富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

苗ならべ

2010年4月21日 11:07 AM

約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒・直売用農薬による消毒・出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・直売用とビニールハウス・出荷用)

今日は、
10:苗をならべる作業の様子。

ビニールハウスの中で、
何やらうごめく3人の姿。
もわぁ~とカメラが曇ってしまって、
よくわからないですね・・・・。

本当は、
お天気が良ければハウスの中も気温30度を越える事が多いので、
ハウスの窓を開けて作業できるんですが・・・。

今年は寒い!
本当に寒い!
締め切っても20度を越えないし・・・。

あまりに寒いと苗もビックリするので、
なるべく温かい中で苗を並べようと窓を閉め切ったんですが、
おかげでモワモワです。

レンズの曇りをふき取って、
気を取り直して撮影!
でもちょっと曇ってるか・・・・。

芽がちょびっと出た苗箱を、
ハウス1面に広げる作業が苗ならべ。

微妙に重い苗箱。
だいたい8kgくらいかなぁ。
それを持って、

地面においていきます。
1枚1枚の苗箱の重さはそれ程ではないのですが、
1100枚ともなるとけっこう腰にきます!

2枚、3枚と苗箱を運ぶツワモノもおりますが、
ともまる、
もう若くはないので無理せず1枚づつ(笑)。
だって、
この先もまだまだ作業は続く長期戦ですから。

苗箱がある程度並んだら、
苗ならべの作業と並行してプール作り。
へっ?!
プール?!
と、
一般ピーポーの方は不思議に思うかもしれませんが、
そう、
プール。

ブルーシート(通常はビニール)と板で、
水をためられる小さな浅いプール状の部屋を作って、
苗を育てるんです。

去年から挑戦しているプール育苗。
本を読んで、
先輩農家さんから話を聞いて、
いっぱい勉強したつもりになってプール作りに挑んでみたけれど、
いざやってみたら大変でした!

でも、
今年は2年目。
もっとこうしたらいい!
あそこはこう工夫しよう!
そんなポイントがいっぱい出てきたので、
今年はかなり楽になりました。

去年はまず、
プールを完成させてから苗を並べたけれど、
今年は2つの作業を並行してやってみた。
ら、
やっぱり楽チンだった♪

苗を並べたら、
次に寒冷紗という被覆材でおおいます。

急に強い日差しにさらして、
苗が白くならないように。
って言っても、
今年は太陽全然出てないし・・・・。

後は、
一応保温の目的も兼ねて。

1回目の播種1100枚分の苗箱が、
ずら~っと並んだハウス。
3日後くらいに、
寒冷紗をはずした時にはきっと、
緑色の苗になってるはず。
たぶん、
きっと。

天気よくならないかなぁ~。

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平成21年産のお米の直売について、
詳しくは、こちらをどうぞ。

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