富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

濱田ファームへようこそ!】 カテゴリの記事一覧

経営ぶった切り職人、黒部に現る!

2015年9月7日 4:50 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

お天気悪いですねぇ・・・。
台風も来そうですねぇ・・・・・。
しばらく稲刈りできそうにないですねぇ・・・・・・・・。

本当なら、
もうとっくにイタリア米の刈り取りが終わっていて、
そろそろコシヒカリ!
と気合十分な頃なんですが、
ものすごーく肩透かしをくらっております。

稲刈りできず、
草刈りも終わり、
ともまる、
本気でやる事がないようです。

反して私、濱田律子、
マジ忙しくてー、やばいー、
と、
今どきの若者言葉が(正解なのかはわかりません)つい口に出てしまうくらい、
髪の毛振り乱して仕事をしております。

先週から送付している新米のご案内が全国のお客様の元へ届き始めているようで、
一気に新米予約の問い合わせが殺到し、
メールと電話とファックスが次から次へと舞い込んでおります。

嬉しいです。
ものすごーく嬉しいのですが、
機敏に対応できずに凹んでもいます。

ガンバリマス!!!

さて、
さてさてさてさて!

先週は県外からのお客様ラッシュでもあったんですが、
第一弾はご紹介済み
今日は第二弾です!

「鬼の」とか「経営ぶった切り職人」とか、
いろいろ物騒な形容詞が飛び交い、
女性農業次世代リーダー育成塾の受講生を恐怖に落としいれている(笑)、
脇坂さんです!

東京から、
北陸新幹線で来ていただきました。

女性農業次世代リーダー育成塾とは、
農産物や加工品を生産販売するだけでなく、
収益を上げ継続する事業へのステップアップを目指し、
必要な知識とビジネススキルを10ヵ月かけて学ぶ講座の事。

この育成塾にわたくし、
今年の7月から参加させていただいております。

脇坂さんは農業プロデューサーとして、
育成塾の講師をされています。
そして、
私たち受講生をビシバシと厳しく指導されています。

今回は育成塾の指導の一環として、
ちゃんと農業やってるか、
経営状況はどんな感じなのか、
現地にわざわざ足を運んでいただいての聞き取り調査です。

って、
さらっと書きましたが、
北は北海道から南は鹿児島まで、
育成塾の塾生は30人以上!
現地視察も相当なスケジュールのはず。

ですが、
そんな事を感じさせず、
講義の最中には絶対に見せない穏やかなスマイルで、
何やらともまると楽しそうに談笑。

えっと、
本当に同じ人ですか・・・(笑)?
新幹線に乗って田舎に来ると性格が変わるタイプとか・・・(笑)?

写真を撮りまくっていただいて、
ともまるもともまるで、
何だかへんてこりんなポーズで写ってるし。

傍から見ているとおかしな光景なので、
つい私もシャッターチャーンス!とばかりに、
写真を撮っている様子を写真に撮っちゃいました★

田んぼでは、
ともまるとは、
あんなに和やかな雰囲気だったのに、
いざ私への尋問となると途端に厳しい表情の脇坂さん。

私も自然と背筋が伸びで、
真剣な表情で一問一答に答えます。

経営面積から始まり、
販路や経営状況まで、
根掘り葉掘り聞かれまくります。

あのですね、
濱田ファームは基本的にはラテンのノリで、
楽しく米作り♪うふふ♪♪♪
みたいにやっているので、
こういう経営分析とかとは無縁の世界で動いちゃっています。

そこがダメなところでもあり、
今回の育成塾の受講の動機も、
ラテンのノリをどうにかしたい!という思いがあったから。

なんですが、
脇坂さんとお話していたら、
あれ、
このラテンのノリも悪くないのかも。
基本は米作り、
そこはきちんと真面目に実直に。
そして個人のお客様に直接お届けする。
ここもきちんと誠実に確実に。

でもあとは、
楽しそうな事、
やってみたいなと思う事、
そんな直感を大事にして動く。

そして働く時は働くけど、
休む時は休むよー。
お客様に多大なご迷惑をおかけする事もあるだろうけど、
でも濱田ファームのスタイルはまげずに。

そこを理解していただけるお客様に、
我が家のお米を食べたいと思ってもらっているお客様に、
お届けできればいいんじゃないかなと。

規模は小さくとも、
自分たちの目の届く範囲で納得のいく米作りを。

そんな思いを確信し、
脇坂さんには「楽しそうに農業をやっている」とあきれられ(?)、
そう、
楽しくやってるんですーと開き直って、
尋問は終わりました、
チーン。

まぁ、実際は、
楽しいだけの農業ではいけないわけで、
そこはきちんと自覚して、
楽しく農業を続けていける経営を意識して、
この先の課題に取り組まなくてはいけないなと思わされました。

脇坂さん、
ありがとうございましたー!

