富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2013.11月の記事

マルシェ前日に取材がきたーっ!

2013年11月22日 5:12 PM

演劇部に加えて、
昨日は書道部に属していた事もカミングアウトした私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!

ついでに・・・(笑)。
実は包装部、
あっ、違った、またオイカワさんからツッコミがきそうだわ(笑)、
放送部にも所属しておりました★

詳しく説明すると、
えっ?!
そんな説明いらない??
まーまーまー、
実はこのブログの読者の中には、
本題よりも前置きの方が楽しみだという方もいるようなので、
ここは1つおつきあいくださいな♡

私は、
中高一貫教育の学校に通っていたんですが、
中高と6年間書道部に。
そして中学3年間は同時に演劇部にも、
高校の時は1,2年間ほど放送部におりました。
あっ、
そういえば中学の時は1年間だけバスケ部にもいたなー。

で、
今日は放送部について。
全国大会にアナウンスや朗読部門で出場するような、
けっこう強い部だったんですよねー。
その時に番組を作る、
と言っても映像ではなく音声のみだったんですが、
番組を作るという事の大変さを学びました。

テレビで流れるわずかな時間の報道番組なんかも、
すごい時間をかけて作られている事がわかるだけに、
特にドキュメンタリー番組なんかは大好きです。
NHKはやっぱり見応えがありますよねぇ。
あんまり作り上げない。
大げさにしない。
地味に率直に問題に迫る姿勢が大好きです。

でもそんなNHKでもきっと、
内部はいろいろ大変なんだろうなぁ。
大好きだった堀 潤さんはそれでやめちゃったんだもんね。

別にNHKを持ちあげているわけではありませんが、
今日は富山放送局からの取材を受けていました。

毎日何かしらの報道がされているので、
きっと一般の方にもお馴染ですね♪
の、
生産調整(減反)廃止について、
賛成している農家としての取材です。

本当は、
取材は来週の予定だったんですが、
何かしらの動きが週明け早々にもあるという事で、
それにあわせての報道に間に合うよう、
今日ギリギリのタイミングでの取材に変更になりました。

というのは私たち、
明日からマルシェ出店なのです~。
前日の今日、夜中に出発なので、
本当なら今日はその準備で、
すんごく忙しいのです~。

でも担当の方もかなり困っていらっしゃる様子だったので、
頑張って取材をお受けしたわけです~。

これまで何度も、
テレビや新聞、ラジオに雑誌と、
各メディアから取材を受けています。
取材のリクエストをいただいたら、
可能な限りお受けするようにしています。

※これまでメディアで紹介していただいた経歴は、
HPのこちらのページでご覧いただけます。

それは、
取材を受けると、
自分自身の考えやこれまでの生い立ち、
どうして農家になろうと思ったのか、
そして今どう思っているのか、
さらにはこれから先どうしたいのか、
そんな事を答えなくてはいけないので、
より自分たちの仕事をじっくり考える、
とても良い機会になるからです。

その時々によって受け答えは変化し、
ぶれない真っ直ぐな道や思いをなかなか答えられないんですが、
それはそれでいいと思っています。

その時の状況、
それは農政の変化だったり、
この地区の田んぼの状況だったり、
私たち自身の生活の変化だったり、
はたまた思い描く将来像が変わったり、
そういうもので変わっていくものじゃないかと思うからです。

ただ1つ、
これだけはぶれずにいたいなと思うのは、
正直に真面目に米作りに取り組み、
美味しいお米をお客様にお届けする事。
それだけです。

今回は生産調整廃止という、
とてもとても大きな政策転換が取材の対象でした。

生産調整廃止に反対でも賛成でも、
皆さんそれぞれの意見があるのは当たり前の事です。
それでも、
しっかりと自分の意見を公に口にする事は、
勇気もいります。

でも、
それでも!
前述の通り、
自分たちの仕事=米作りと直売について、
考える良いきっかけいになると思い、
今回も取材をお受けしました。

放映は、
えっと確定していません!
もしかしたら来週26日(火)18:10~、
NHK富山放送局ニュース富山人かな?

ともまるが取材されている様子を、
取材していた私の方ですが、
必死の形相でマルシェの準備です!

チマチマと、
ラベルを貼ったりお米を詰めたり、
頑張っています!

マルシェの情報は以下の通り。
皆さん、
ぜひぜひお出かけくださいね~!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

生産者と消費者をつなぐ都市型の市場、
マルシェの出店情報です。

●11月23日(土)
ヒルズマルシェ@六本木アークヒルズ
10:00~14:00

●10月24日(日)
青山ファーマーズマーケット@国連大学前
10:00~16:00

無農薬コシヒカリの量り売りや小袋、
黒米・米粉・米粉クッキー等を販売しています。

私たちの顔を見に来ていただくのもよしですが、
全国からの生産者とお話しを楽しむのもよし、
楽しい時間を過ごせると思います!

