富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

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田植え8日目 ~田植え機の試乗~

2010年5月21日 3:48 PM

昨日も雨。
田植えはお休みで、
いろいろな作業をしまくり。
そして今日、
田植え8日目を迎えました~。

と、
何やらいつもと違って(?)真剣な面持ちのともまる。
隣には、
まるで監督のようにともまるの作業を見張る(?)方までいるし・・・・。

実はこれ、
うちの田植え機ではなくって、
メーカーさんからお借りして試し植えさせてもらってるんです。

見張ってる方は、
メーカーのスタッフさんなわけで、
もちろん見張ってるわけではありません!
優しく指導していただいているのであります。

何故田植え機をお借りしているのかというと、
疎植の限界に挑戦したいなと!

疎植とは、
苗と苗の間隔を通常より大きくあけて植えること。

うちの田植え機では、
1坪あたり45株植えが限界のところ、
この借りた田植え機ではなんと、
37株でできちゃうんです!
(ちなみにこの辺りの一般的な田植えは60-70株植え)

37株植えだと、
昔むかしの手植えの時代の、
30センチ四方で植えているのとだいたい同じくらいでしょうか。

試乗してみて、
メーカーさんや農協の農機具の方と、
いろいろ話し合い。

疎植は、
通常と変わらない収穫量でありながら、
あまり実践している農家さんは少ないかも。
田植え直後の、
苗の間隔があまりにも空きすぎて、
見るからに淋しい様子になってしまうのが原因か。
それとも、
収穫量はやっぱりいっぱい植えたほうがいいに決まってる!
と、
疎植にトライしてみようとしないのが原因か。

疎植は、
確かに植えた直後ははかなげだけれど(笑)、
1ヶ月もたてば他の田んぼと見た目は変わらなくなります。
一株一株が、
しっかりがっしり大きくなるんです、
本当に。
もちろん、
収穫量も変わらない。

圧倒的に苗の必要量が変わってくるので、
大きな農家にとっては、
労力も経費も節減できます。

田植え機のマーカー(オレンジの棒)を見つめながら、
真っ直ぐに植え(ようとしてい)るともまる。
その先には、
その様子を見守るメーカーさんたち。

さぁ、
疎植の限界に挑戦してみて、
この秋の収穫量はどう変わってくるか。
楽しみです!

この田植え機、
欲しいけれども、
400万・・・・。
イセキさん、
毎年全部の田んぼで貸してくれないかなぁ、
な~んて、
無理な話。

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