※一部過大な表現を使っていますが、
脇坂さんはとても良い方です。

※もちろんきちんと指導やアドバイスをいただきました。
ありがとうございます!

※脇坂さんがこのブログを読んでいない事を、
祈るばかりです・・・。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

お待たせいたしました!
平成27年産新米、
ただ今ご注文をお受けしております!!

ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

長野から、濱田ファームへようこそ!

2015年8月31日 2:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

ここ数日雨が降っていて、
稲刈り前の田んぼは相当ぐちゃぐちゃになってしまいました。

あぁ、
今年の稲刈りは、
ちょっとハードルが高くなってしまいました。

乾いた田んぼだとコンバインの操作性が上がり、
ストレスなく快適な稲刈りができるんですが、
ぐちゃぐちゃな田んぼでは、
コンバインがちゃんという事を聞いてくれないので、
かなり作業が遅れがちになります。

遅れるだけならまだしも、
コンバインが田んぼにはまるという最悪な事態も・・・。

この辺りは、
黒部の中でもかなり深い、
底なし沼のような田んぼばかりなので、
コンバインもけっこうはまります。

そういえば数年前もはまったなー。
あの時はそこらじゅうのコンバインがはまりまくって、
救出活動も大変だったなぁ。

今年がまたそういう年にならないよう、
お天道様に祈るばかりです★

さて。
濱田ファームには何故だか、
全国から農家さんや農家を目指す若者が遊びに来てくれます。

なんでだろう?
楽しそうに農業をやってるからかな??

ふふふ、
楽しそうなのは実はうわべだけ、
実態はかなり過酷なんですけどね。
皆さん、
騙されてますね、
ふふふふふ。

そして今回も!
騙された若者2人が長野から遊びに来てくれました!

いえ、
騙しても私たちには何のメリットもないんですけどね。

このお二人、
がんも農場という屋号で頑張っておられる、
クロダ君ご夫妻です。

正真正銘の新規就農、
東京でのサラリーマン生活にピリオドを打ち、
今は長野で頑張って米作りをしています。

いやぁ、
すごいなぁ、
何もない所から一から米作りを始めるのって、
相当にすごい事ですよね。

米作りってとにかく農機具がたくさん必要で、
それを購入する資金がとにかく新規就農者にとってはネックなわけです。
我が家は今でもMHKで何とかやってますが、
クロダ君も就農6年目にして未だにコンバインを持っていないんだとか(笑)。

わかります、わかります!
コンバイン、
超高いもんねぇ。
うちも今のコンバイン壊れたら、
農家やめる宣言をずっとしてるくらいだもん(笑)。

注:MHKとは、
M=もらう
H=ひろう
K=かりる
の事。

今回は、
無農薬の田んぼが見たいというリクエストにこたえて、
あえて草取りしていない草ボーボーの圃場をご案内しました(*^^*)

どーだー、
これでもかー!
っていうくらい草が生えてるだろー。
これで満足だろー(笑)。

実はクロダ君とは、
以前からの知り合い。
というか、
ともまるの友達の知り合い。

というかというか、
詳しく書くとなんじゃそりゃ?というご縁なんですが、
ともまるの車関係の友達、
仮にGナマさんという名前にしておきましょう。
そのGナマさんが入り浸ってるとある東京のバーで、
たまたま隣り合わせに座ったクロダ君。

ふと米作りの話になり、
Gナマさんが俺も米作ってる友だち(→ともまるの事)がいると盛り上がり、
Gナマさんからクロダ君という米作りを頑張ってる若者がいると紹介を受けたのがきっかけ。

本当に不思議なご縁で知り合ったわけですが、
こういうのがあるから人生おもしろいな、
と思うわけです。

あっ、
夏休み最後の宿題に追われていた娘も、
一緒に田んぼを見学。

バッタをつかまえて、
それはそれは嬉しそうでした。

皆で一緒にご飯も食べて、
限られた時間だったけど、
何となく私たちの米作りのスタイルを感じてもらえたかな、
と。

いやぁ、
こうして全国からたくさんの農家の方に来てもらえるのって、
忙しい時期だとバタバタになってしまって申し訳ないんですが、
たくさんのパワーと刺激をもらえて本当に嬉しいです。

クロダ君、サキちゃん、
遊びに来てくれてありがとうね!
今度はゆっくりマルシェの後でも飲もうね!!!

