約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒・直売用と農薬による消毒・出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗だし
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・直売用とビニールハウス・出荷用)
今日は、
5:風乾の様子・・・・
と言いたいところなんですが・・・・
写真データを誤って削除してしまって(涙)、
写真これだけしかない・・・・。
まっ、
風乾の名前どおり、
種籾を扇風機の風で乾かすだけなんですけどね・・・・。
乾いてないと、
次の行程7:播種で、
うまく種をまけないので。
で、
今日はおまけで、
その、播種の準備の様子でもゆっくりとご覧下さい。
播種(はしゅ=種まき)は、
春作業のちょっとしたイベントです。
田植えもまぁ、
イベントではあるんですが、
アウトドアで皆さんから注目される田植えと違って、
播種は作業所の中でひっそりと秘密裏に(?)行われているので、
一般の方にはあまり知られていない作業かもしれません。
これが播種機。
田植えで田植え機が必要なように、
稲刈りにコンバインが必要なように、
播種ではこの播種機が絶対必要!
土を入れてくれて、
水をかけてくれて、
種を播いてくれて、
最後にもう一度土を入れてくれる、
とんでもなく働き者の機械です。
1年に1回だけしか働かないけどねー。
播種機の確認をしたら、
それ以外の資材などなどを準備。
播種はとにかく場所をとりまくる作業。
うちの作業所はけっこう広いので恵まれているけれど、
それでも大量の資材をどの場所に置くのか、
というのがかなり重要。
年々経験を重ねていく中で、
あれはこの辺り、
これはあの辺り、
とベストポジションがわかりつつありますが、
それでも1年に1回だけの作業なのですぐに忘れます。
なので、
忘れないように配置図をきちんと記録。
これでもまだ、
年々改良を加えていかなくちゃーだなー。
配置図を確認しながら、
いろんな資材を配置していきます。
左:苗箱
長方形の箱で、
これに種を播いて苗を育てて田植え機にセットします。
中央:床土
苗床の土のこと。
つまり、
種の敷布団みたいなもんかな。
右:パレット
米農家は、
全ての資材は基本的に、
フォークリフトで動かします。
なので大量のパレットが必要。
と、
そこに業者さん登場!
覆土(ふくど=種の掛け布団)をフレコンで配達しにきてくれました。
ねっ?
とにかく全てが大量で重いので、
フォークリフトはマストなのであります。
覆土の配置もオッケー!
あとは、
水と人手とおやつと、
えっとえっと、
あとは何だっけかな?
いよいよ明日は、
播種作業の様子をご紹介しま~す!
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平成21年産のお米、まだまだあります!
詳しくは、こちらをどうぞ。
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