富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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ブログ タンボマスターへの裏道

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種籾の催芽

2006年4月15日 11:29 AM

1週間前から始まった種籾の仕事。
ご紹介した以下の田植えまでの行程、

①消毒
②浸水と水入れ替え
③催芽
④風乾
⑤播種
⑥ハウスへの苗だし
⑦育苗

のうち、
本日は③の催芽です。

芽を催すと書いて催芽。
読んで字のごとくで、
温かくした水の中で芽を出させます。

上部の緑色の部分が催芽機と呼ばれるもの。
ここで、
設定された温度(ここでは29度)に水が温められる。

暖められた水は、
下部の種籾の入ったタンクへ流れていきます。

もうちょっとアップで見てみると・・・

こんな感じ。

そしてタンクの底からまた水が吸い上げられ、
上部の催芽機で温められ・・・
と循環していきます。

この状態で、
芽がちょびっと出る状態にまでするんだけれど、
このちょびっと、っていうのが難しい・・・。
教科書(JAが配布している米作りノートなどなど)には、
「はと胸程度にする」と書いてあるけれど、
はと胸が何だか良くわからない私たち・・・。

とりあえずは、
はと胸状態の種籾の拡大写真とにらめっこしながら、
こんなもんか~、
いやいやもうちょっとか~、
とやっております。

初めて種籾を扱った昨年は、
ちょっと芽を出しすぎたので、
今年は慎重になっています。

きっと、
もうそろそろ良さそう・・・。
今日はこれから(今、夜の8時半)④の風乾に移りそうだな。

企業秘密(耕起編)

2006年4月13日 10:28 AM

田んぼ作業の基本は耕起。
とにかく田んぼ全体が起きとればいい。
でもね、やり方は千差万別十人十色。
誰も教えたがらんし見とってもわからんもんやわ。
今日はそこんとこをちょこっとだけ解説するちゃ。
農家は結構企業秘密つって隠したがらいけど、濱田ファームは隠し事なしでいくよ。

トラクターは商売しとらは後ろの作業機。
だから常に後ろ見ながら運転せんにゃならん。
この体勢は腰に来るがいちゃ。
ついでに言っとくとこのトラクターはパワクロ言うてね。
見てのとおり後ろのタイヤの代わりにクローラー(キャタピラ)付けとる。
こいつは田んぼの中では最強やわ。
直進性高いがとターンのとき田んぼを傷める(深く掘り返す)ことが少ない。
ただし、道路に出るとクローラーから大量の泥落とすから、掃除大変ながいけど。

田んぼにトラクターのタイヤの跡を残さんことも大事。
耕起し終わってタイヤの跡残るとみっともないもんやよ。
水もたまるし。
そうならんように田んぼの外周最終ラップにコツがあらいけど、これを説明するがは文面やと無理。
見に来てくらっせ。

作業機の回転数は540rpmにあわせる。
PTOが1やろうと2やろうと耕起のときは540rpmにしとる。
うちの作業機は2mしかないから耕起も時間かからいちゃ。
3反分で1時間半くらいやな。
田んぼの四隅にはどうしても土が寄るからそれを戻したりする時間もあるね。

耕起でその年の地盤が決まる。
田んぼの深さやね。
うちは浅く越こしとる。
深起こしのほうが根が土の深いところまで張っていいって言うけど、逆じゃないかなあ。
根を過保護にするんじゃなくムチ打たんと。
硬い土のところには「がんじょい」根張ってくれると思うよ。

耕起 2

2006年4月12日 11:35 AM

2日目の耕起。
田んぼは相変わらずやわらかいけれど、
この先もお天気が不安定そうだし、
とにかく耕起が遅れているので、
今日はできるだけやっつけてしまう事に。

手前の田んぼは耕起前。
奥の田んぼが耕起後。
わかりますでしょうか・・・?

ではアップで。

耕起前。
去年刈り取った稲穂の切り株が残っています。

これをトラクターで起こすと・・・

耕起後。
ほら、
こんなにきれいになめらかになります。

トラクターの後ろでひっぱられている作業機。
このするどい爪で田んぼを起こし、
そして整地板で土の表面を滑らかにしていきます。

ともまる仕様にいろいろな工夫がされているこのトラクター。
一番の注目は、
トラクターの前についている緑色のかごです。

田んぼを起こしていると、
一冬の間にびっくりするくらいゴミがたまります。
もう、
それはほんと、
さまざまな種類のゴミ。
特に、
裏道として使われているような舗装された田んぼの中の道脇には、
飲み物の缶やらペットボトルやら食べ物のごみやらがいっぱい。
お願いです、
ゴミは捨てないでください・・・・。
ほんと、
お願い・・・。

中にはたばこの吸殻ももちろん捨ててあるんだけれど、
これが一本ならまだわかるけれど、
いかにも灰皿からままとめて田んぼに捨てました、
と言わんばかりの大量の吸殻を見ると、
もう、
なんていうか、
悲しくなります。

そんな田んぼのゴミを、
トラクターで起こしながら見つけてはかごに入れていきます。

今日もゴミがいっぱいだったなぁ、
やれやれ。

タイヤ交換

2006年4月11日 5:55 PM

冬用タイヤから、
いい加減に夏用のタイヤに交換しました。
もうさすがに雪は降らないでしょう。

濱田ファームの軽トラは、
ともまる用とともパパ用の2台。
それに自家用車2台を一気に交換。

さすが生まれてこのかた雪国育ち。
慣れたもんです。

インパクトドライバーで、
ちょちょちょいっとボルトを緩めたり締めたり、
これがあると楽チン楽チン。

ちなみに軽トラに関しては、
夏用のタイヤもスタッドレスにしています。
といっても、
スタッドレスタイヤとしてはもう使えないすりへったタイヤで、
車屋のSINOさんからもらってきたやつなんだけれどね。
いつもありがとうございます!

軽トラは重ステで、
普通のタイヤだと重いんだけれど、
スタッドレスだと接地面積が少ないからか、
ハンドルがちょっと軽くなるんだよね。
だから。

作業所には、
こんなタイヤ付きのワゴンが何台かあって、
いろんな工具が置かれてる。
男の人って、
こーゆーの、好きなんだよねー。
私は全く興味ないけれど・・・。

特別出演。
自家用車。
もともとともまるが乗り回していたけれど、
今ではすっかり私のく・る・ま
ぶぉぉ~んと音がする、
やかましい車です。

って、
ほんとはこんな事している場合ではないんだけれど、
外は雨
耕起がなかなかできないんですーっ!

春遠し・・・。

2006年4月10日 8:27 PM

昨日、
4月9日日曜日は、
久しぶりにお休みさせていただきました。
この時期から田植え終了までは、
やっぱりいろいろと忙しいので、
基本的にはちゃんとしたお休みはなし。
その分まとめて冬に休んでるんですけどね~。
どこかの国のガイドさんみたいでしょ?!

ところで、
今年はなんだか春の訪れが遅いような気がします。

先日ご紹介した種籾の浸種で、
水温が13℃で積算温度100℃の7日間(←詳しくは種籾の浸種)と書きましたが、
気温が低いので水温がすぐに10℃くらいに下がってしまうのです。

去年の記録と比べるとかなり水温が低い事が一目瞭然。
今年はちょっと寒いみたい。
そういえば、
桜もようやく咲き始めたばっかりだし、
耕起も遅れてるし、
やっぱり春の訪れが遅いのか・・?

浸種の期間、
1週間ではだめそうだなぁ。
もう少しのばすか?
そうすると播種も育苗も、
そして田植えもずれてくるなぁ。