超大型団体の視察受け入れ

2015年7月27日 2:43 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

黒部も、
とーっても暑い日が続いています。
こうなると、
日中の作業はとても無理。

早朝のうちに草刈りをして、
午前中も頑張って草刈りをしたら、
あとは午後からひたすら事務所で精米・発送作業。

その後時間があればもう少し事務作業をして、
夕方からまた草刈りといった感じです。

そう、
この時期はただただ、
草刈りをしているだけだったりします!

先週は、
その草刈りの合間合間に、
いろんな予定が入っていて大忙しでした!

まずは、
視察の受け入れ。

小さな小さな農家の私たち。
設備も最小限だし、
やっている事があまり一般的な米農家ではなかったりするので(笑)、
あんまり視察は来ないのですが、
今回は何とバス2台口で総勢100名様!

最初にこのお話をいただいた時、
いやいや、
100人もの農家さんをお迎えできるような体制ではありませんので。
と、
さらっとお断りしようと思ったんですが。

でも、
もしお受けするとしたら、
どうやって見ていただければいいんだろう?
と、
ちょっと考えてみたんです。

そうして、
バス1台1台、
時間をずらして来ていただいて、
説明は全てバスの中で。
後は各自で保冷倉庫から事務所、直売スペースを、
一方通行で歩いて見ていただいて、
またバスの中へ戻っていただければ何とかなるかなと。

そうしてやってみたら、
まぁ、
何とかなりました。
たぶん(笑)。

今回、
我が家へ視察に来ていただいたのは、
富山県内の農家の方々。

皆さん、
作っている物も違えば、
規模もそれぞれ。

それぞれの皆さんに、
どんぴしゃりと希望にあう視察ではなかったとは思うのですが、
小さいながらも頑張って全国のお客様へお届けしている農家が、
細々とした設備と事務所で、
コソコソとやっているという事をサラリと感じていただけたら。

そして、
1つでも何か参考になる事や、
なるほどとても思う事を感じていただけたとしたら、
こんなに嬉しい事はありません。

こういう機会をいただき、
私たちも改めて視察の意義や、
私たちのスタイルについて見つめなおすきっかけにもなりました。
ありがとうございました!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●7月8月・休みのお知らせ

以下のカレンダーの通り、

7月29日(水)~8月2日(日)
8月12日(水)~16日(日)

それぞれ、
お休みの予定です。

 

休みの間にいただいたお問い合わせやご注文については、
それぞれの休み明けに、
なるべく早くご連絡させていただきたいと思います。

また、
休み期間中ファックスは受信を停止しております。

ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

※定期配達・発送の分については、
休み期間中でもお米をお届けできるようにしております。

※濱田ファームは、
日曜日・祝日はお休み、
平日は農作業の状況や視察・イベント出店などで不定休です。

岡山から、濱田ファームへようこそ!

2015年6月15日 2:57 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

お客様ともこの話題によくなるのですが、
北陸地方はまだ梅雨入りしていません!
明日は雨のようですが、
その先もそんなに降らないようですし、
梅雨入りはまだもう少し先になりそうかな。

というわけで、
ともまるはここぞとばかりに草刈りです!
まいにちまいにち、
草刈りです!

そうなると、
このブログのネタがなくなるのが私の悩み。
草刈りの様子ばっかりアップしていてもなぁ・・・・。

そこへ!
救世主(?)現る!

久しぶりのこのカテゴリーです、
濱田ファームへようこそ!

今回のお客様は岡山から、
将来は農家?!
をしようかどうか悶々としている若いヨネイさんご夫婦。

岡山、
いいですねぇ。
私がいま個人的に一番行きたい県ナンバーワンなんですよねぇ。
牧場のチーズとか、
山奥の縫製工場とか、
古いカフェとか、
私にとって魅力的なキーワードがずらり★

ヨネイさんは岡山の、
しかも津山から来たっていうじゃーあーりませんか。
津山といえば!
ともまるのかつてのサラリーマン時代の新人研修を過ごした地でもありますが、
そんなのは誰も知らないことですね、
えっと全国的にはB’zの稲葉くんの出身地として有名ですよね。
えっ、
有名じゃない・・・?

