山きときと空港なんかでは大人気だそうです!

富山空港、
知らない間に富山きときと空港になっていた・・・(笑)。
まぁ、
遊び心があっていいと思います(笑)!

今回は
「富山のあたりまえは東京のとっておき」という内容の講演の後、
グループに分かれてのワークショップ。
実際にディスプレイしてみようと、
それぞれが持ち寄った農産物や加工品を飾ってみました。

私は一応、
「若手女性農家」というグループに入れてホッ・・・(笑)。

若手もそうでない(笑)グループも、
あーだこーだとそれぞれ個性のあるディスプレイに仕上がりました!

それに対して、
羽根先生からいろいろとアドバイス。
やっぱりプロの方の指導は的確です!
すごーく参考になりました!!


私たちはいつも、
マルシェのディスプレイで悩みます。
什器をあれこれ持っていければいいんですが、
車の積載容量に著しい制限がある為、
什器はほとんど持っていけない。

でも、
上の写真のように、
段ボールを使ったり、
30kgの米袋をくしゃくしゃっとボリュームを持たせて飾ったりと、
私たちでも取り入れやすい方法がいくつかありました。

次回12月のマルシェ、
特に什器が用意されていない六本木のヒルズマルシェでは、
見違えるようなディスプレイになっている事をお約束しましょう!!
どうぞお楽しみに!

今回の研究会を企画していただいた、
振興センターのササハラさん、
ありがとうございました!

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生産者と消費者をつなぐ都市型の市場、
マルシェの12月の出店情報は、
以下の通り。

●12月21日(土)
ヒルズマルシェ@六本木アークヒルズ
10:00~14:00

●12月22日(日)
青山ファーマーズマーケット@国連大学前
10:00~16:00