富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2015.10月の記事

まだまだ新米お届け中~!

2015年10月31日 3:54 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

グッと冷え込み、
そして黒い雲がたちこめるその様子は、
もう秋を通り過ぎて冬の様相。

そんな、
ハロウィンの日を迎えている黒部です。

あぁ、
もう少し秋を楽しみたかったなぁ。

とはいえ、
事務所はまだまだ秋の雰囲気。
新米発送の日々が続いています!

ピークが過ぎたとはいえ、
毎日たくさんのご注文をいただき、
特に今年はなんだろう、
雑誌掲載の影響もあったのか、
新規のお客様のご注文もとても多い感じがします。

私も毎日ひたすら段ボールを組み立てて、
お米を梱包する作業に追われています。

そうそう、
新米の時期だけでなくなり次第終了となりますが、
この時期は稲穂を添えてお届けしていますよ~。

少しでも秋の田んぼや収穫のイメージが伝われば、
と思って。

ご贈答用のお米には、
お米のご案内を添えてお届けしています。

どな所で、
どんな農家が、
どういう思いで作ったお米なのか。

そんな事を知って食べていただいて、
より美味しく感じてもらえたらいいなと。

今月末も、
たくさんのお米が全国に旅立って行きました。

お米という単なる食べ物ではなく、
美味しさも農家の思いも黒部の雰囲気も一緒に、
お届けいたします!

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平成27年産新米をお届けしております。

ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ
営業日:平日のみ(不定休あり、土日祝日休み)

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

麦の種まき!

2015年10月26日 8:59 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

先週は、
仕事にプライベートに盛りだくさんな一週間でしたが、
今週も、
取材に学校の行事にとかなり忙しくなりそうです。
秋っていろんな用事・行事が重なって、
本当に充実した季節です。

雪国の富山県は冬になるといろんな事が滞るので、
今のうちに仕事も学校の事も、
せっせとやっておかなければなりません!

農作業もそう。

寒くなる前に、
雪が降る前に、
しておかなければならない事が山積みなんですが、
その中でもかなり重要な、
麦の種まきが終わりました!

上の写真が、
種をまいている様子なんですが、
おわかりいただけますでしょうか。

ちなみにこれが、
麦の種。
というか、
麦そのものです。

お米もそうだし麦もそう。
ついでに大豆もそう。
それその物が種になります。

当たり前の事なんでしょうが、
実はサラリーマン家庭に育った私、
あまりにも農業とは縁遠い世界だったので、
最初にこの事実を知ったときはビックリしました★

えー、
お米の種ってお米だったのね、
って。

というわけで、
麦の種も麦です。

これを、
動力散布機にドサリと入れて、

よっこらしょっと担いで、

ちょっと重いので、
腰を傷めないように注意して、

田んぼに入っていきます!

まだちょっとぬかるむ田んぼに足を取られながら、
広い広い田んぼを歩いて、
動力散布機の風の力で種を飛ばして種まき。

種をまいて数日すると芽が出てきて、
そろそろ田んぼが麦の新芽で青々としてくる頃です。

寒いのでほとんど成長はしないのですが、
この先は冬の寒さに耐え、
雪の中でじっと季節の移り変わりを待ち、
来年の春また顔をだしてグンと成長して、
5月終わりには黄金色になり、
6月初めに収穫となります。

麦の種まき準備、その3

2015年10月22日 6:07 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日はぐっと冷え込んで、
秋というより冬の兆しが見えてきた、
そんな黒部です。

皆さまお住いの地域は、
いかがでしょうか。

さて、
もたもたな更新になっていますが、
麦の種まき準備のその後の作業です。

田んぼの外周と、
そして中央にもどーんと大きな溝を掘ったら、
あとは田んぼ一面をトラクターで起こしていきます。

溝は、
水はけをよくする為に堀ります。
麦はとにかく水けを嫌う作物なので、
田んぼにちょっとでも水がたまっていると、
そこだけ全く成長しないなんて事もあるんですよ~。

まだまだ湿った状態の田んぼですが、
少しづつ乾いてきました。
溝の力おそるべし。

ここまできたら、
後は種をまくだけ。
その様子はまた改めて。

麦の種まき準備、その2

2015年10月20日 9:48 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

先週からずっといいお天気が続いたせいで、
もうとっくに麦の種まきは終わっているんですが、
私のブログ更新が追いつきません(^^;)

今やともまる、
既に自家製堆肥の切り返しや、
稲刈りの細々としたお片付けをしているようです。

しゃ、
写真を撮りに行く時間がないー(汗)。

と、
あせっても仕方ないので、
1つ1つの作業を地道にコツコツ更新していこうと思います!