実はわたくし、
B’zがまだデビューする前からファンだったので、
詳しくいうと松ちゃんのファンだったんですよね、
だからデビューと同時にデビューシングル買いましたねぇ。
だからその手を離して~♪
まだまだ歌えますねぇ。
よくライブにも行ってましたねぇ。
だから個人的に津山はかなり思い入れがあります!

と、
全く関係ない話題で一人盛り上がってしまった・・・。
えっと、
ヨネイ君です、ヨネイ君!

まー、
爽やかです!
電話でお話していた時から感じていたんですが、
しかも礼儀正しい青年です!!

いやぁ、
農家にするにはもったいない(笑)。

んですが、
しっかりと自分の考えもあって、
さらにはこうして私たちまで訪ねてきちゃうその行動力、
というか、
私たちを訪ねてくるなんてちょっと変わってる・・・(笑)?

しかも奥様、
かなりマイペースだし(笑)。
わたし農業には興味ありませーん、
っていう雰囲気をかもしだしまくりで、
とってもいい味だしてました。

私の大学時代の友達にすごーく似てるなぁって、
かなり私は睨み付けていたんですが(笑)、
お名前を聞いたら!
何と漢字まで全く同じだし!!
やっぱりなって、思っちゃいました(笑)。

※ちなみにカヨさんです。
私の友達のアサノ、
このブログ読んでるかなー。
アサノー!ねっ、すっごくアサノに似てるでしょ???

ともあれ、
ヨネイ君は電話の時からも、
そして会ってさらに確信したんですが、
うん、
大丈夫。
この人たちは大丈夫。
って、
私たちにそう思われても仕方ないかもしれませんが、
とにかく自分たちでちゃんと考えて行動できる人なので、
私たちのアドバイスは全く必要ないと思います。

それでも、
少しでも私たちの話が参考になればという思いで、
お話しさせてもらいました。

私たちもよく、
各地の農家さんを訪ねては米作り・直売のヒントをいただいています。
その農家さんたちは皆さん、
どなたもすごく親切で親身になって包み隠さずたくさんの事を教えてくれました。

だから私たちも少しでもその恩返しを、
訪ねてきてくれる若い人たちへお返しできれば、
こんなに嬉しいことはありません。

ヨネイ君、
時間が足りずに話尽くせなかったけど、
何かあったらまたいつでも連絡してきてね!

カナダからのお客様

2014年5月16日 1:59 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

今日も田植えではなく代かき。
でもこれが、
最後の代かきかな。
明日からはまた3日間田植え。
それで終わりの予定!!!
トラブルなく終わるといいなぁ・・・★

今日は、
久しぶりに「濱田ファームへようこそ!」シリーズ

これまでも、
大阪や青森など、
全国からお客様をお迎えしている濱田ファームですが、
今回のお客様はなんと!
太平洋を隔てたカナダからっ!!

私がかつて暮らしていた、
カナディアンロッキーのバンフという小さな街、
でもロッキーの雄大な山・氷河・湖を楽しみに世界中から観光客が訪れる観光地で、
共にガイドとして働いていたカズエちゃん。

その男前なルックスと言動で、
たくさんのガールフレンドと付き合っていましたが、
何を隠そう私もその一人。
いや、
私こそがカズエちゃんの一番だったと自負しています!

※カズエちゃんはれっきとした女性です。
※私たちは清いお付き合いでした。

そのカズエちゃんが、
日本に一時帰国中。
実家のある兵庫からわざわざ黒部まで遊びに来てくれました!!

離れ離れになって早9年。
でも私たちの愛は、
終わるどころかますます深まってる・・・(笑)?

実はこれまでもカズエちゃん、
黒部には2回も遊びに来てくれていて、
今回が3回目!

そして今回は、
何とご実家のご両親も一緒に遊びに来てくれました~!

ようこそようこそ!
どうぞ富山湾の美味しい海の幸でも食べて行って下さい!!
とご案内した私ですが、
逆にご馳走になってしまいました★
ありがとうございました!

その後、
ご両親からこんな心のこもった、
絵手紙をいただきました。
黒部を思い出して書いていただいたようで、
本当にうれしかったです!

今度は私たちが兵庫に遊びに行かなくては!
いや、
カナダにも里帰りしなくちゃ!!

それを楽しみに、
今はもう少し残っている田植えを頑張りたいと思います!