富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

農業の世界】 カテゴリの記事一覧

こめプロの新米キャンペーン始ってます!

2012年10月4日 5:18 PM

最近、
ご飯を作る事を放棄している、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

だってだって、
忙しいんだもん・・・。
朝は、
ともまるの担当ね。
朝食くらい用意してくれても、
いいじゃない?
パンとコーヒーとフルーツという簡単な朝食だけど、
それでも十分ありがたい。

お昼は、
前日の残りに冷凍食品チーン。
または、
お惣菜チーン。

夜は、
さすがに娘がいるので一応作ってます。
いえ、
作ってました。
でも今晩は、
もう作る時間も元気もなさそうです・・・。
なので、
外食かな♪
えへ♪♪

さてさて、
こめぷろの活動も新米にあわせて動いております!

こめぷろ・・・?
という方は、
この日の記事や、
これまでの記事一覧をご覧ください。

ま、
一言で簡単に言うならば、
「黒部の若手農家による、
お米を直売しようプロジェクト」です。

この日は、
メンバーが集まって新米の販売準備。

皆、
稲刈りが終わったとはいえ(終わっていない農家も若干名)、
まだまだ続く籾すりや、
次の大豆の刈り取りの準備などに追われて、
忙しいこの時期。

時間をやりくりしての集合です。

じゃじゃーん!

黒部の若手(?)6農家の、
お米食べ比べセットができましたー!

全て、
黒部産。
全て、
コシヒカリ。
あなたの舌が試されます(笑)。

なーんて、
気楽に食べ比べしてもらい、
その中からお気に入りのお米を見つけてもらえたら、
うれしいです。

このセットは、
道の駅・宇奈月のみでの限定販売。
450g(3合)×6袋で2400円です。
お土産やご贈答用にオススメ。

そしてこちらは、
黒部のショッピングセンター・メルシー内にある、
スーパー・アイルさんでのキャンペーン。

その名も、
「俺たちのお米を食べてほしい」。
ストレートです!
ストレートすぎます!!
こめぷろのメンバー、
直球勝負が好きなようです(笑)。

こちらは、
セット販売ではなくばら売り。

同じく450g(3合)で1袋330円ですが、
3袋まとめて買うと900円とちょっとお得です。
パッケージもそれぞれの農家の特色が出ていて、
なかなか興味深いところです。
パケ買いしてもおもしろいですね!

ご家庭で、
気軽に食べ比べしてみてはいかがでしょうか?

各農家のフライヤーも用意されています。

「黒部のお米」、
から、
さらにもう一歩踏み込んで、
どの「農家のお米」、
にしようか。

そんな楽しみを味わってもらえたら、
と思っています。

こめぷろ、
どうぞよろしくお願い致します!
もちろん、
こめぷろのフェイスブックページ(→こちら)もありますよ★
「いいね!」を押して、
最新情報をチェックして下さいね!
というわけで、
担当のオカコイ君、
更新よろしくね(笑)。

土遊野さんを訪ねて

2012年8月29日 11:10 AM

以前から交流させていただいている、
富山市の山奥(旧大沢野)で、
小規模・有畜・循環型の農業をされている、
土遊野(どゆうの)さんを訪ねてきました!

まずは、
その景色にビックリ!

山奥とは言っても、
すぐ近くは普通の市街地なんですよ。
それが、
ちょっと山道を登っただけでこの景色!

ものすごい(笑)棚田です。

ご案内していただいたのは、
土遊野のお母さん・橋本順子さん。

1981年に都市から富山に移住され、
だんなさんと娘さん、
そしてたくさんの研修生の若者と、
この中山間地で農業をされています。

アイガモ農法で育てた有機の田んぼは、
とても除草剤を使ってないとは思えないほど、
キレイでした!

ヒエなんて、
ほとんど生えてないの!
もうビックリ!!

うちの無農薬の田んぼなんて、
恥ずかしくてお見せできません・・・(^_^;)

場所的には、
神通川の山手の方。

川向こうには市街地が広がってます。
とにかく、
見晴らし最高!

県内外からの研修生の若者が多く働いていて、
炎天下の中、
ネットの片づけをされていました。

自給自足的な生活をされているので、
水車を利用しての水力発電や、
ソーラーパネルでの太陽光発電、
電気自動車などなど、
私たちにとっても興味深い取り組みを実践されています!


他にも、
見どころがたくさんありすぎて、
お母さん、
弾丸トーク(笑)で一生懸命説明してくださいました!

左上:生活用水は沢から
中上:五右衛門風呂
右上:手作りの登り窯

左下:乾燥施設
中下:鶏のエサも自家製
右下:ヤギも数匹いました!

そうそう、
有畜循環型の農業をされているので、
育てた飼料米やクズ大豆などで鶏のエサを用意し、
鶏糞を肥料として田畑に使っていらっしゃいます。
素晴らしい循環です!

