約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒・直売用と農薬による消毒・出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・直売用とビニールハウス・出荷用)
今日は、
10:苗をならべる作業の様子。
ビニールハウスの中で、
何やらうごめく3人の姿。
もわぁ~とカメラが曇ってしまって、
よくわからないですね・・・・。
本当は、
お天気が良ければハウスの中も気温30度を越える事が多いので、
ハウスの窓を開けて作業できるんですが・・・。
今年は寒い!
本当に寒い!
締め切っても20度を越えないし・・・。
あまりに寒いと苗もビックリするので、
なるべく温かい中で苗を並べようと窓を閉め切ったんですが、
おかげでモワモワです。
レンズの曇りをふき取って、
気を取り直して撮影!
でもちょっと曇ってるか・・・・。
芽がちょびっと出た苗箱を、
ハウス1面に広げる作業が苗ならべ。
微妙に重い苗箱。
だいたい8kgくらいかなぁ。
それを持って、
地面においていきます。
1枚1枚の苗箱の重さはそれ程ではないのですが、
1100枚ともなるとけっこう腰にきます!
2枚、3枚と苗箱を運ぶツワモノもおりますが、
ともまる、
もう若くはないので無理せず1枚づつ(笑)。
だって、
この先もまだまだ作業は続く長期戦ですから。
苗箱がある程度並んだら、
苗ならべの作業と並行してプール作り。
へっ?!
プール?!
と、
一般ピーポーの方は不思議に思うかもしれませんが、
そう、
プール。
ブルーシート(通常はビニール)と板で、
水をためられる小さな浅いプール状の部屋を作って、
苗を育てるんです。
去年から挑戦しているプール育苗。
本を読んで、
先輩農家さんから話を聞いて、
いっぱい勉強したつもりになってプール作りに挑んでみたけれど、
いざやってみたら大変でした!
でも、
今年は2年目。
もっとこうしたらいい!
あそこはこう工夫しよう!
そんなポイントがいっぱい出てきたので、
今年はかなり楽になりました。
去年はまず、
プールを完成させてから苗を並べたけれど、
今年は2つの作業を並行してやってみた。
ら、
やっぱり楽チンだった♪
苗を並べたら、
次に寒冷紗という被覆材でおおいます。
急に強い日差しにさらして、
苗が白くならないように。
って言っても、
今年は太陽全然出てないし・・・・。
後は、
一応保温の目的も兼ねて。
1回目の播種1100枚分の苗箱が、
ずら~っと並んだハウス。
3日後くらいに、
寒冷紗をはずした時にはきっと、
緑色の苗になってるはず。
たぶん、
きっと。
天気よくならないかなぁ~。
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平成21年産のお米の直売について、
詳しくは、こちらをどうぞ。
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