富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

播種の準備準備準備ーっ!!

2011年4月16日 9:23 PM

育苗(いくびょう=稲の苗を育てること)の行程も、
いよいよ盛り上がりを見せてきました!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

明日は、
春のメインイベントとも言える、
7:の播種(はしゅ=種まき)です!
うちはそのままその日に、
8:ハウスへの苗出しをやってしまうので、
今日までその準備準備でバッタバタでしたー!

準備のうちの1つが、
ビニールハウス。
苗出しに備えてきれいにしておかなくてはいけません!

これは、
去年の育苗が終わって、
そのまま放ったらかしにしていた状態のハウス。

本当は育苗が終わったら、
野菜を作るとかして有効利用した方がいいのかもしれませんし、
実際にやれーと言われるんですが、
なかなかそんな余裕がなくて。
っていうのは言い訳か。
やらないっていう事は、
やりたくないっていう事なんだろうな。

土の表面がボッコボコ状態だし、
雑草もけっこう生えていたりするので、
トラクターで簡単に耕してやります。

さらにはイボリ(レイキ?)で、
サササーと表面を整えたり、

ハウスの際に生えまくっている雑草を、
除草剤をかけちゃえば簡単なんですが、
どうにも気が進まなくって、
こうして手でむしったり、

苗出しの時に活躍する、
単管のレールを出したり、

プール育苗をするハウスの方には、
プール状にする為の木枠を設置したり、

プール育苗も3年目!
組み立ても慣れてきました!

他にも、
大量に必要なパレットを準備したり、
散水装置を設置したり、
と、
ここではご紹介できないコマゴマした物を、
日数をかけて今日まで準備万端(のはず・・・・)にしておきました!

そして作業所では、
播種の準備も並行して。

これは播種機。
1年に1回、
この時期にこの播種の為だけに必要な農機具。
なんだけど、
ものすごーく優れもので、
これがなくてはとても播種はできましぇん!!

優れものなんだけれど、
場所をかなり陣取るのが難点。
長い長い播種機は、
全長7メートル弱。
7メートルですよ、7メートル!

作業所の中をかたしまくって、
コンバインやらブームスプレイヤーやら、
巨大な農機具を端に追いやって追いやって、
何とかスペースを確保。
と同時に、
試運転。
何せ1年に1回しか使いませんから~。
1年ほったらかしにしておいて、
ちゃんと動くか不安ですから~。


播種には播種機以外にも、
やはり場所を陣取る大量の資材がてんこ盛り!

左上:苗箱。この長方形の箱に土をしいて種をまきます。
その数3000箱。
場所陣取りまくり。

右上:床土。今年から軽さが売りの土にしてみました★
もちろんこれも、
フレコンでどどーんと場所陣取りまくり。

左下:こちらは覆土。種を播いた後にかける土の方。
これまたフレコンで、
以下省略。

右下:フレコンを持ち上げるには、
こうしたホイストと呼ばれる装置や、
フォークリフトも使います。

さぁ、
準備は万端(だと思う・・・自信はあまりないけど・・・)。
明日は播種だー!
がんばるぞー!!

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