鶏舎にも、
もちろん案内してもらいました。

鶏いっぱい★
そして、
生まれたてホヤホヤの温かい卵!

60を前にして、
毎年様々な事にチャレンジする情熱に、
圧倒されました!
そして、
とても良い刺激をいただきました!!

今回の訪問を参考に、
私たちもまた来年からの、
新たな取り組み・チャレンジを考えていこうと思いました。

橋本さん、
ありがとうございました!

福島の農家・四季彩菜工房さんを訪ねて

2012年8月19日 7:10 AM

今日は、
お盆休み中に視察でお伺いした、
福島の農家・四季彩菜工房さんのレポートをお届けいたします!

いやぁ、
福島遠かった・・・(笑)。

富山からだと手前の会津なんかは気軽に行けますが、
四季彩菜工房さんのある東白川郡は、
猪苗代湖のもうちょこっと先から南へ降りた、
もうすぐそこは栃木県という場所。

ま、
近くても遠くても、
車中では寝ているだけの私なので、
気づいたらこちらの素敵な建物の、
四季彩菜工房さんに到着していました(#^.^#)。

四季彩菜工房さんは、
農家民宿もされていて、
こんなところで寝泊まりもできるし、

屋根付きの作業場には、
ど~んと石窯(もちろん手作り!)まであって、
ピザ焼き体験もできちゃいます!

お昼頃到着した私たちも、
早速ピザを焼かせてもらいました。

とその前に、
畑で採れたトウモロコシとサラダを、
いただきま~す!

トウモロコシ、
私も人生うんじゅーねん生きてきて、
それなりに美味しいトウモロコシを食べてきたつもりですが、
あまかったです・・・。

ここのトウモロコシが、
一番美味しかった!!!

まずは、
奥さんのお手本から。

米粉入りのピザ生地をのばして、
ピザソースを塗り塗り、
あとは好きな具材をのせたら石窯へ!

あっという間にピザ、
焼き上がり!

石窯で焼くピザって、
どうしてこんなに美味しいんでしょう!
中はふっくら、
外はパリッと。

単純な私は、
うちも石窯欲しい!
庭だけは広いんだから、
石窯の1つや2つ(もいらないけど・・・)、
あってもいじゃん!

そう決意したくらい、
感動の美味しさでした♪

もちろん、
何でもやりたい派のcocoも、
ピザ生地をまるで粘土遊びのようにしながらも広げて、
cocoオリジナルを作ってましたよ。

すごい楽しかったみたい。
子どもにはこれ、
イイネ!

焼けたピザは、
アツアツをいただきま~す!

デザートにはこんな、
桃とチーズのピザ(写真右)まで出てきました!
桃?
ピザだよ?!
と、
皆さん思うでしょう。

これがですねー、
すんごく美味しいの。
ウソじゃないから是非試してみてね。

生クリームを広げて、
桃とちょこっとのお砂糖、
それにチーズ。
簡単にできますよ~!

ピザに夢中になって、
遠路はるばるここにやってきた目的を忘れそうになりましたが、
そうそう、
視察です、視察!

ご主人の案内で、
田んぼを見せていただきました。

四季彩菜工房のご主人・吉田さんとは、
青山のファーマーズマーケットで知り合いました。

お互い農家、
作ってるのは米、
しかも無農薬、
と、
書いてみるとライバル同士みたいになっちゃいますが、
吉田さんも奥さんも、
すごーく親切でですねー、
私たちは勝手に親近感を覚えていたんですよねー。

しかも、
紙マルチ田植え機を使っての無農薬栽培と聞いて、
今後は私たちもその方法での面積拡大を考えているので、
これは是非一度、
お話しを聞きたい!と思い、
今回の視察となったわけです。

これまで視察でお伺いしたどの農家さんもそうでしたが、
吉田さんにも本当によくお話ししていただき、
いろんな情報を教えていただきました。
そこに、
企業秘密はない!
ていうくらい・・・・(笑)。

無農薬栽培の事、
紙マルチの事、
WWOOFの事、
加工の事、
などなどなどなど。

今回お伺いしたお話しを、
今後の濱田ファームの米作りにしっかりと活かしていきたいと思います!

さぁ、
お楽しみの夜ご飯ですよ~♪

何だかものすごいスピーカーに、
興味深々のcocoと格闘しながら(苦笑)、
他のお客様と一緒にいただきます!


自家野菜をふんだんに使った、
野菜寿司がメイン。

どれもこれもまー、
すんごく美味しいのでありますが、
特に、
万願寺唐辛子とチーズ・トマト、
そしてこれまた自家製のアンチョビをのせたお寿司が絶品でした!

