富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

稲刈り11日目、と、農産物検査

2010年9月27日 11:54 PM

明日は雨!
とわかっていたので、
もうありとあらゆる手段と策略を屈指して、
何とか稲刈りを終わらせたかった濱田ファーム。

だって明日からはもう、
新米お届け作業のスケジュールがびっちりばっちり埋まっていて、
お客様をお待たせするわけにはいかないのよ。
稲刈りしている暇なんてないのよ。

ってなわけで、
頼れる友人に頼りまくり頼りまくり頼りまくり(感謝!!!)、
で、
出荷する米粉用の稲刈りをのぞいて、
とりあえず稲刈りをやっつけました!!!

ともまるが稲刈りまくっている間、
とりあえず用意できていたお米の農産物検査を、
ともまる不在で受験しました~。

もともとこの日に予定していた農産物検査、
本当なら稲刈りが終わって、
籾摺りも終わって、
全ての直売用のお米を一気にえいっ!と受けるはずだったのに・・・。

1日から新米をお届けするってお客様に宣言していて、
注文もかなり入っていたので、
あるだけのお米を取り急ぎ受験@知り合いの大農家さん。

それにしてもさすが黒部を代表する農家さん!
もうワタクシ目が泳ぎまくり、
怪しく写真撮りまくり状態の、
設備のすごさです!
当たり前ですが、
濱田ファームとはじぇんじぇん違います!!

稲刈り前の早朝から、
えっちらおっちら籾摺りたてのお米を運んで、
検査をしてもらいます。

穀さしっていう棒みたいなものを、
米袋にブスッとさして米を抜き取っていきます。
いちおー、
この私も農産物検査官をめざして実習を受けている身なので、
ブスッブスッとお手伝い♪
これがけっこう、
か、い、か、ん・・・・・・♪
何ともいえない感覚なんです。
あれ、わたし、変?!

採取したサンプル米を、
検査官の厳しい目でチェックしてもらいます!

これまで私も、
乾燥具合をみたりするのにこうやって、
カルトンという黒い丸い入れ物に米を入れて見ていたりしましたが、
やっぱりこれまでとお米を見る目は確実に違ってきました!

何ていうんでしょう、
米の一粒一粒が、
ちゃんと「見える」んですよね。
って、
見習いの身で偉そうですがー。

検査場には、
きっと一般の方が見たら?と思うものがいっぱい。
興味深いものが散乱しているので、
私もついつい写真いっぱい撮っちゃった。
ら、
さらに怪しくなっちゃった(笑)。

分析もしていただきましたー。
あー、
この夏、
もうイヤになっちゃうくらいこれやったなー。

もう米粒見たくない!
米粒が夢に出てきそう!
寝言が「その他未熟が・・・もにょもにょもにょ・・」になっちゃうくらい!

なんか、
悪夢がよみがえってきます(笑)。

農政事務所の方も来られていたので、
厳しいダブルの目でチェーック!

数年前まではこの農産物検査、
お上のお仕事だったわけですが、
民間に移行されてこうして、
私たち一般の農家も検査ができるような体制になっています。

が、
やっぱり今でも指導やアドバイスをしていただける、
心強い存在。

検査が終わったら、
等級をしめすはんこをポンポン押していってもらいます。

私たちの目的は等級を獲得することではなく、
検査を受けることによってはじめてできる、
「富山県22年産コシヒカリ」の表示。

これまで「未検査米」としか表示できませんでしたが、
これで今年の新米を、
胸を張って「今年の富山の新米だぜー、いぇい!」と
表示できるようになります。

もう間もなくで、
新米お届けできます!

明日からはいよいよ、
新米お届け作業スタート!
ご注文いただいているお客様、
どうぞ楽しみにお待ちくださいね~。

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平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。

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