富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

小麦の選別

2011年7月26日 11:42 AM

先月刈り取って、
そして梅雨の晴れ間を見計らって
天日干ししていた小麦(自家用)。

は、
現在保冷庫でお休み中。

今回は、
去年刈り取った小麦をようやく!
製粉しようと重い腰をあげました!!

刈り取って1年間、
いったい何してたんだ?!
と怒声が飛んできそうですが、
私たちもさっぱり記憶がありません・・・。

ただただ、
言い訳としては、
新麦はあまり状態がよくないから、
1年くらい寝かせておいた方がいいとかそんな話を風の便りで聞いたので、
ま、
1年の間に製粉すればいいだろうってな感じでのんびりしていた、
という訳。

自家用だしね、
待っている人もいるわけではないしね、
いいじゃろいいじゃろ(→広島弁風)。

さぁ、製粉!

の前に、
小麦の中にはゴミやらゴミやらゴミやら、
茎も草も殻みたいなものも、
とにかくいろんなものが紛れているから
一応選別しておこう。

ただし、
お米のようにキチン!とした選別機があるわけでもなく、
またお米の選別機を使うわけにもいかず、
っていうか使っても使えるかわからないし、
万が一コンタミしたら絶対ダメだし、
で、
こんな年代物の選別機登場!

もちろんこれも、
MHKしてきた唐箕(とうみ)。

本来は、
刈り取ったお米の籾とゴミとを選別する昔の農機具。
はたしてこれが、
小麦に使えるかどうかは不明ですが、
ま、
ゴミくらいは選別してくれるだろうと使ってみた★

ザザザーっと小麦だかゴミだかわからないものを、
投入口に入れる。

ね?
いろんなモノが混ざってるでしょう?

ま、
ゴミは言い過ぎとしても、
大麦が結構混ざってる!

これはしょうがないかな。
大麦を刈り取った後、
同じコンバインで小麦も刈り取る。
どんなに掃除しても、
素人がやったくらいでは完全には取り除けないもんね・・・。
同じ麦だし、
自家用だし(→いつも最後はコレ)、
いいよね~!

ちなみに麦を刈り取った後のコンバイン、
次は秋、
稲の刈り取りに使用するので、
ここではしっかりとプロの方にお任せして掃除してもらいます。
お米に麦が混ざったら絶対ダメだからね。

唐箕(とうみ)をクルクルまわしてみたら、
けっこうゴミが飛んでった!

これ、
なかなかいいんじゃない?!

選別された小麦、
ゴミはなくなり大麦が多少混ざる程度にまでなって、
ここで本当はすぐに製粉となるわけですが、
今年は製粉する前に、

精米機にかけてみた!!!

精米して、
小麦の外の皮(ふすま)を少~しだけ取っちゃおうという作戦。
これで少しは白い粉になるんじゃないかと。
市販の小麦粉は、
どうしてあんなに白いんだろう?!
ってなくらい、
自分で製粉すると茶色いんだよねぇ。
ふすまも大量だし。

だから、
今年は精米機にかけてみた、
というわけ。

精米機もこれまた年代物。
濱田家でその昔(30年前くらい・・・?)使われていたもの。
ダイヤル具合とか、
音とか熱とか、
今の精米機と比べると大丈夫かなぁ?
っていう感じだったけれど。

昔はこの精米機もきっと、
最新鋭のピカピカのものだったんだろうなぁ。
30kgのお米を精米するのに、
2時間かかったみたいだけど(苦笑)。

ちなみに今、
濱田ファームが使っている精米機で、
30kg10分くらいかなぁ。

かなり熱い状態で小麦が出てきたけれど、
良い感じでピカピカの小麦になったよ~!

ふすまも残っている状態だし、
でもキレイだし、
うん、
これはいいんじゃない?!

と、
今日はここまで。
精米機にかなり時間を取られた。
ので、
製粉はまた後日改めて、
となりました。

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