写真には取り損ねてしまったのですが、
忘れてはいけないのが、
どぶろく。
変な物が入っていない日本酒って、
こんなに美味しいんですねー。
知らなかった。
っていうかもう、
あんまり売られている日本酒が飲めなくなりそう・・・。

他のご家族の子ども達と、
それはそれは楽しい時間を過ごしたcoco。

ちょっと上のお姉ちゃんはものすごく面倒を見てくれるし、
お兄ちゃんたちもそりゃ年頃ですから、
愛想が良いわけではないんですけど、
すごく優しいの!

見よ、この笑顔!
今回の旅で一番楽しそうな写真がこれでした!!

忘れてはいけないのが、
震災の事。

皆さんご覧のとおりの笑顔ですが、
震災のお話しになると顔つきがかわります。
それを聞く私たちも、
気持ちが引き締まりました。

復興は、
全く進んでいないという事。
放射能の問題は、
全く終息していないという事。

それでも吉田さんは、
農業・加工・民宿・WWOOFに加えて、
今後の展開をとても楽しそうにお話しされていたのが印象的でした。

また青山で富山で福島で、
お会いしましょう!
楽しみにしています!!

電話しまくりの日々

2012年7月14日 9:30 AM

メールは確かに、
すごく便利なツールだし、
いろんなメリットもある事は重々承知していますが、
それでも我が家はけっこう電話派。

本当なら、
直接会って顔を見てお話しするのが一番いいのでしょうが、
それはなかなか無理。
だったら、
その次の手段として声を通わせる電話を選びます。

電話は、
お互いの都合さえよければ、
すぐにその場で多くの情報を確認できるのが、
何よりのメリット。

ともまるの携帯は、
ビックリするくらいよく鳴ります。
それに比べて、
私の携帯は、
ビックリするくらい鳴りませんが・・・(笑)。

この日もともまるは、
あっちに電話、
こっちから電話、
で、
ずっとずっと電話電話でした。

電話が苦手な人もいるかもしれませんが、
ともまるは恐らく、
電話が得意な方なんだと思います。

ものすごく礼儀正しく、
かなり好青年(壮年?!)ボイスを出しまくり、
的確に物事を伝える術に長けているような気がします。

普段の、
適当番長っぷりからはちょっと、
想像できないくらい・・・(笑)。

今はとにかく、
車庫の改装の件で方々に電話しまくり。

東京のお米屋さんだったり、
県内はもちろん県外の農家さんだったり、
知り合いの電気屋さんに、
農政事務所まで。

こういう時、
これまで出会って交流を深めてきた人が、
どんなに助けになる事か!
と、
思わざるをえません!!

本当に、
「人との出会いこそが人生を豊かにする。」
ですね。

第5回濱田ファーム会議

2012年3月27日 3:27 PM

こんにちは!
今日はとーっても良いお天気で、
春気分を満喫中♪
の、
濱田ファームの濱田律子です。

ま、
春らしくなってくれば春らしくなってきたで、
気分がソワソワして落ち着かないんですけどねぇ・・・。
ともまるからは既に、
この先2ヶ月間休みなし宣言をされちゃってるので、
今週末からは母子家庭状態・・・。

はて、
どこへ出かけようかしら・・・?
公園と公園と公園と公園、
くらいしか思いつかないー!
しかも公園、
まだ寒いし・・・。

さてそんな中、
毎年春と秋の忙しくなる前にやる、
濱田ファーム会議がありました!

濱田ファーム会議っていっても、
メンバーは濱田家の面々。
ともまると私のトップツー(?)、
忙しい時に手伝ってくれるともパパ、
そして基本的には濱田ファームにはノータッチのともママ、
の4人。

家族ゆえについ、
これくらいは言わなくてもわかるだろう、
これくらいは言わなくてもやってくれるだろう、
これくらいはこれくらいはこれくらいは・・・・、
と甘えがち。

でも、
家族だからこそきちんとこういう場を設けて、
この春の米作りについて、
もう一度意思疎通を図る事が大事なんですよね。

レジュメもきちんと用意します。
春作業の日程や今年の作付面積の確認、
春作業の分担や変更事項などはもちろん、
濱田ファームの経営理念や中長期目標まで書いてあります。

小さい専業農家なんだけど、
小さい専業農家だからこそ、
しっかりと理念や経営目標をたてて、
それに向かって一歩一歩地道に歩んでいってます。

順調に進んで行っているように思われる私たちですが、
ま、
そんなわけないじゃないですか・・・(笑)。
失敗や挫折や悔しい思いも、
当然のように山盛りてんこ盛り。

でも、
家族でやってるからこそ、
そんなイバラの道を乗り越えていけるような気がします!

さ、
春作業の予定もばっちりきっちりギューギューで入ってきたので、
これからギアをトップに入れて、
全開バリバリで突っ走っていきますよー!