富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

ブログ タンボマスターへの裏道

補足

2006年3月18日 12:05 AM

その一
会議は石田土作り組合と富山県青年農業者協議会の役員会。
土作りは堆肥散布を行う我が地域の組合。
復元田(土壌入れ替えしたばかりの痩せた田んぼ)に有機物を供給し、土作りに貢献するのが目的。
青年の方は富山県内の青年農業者組織が所属する県単位の団体。
各組織代表が参加する発表会や組織間交流会、県外視察等のイベントを取りまとめている。

その二
田んぼの均平について。
田植えと同時に散布する除草剤は水に薄い膜を作ることで雑草を抑制している。
そのため水が少ない場所(高い場所)は除草剤が効かず雑草が生えやすくなる。

会議ばっか・・・。

2006年3月17日 9:48 PM

農業って、
びっくりするくらい集会やら会議やらが多い世界だという事を、
農家の嫁に来て初めて知りました。

農繁期にはさすがにほとんどないけれど、
冬からこの時期までは、
これでもか!っていうくらい連日連夜の会議つづきだ。

今日は何と!ふたつも会議。
地元の土作り役員会と富山県青年協力役員会。
後者の会議は、
富山市でついさっき21時半くらいに終わったとの連絡があったので、
あともう少ししたら、
22時過ぎには帰ってくるだろう・・・。

私にはいったい何の会議をしているのか意味不明なので、
今度ともまるにインタビューでもして、
ブログにアップしてみようと思っている。

農民は農業だけしていればいいわけではないようだ。
大変~。

田んぼの均平

2006年3月16日 5:50 PM


均平、
つまり均一に平らにすること。
読んで字の通り。

田んぼの均平はかなり重要な事なんだとか。
均平じゃないと、
田んぼに水を張っても水の深い所と浅い所ができる。
田植え直後の小さな小さな苗が、
所によっては水につかり所によっては水がなく枯れてしまう。

また稲刈り前には水を抜いて、
コンバインが走りやすいように田んぼの土を乾かして固めるのだが、
均平じゃないと、
ちゃんと乾く所と全く乾かない所ができる。
乾かないぐちゃぐちゃな田んぼでは、
コンバインがうまく操作できずに、
最悪はまってしまう。

という事で、
田んぼは均平が命。

にもかかわらず、
濱田ファームの田んぼの中には、
いくつかちゃんと均平がとれていないのがあった。
去年も何回かコンバインがはまりそうになって、
かなり大変な思いをしたもんだ。
という事で、
田植え前の時間があるこの時期にそれを直してみる事にした。

が、直し方がわからない。
なので自己流。
ちょっと高そうなところの土をトラクターに取り付けた大型スコップ(バケットというらしい)で
ちょっと低そうなところへ運ぶ。
その繰り返し。
かなり原始的。
果たしてこれで本当に均平がとれるのかどうかは、
やってみないとわからない・・・。

土を移動しただけではだめそうな気がしたので、
さらにトラクターで軽~く起こしてみた。
はてさてどうなる事やら。

機械整備

2006年3月13日 10:21 PM

冬に再突入したわ。
こんな日は機械整備日和やな。

トラクターの作業機にロータリーってががある。
こいつは田んぼ起こすときに大活躍する。
何枚もの爪で硬い土を掘り返していく頼りになるやつ。
回転する軸をチェーンで駆動させてベアリングで支えとる。
こいつらが入っとるチェーンケースにはオイルが入っとってね。
ここからオイル漏れすることが多くて今回もその症状。
とりあえず全部外してベアリング確認したけどガタはない。
チェーンケースに泥が入った形跡もなし。
そういえばギアを留めとるロックナットゆるかったなー。
これのせいで漏れとったんかもしれんな。
という判断で交換はオイルシールのみ。
こういうときはたいていベアリング交換でこれがまた高いがよ。
たしか7000円くらいする。
ベアリングは両端にはいっとるから×2。
これで工賃上乗せしたら・・想像を絶する世界やわ。
そんで外したもんはめていく。
ベアリング押さえとるCリング(スナップリングっていうらしい)辺りが難関やね。
今回は特殊工具借りて乗り切った。
整備は道具。
内張りのステンレス入れ忘れたりうまくボルトが入らんだりで結局夕方までかかったわ。

大麦の追肥

2006年3月9日 2:43 PM

転作。
昔、小学校の時に社会の授業で習ったような気がする。

ここでちゃんと復習しておこう。

日本人の主食・お米の生産を抑制して、
過剰供給を防ぎ米価の安定を図るため、
また消費者の安定した生活を守るために、
日本では1970年から減反政策が行われているんだそうな。

米の生産抑制の具体的な方法が、
他の作物を作ること、つまり転作なわけだ。

この辺りの米農家は大豆や大麦を転作している。

本当は収入のいい大豆がいいんだろうけれど、
最近お米を作りはじめたばかりの力(お金)のない濱田ファームには、
大豆を作るためのいろんな機械はちょっと買えない。
だから大麦。
大麦だったら米の機械でほぼ全てをまかなえるのだ。

うちは田んぼ10町のうち、
3割の3町分を転作している。

去年の10月末に播種(はしゅ=種蒔き)した大麦。
冬の間、ず~っと雪の下に埋もれていたのに、
雪がとけて田んぼが姿を現したら、
大麦もちゃんと芽を出していた!

こういう時に、
生き物の生命力を感じてしまいます。
あんた達、雪の中でも死なずにちゃんと生きていたんだね・・・。

その大麦の第一回追肥の時期となりました。
肥料散布は晴れているときしかできないので、
先日、3月9日に決行。

久しぶりに田んぼに出たともまるを見た私。
やっぱり農民はこうじゃないとね~。

さてその肥料散布、
はたから見るとちょっとおもしろい格好でやるの。
私ここに来て初めてこんな姿を見ました、ふふふ。

まず肥料を動力散布機、
略して動散(?)のタンクの中に入れます。
この肥料は、
植物の成長に必要な3要素、窒素・リン酸・カリの中の、
窒素だけの単一肥料、略して単肥。

白いざらめのようだった。
けっこう粒がでかい。

そしてこのタンク、ランドセルのように、
よっこらしょって背負うことができるのです。
肥料の重さは約45kg。
けっこう重~い!
腰を痛めないように軽トラに腰掛けながら慎重に背負います。

そしてランドセルから伸びた掃除機のノズルのようなものから、
風で肥料をとばして畦や道路から散布します。
けっこうあっという間。
ものすごい勢いで肥料がまかれていって・・・

もう田んぼのはるか向こうに消えていっちゃいました。

追肥は3月下旬。
また同じ事をやります。