富山でもようやく、
桜の開花宣言が出たようです!
今年はものすご~く寒かったからかなり遅いのでは?
と思ったら、
去年より4日遅いだけなんだって。
そういえば去年も、
育苗期間中は寒い寒いってこのブログでも書いていて、
プール育苗の苗が思ったより伸びなかったり、
一昨年もやっぱり、
出芽の時に寒くて寒くて、
ビニールハウスの中でストーブ炊いたりしていたっけ。
そう考えると、
今年が特別に寒いってわけではないんだろうな、
きっと。
さて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)の行程も、
いよいよピークの播種(はしゅ=種まき)のところまできております!
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
今日は7:播種の様子、
ではなくて、
播種の準備の様子をご覧くださいませ~。
というのも、
この準備がいろいろ大変な上に時間がかかりまして・・・。
ともまるもこの数日はずっと、
こうしてフォークリフトを屈指して、
あっちにあれを移動、
こっちにこれを移動、
ひたすらひたすら何かしらを移動しまくりだったようです。
いやぁ、
この播種という作業はもちろん、
ありとあらゆる作業において、
このフォークリフトがないと何もできないし、
始らない・・・・
のに、
そのフォークリフト様がご機嫌を損ねられまして、
うんともすんとも言わなくなった・・・。
前々からバッテリーの調子が悪いのには気づいていたんですが、
もう限界だったようで(※1)。
喜んで交換させていただきました。
良かった良かった、
これで仕事ができるぜ!
と思ったら、
今度は軽トラまでご機嫌斜めに・・・・。
軽トラもやっぱり、
なくてはならない存在なわけで・・・。
こちらはあえなく、
入院とあいなりました・・・(※2)。
でもって、
播種の準備なんですが、
播種はとにかく場所を取るんです!
できるだけ広い場所が必要。
うちの作業所はけっこう広いんですが、
それでもきちんと考えて、
何をどこに置くのか上手にセッティングしないと、
身動きがとれなくなります。
毎年やるたびに、
ここをもっとこうすれば良かった、
という反省点を組み込んだセッティング表を作成。
それをもとに、
資材や播種機をフォークリフトを使って置いてきます。
あっ、その前に、
広い場所を確保する為、
もともと置いてあったありとあらゆる農機具や精米スペースなどを、
片っぱしから片づけていって、
播種のスペースを作っていきます。
これがまた大変なんですが、
その作業の様子はご想像におまかせします♪
左上:これが播種機。
種をまいてくれるだけでなく、
土をセットしたり水もまいてくれちゃいます。
右上:土(※3)。
播種作業には大量の土が必要なのだ。
フレコン入りで上から吊るしてセットします。
左下:準備万端の種籾。
右下:苗箱(※4)。
長方形の箱に種をまいて苗を育てます。
うちは3000枚ほど準備。
他にも、
パレット(全てのものをフォークリフトで動かすので)、
単管レール(リフトの入れない場所はトロッコで動かすので)、
水(もちろん自噴水♪)、
などなどをセット。
ようやく、
播種作業の準備が終了~!
前日までにここまで準備して、
いよいよ播種当日を迎えます!!
播種の様子は、
また明日!
★ともまる今日の解説★
※1 このバッテリーは丸4年間使いました。バッテリーの寿命からいえばこんなもんかな。しかし、実はこのフォークリフトはどうもバッテリー上がりぐせがあるみたいで、新品のバッテリーでも上がり気味。つまり、車体の方に難ありという事で、乗用車ならきっとリコール対象だな。
※2 三菱の軽トラの代車が今はなきスバル・サンバー。やっぱいいわ~。同じ軽トラとは思えん。
※3 今年から全て楽軽培土(富山クボタ)になりました。使用量も減ったので播種スペース確保に貢献。
※4 この苗箱たち、一箱も買ってません。MHKの筆頭。あ、水入れる桶も一つと買ってないわ。
単管トロッコ!?
単管トロッコってなんですかその便利そうなもの!
と思って過去の記事もみさせていただきましたー。ともまるさんの自作道具なんですねー。すばらしいです。
t-tarouさん
単管トロッコは、
ものすご~く便利ですよ~!
一家に一台、いかがでしょうか(笑)?!