というわけで、
麦の種まき準備その1の続き。

トラクター後部から白い煙がモクモクと出ていますが、
大丈夫、
トラクターが故障したというわけではありません!

石灰をまいているんです。
これで、
土の酸性度を調整して、
麦に最適な土の状態にするというわけです。

トラクターの後部には、
ブロキャスという作業機をつけています。

このブロキャス、
お尻の尻尾をフリフリさせるようにして、
いろんな物を撒きまくってくれる作業機です。

それにしても田んぼ、
ぐちゃぐちゃだなぁ。
麦は水を嫌う作物なので、
このままだといい具合には発芽しません。
だから、
しっかりと排水対策をしないと!

その後の作業の様子は、
また改めて~。

獅子舞なのに獅子は脇役?

2015年10月19日 3:21 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

いつも農作業がメインのブログですが、
今日は農作業以外の、
地域のお祭りの様子でもお伝えしたいと思います!

先週の土曜日、
爽やかな秋晴れの17日に、
地元の小さな小さなお祭り、
そう、
観光客なんて誰1人こない、
地域の人が参加して地域の人が見守る、
地域密着型のお祭りがありました。

春は豊作を願うお祭りですが、
秋は豊作を感謝するお祭りです。

本来の意味は薄れているかもしれませんが、
お祭りはやはり米作りと密接な関わりがあるのかもしれません。

この地域、
秋のお祭りは獅子舞の奉納です。

かつては、
その家の長男しか参加する事が許されなかったと聞きますが、
今や少子化や時代の流れからか、
女の子も参加できます。

形を変えながらも、
その時代時代に柔軟に対応して、
こういう伝統を残していくっていいですよね。

うちの娘も小学生にあがり、
今回はじめて獅子舞に参加しました。

緊張した面持ちながら、
手足をビシッと伸ばして、
真剣な表情で踊っていました。

お昼から始まって、
夕方遅くまで、
神社2か所の奉納と町流し、
頑張りました!

こういう地域のお祭りって、
人手不足でどこも大変だという話を聞きますが、
うちの地域はここ数年、
子どもも増えていれば参加したり協力する大人も増えて、
年々賑やかになっているような気がします。

それってきっと、
皆が仕方ないからやっているというわけではなくて、
祭りに参加する事が楽しいからという気持ちがあるからではないでしょうか。

ともまるも、
小さなころからずっと獅子舞を舞っていて、
今でも体が踊りを覚えているようで、
見ているだけだとウズウズするようです。

ただ、
参加したい気持ちはやまやまなんですが、
稲刈り直後から始まる練習、
まだまだ農作業が忙しい時期の祭り本番と、
日程がどうしてもネックなようです。

豊作に感謝するという本来の目的からすると、
この地域で誰よりも参加すべきなのはともまるのはずなのに、
農作業で忙しいなんて残念な話です。

ところで、
獅子舞というと、
私はここに来るまでは当然ながら獅子が華やかに舞うんだって思っていたんですが、
違うんです!
この地域、
というか富山全域がそうだと思いますが、
ここでは獅子が主役ではなくて、
獅子をやっつける天狗が主役なんです!!

小さい子は泣きます(笑)。
本気の天狗です。

大人は大天狗、
男の子たちは小天狗となり、

獅子と対決して、
一匹しかいない獅子によってたかって、

やっつけます(笑)。

そこへ、
れれれのおじさん(正式名称がわかりません・笑)が登場、
めでたしめでたし、
で終わっていきます。

小天狗たちも一生懸命で、
とても可愛かった。

祭りの3週間前から練習が始まって、
毎晩毎晩9時まで!
次の日が学校でも次の日が遠足でも、
中には授業中に疲れて寝ちゃう子もいるようですが、
みんな頑張りました!

こういう伝統的なお祭りがあるって、
本当に素敵な事だよね。
将来きっと、
いい思い出として振り返ってくれると思うし、
もしかしたら大人になってまた地域に戻ってきたときに、
祭りに参加しよう、
祭りに協力しようという気持ちになるかもしれません。

平成27年、
富山県黒部市立野地区の獅子舞、
無事に終了しました。