農産物だけでなく、
美味しそうな加工品やスイーツ・パンにお花、
コーヒー・お茶にお花や石鹸などなど、
見ているだけで楽しいマルシェです。

お近くにお住まいの方、
是非私たちの顔を見にきてくださいねー!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

マルシェ出店にともない、
11月22日(土曜日)~25日(月曜日)までお休みします。
ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

ようこそ!農村生活研究会さま!!

2013年11月21日 4:25 PM

実は書道の先生の免許を持っている私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!

小さい頃から書道を始め、
中学・高校と書道部に属し、
良い先生にも恵まれ、
大学を卒業するまでずっと好きで続けていました。

好きだったんですが、
でも書道に限らずかな、
○○道の世界は結構お金がかかるんですよね~。

好きだから続けたい、
でも続けるとなると展覧会(今話題の日展も懐かしいです!)に出品しなくてはいけなくなってくる、
出品料がちょっと高い上に紙代・墨代がばかにならない。

と、
書道を続けられない理由(言い訳とも言います)を探して、
日本から離れてカナダに移り住むタイミングで、
やめてしまいました。

なぜ急に書道の話になったかと言うと、
昨日のブログの前置きにちょこっと書の話を書いたから。
書の世界から離れて久しいですが、
書を見る目だけは未だに厳しい私です。
相田みつおさんと相田みつおさん風にそれなりに書いた書とはでは、
全く違うし、
そういう真似した感じの書がどうも許せない私であります。

さて!
今日も前置きとは全然違う話題です!

昨日の午後の話ですが、
農村生活研究会のメンバーの方々が、
濱田ファームの直売スペースを訪ねて来てくれました♪

農村生活研究会とは、
農村生活の向上と農業の活性化を図る事を目的に、
知識・技術の習得や情報交換・収集をされている会だそうです。

特に最近は、
地域特産品の開発や地産地消、
6次産業化への取り組み支援などに力を入れているとか。

追記:
研究会の会員は、
富山県の農林振興センター職員有志の方々です。
振興センターについてはこの日のブログ参照。

そんな方々が、
私の話を聞きたいという事で、
ちょっぴり緊張しながらもお話しさせていただきましたよ~★

本当に私で良かったのかしらん、
と今さらながら心配ですが、
皆さんこの直売スペースに興味を持っていただいていたみたいで、
主に直売や情報発信についてお話ししました。

うちは、
手書きのメッセージやハガキ、
直接お客様とお話しする事なども大事にしていますが、
インターネット上での情報発信にも力を入れています。

それは、
私たちの米作りの様子を皆さんに知っていただきたいから。
どこで誰がどんな風にどんな思いでお米を作っているか、
そんなバックグラウンドを知っていただいた上で、
我が家のお米を食べていただけたらうれしいなぁという思いで、
情報発信しています。

情報発信の柱となっているこのブログ、
調べてみたら2006年の1月から始まり、
もうすぐで8年目に突入します!

そういうお話を、
質疑応答形式でお伝えいたしました。

直売スペース隣の米保冷倉庫は、
皆さん興味深々な様子でした。

20kgの袋取りで等級検査を受けているお話しは、
かなりインパクトがあったみたいです。

直売スペースも保冷倉庫も、
どちらも狭くてキューキューになってましたが、
それがかえって良かったかもしれません。
ほんわか雰囲気で(たぶん)研究会は終了となりました~。

皆さん、
ありがとうございました!
また機会がありましたら、
今度はゆっくりと遊びに来て下さいね!!

他の研究会(?)の皆さまも、
研究会でなくただ遊びに来たいだけの方も、
どうぞどうぞご遠慮なく!
濱田ファームに是非、
遊びに、私たちの顔を見に、話を聞きに、
はたまた農作業を体験しに、
いつでも(事前にご連絡の上)来てください!

お待ちしておりま~す!!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

生産者と消費者をつなぐ都市型の市場、
マルシェの出店情報です。

●11月23日(土)
ヒルズマルシェ@六本木アークヒルズ
10:00~14:00

●10月24日(日)
青山ファーマーズマーケット@国連大学前
10:00~16:00

無農薬コシヒカリの量り売りや小袋、
黒米・米粉・米粉クッキー等を販売しています。

私たちの顔を見に来ていただくのもよしですが、
全国からの生産者とお話しを楽しむのもよし、
楽しい時間を過ごせると思います!

農産物だけでなく、
美味しそうな加工品やスイーツ・パンにお花、
コーヒー・お茶にお花や石鹸などなど、
見ているだけで楽しいマルシェです。

お近くにお住まいの方、
是非私たちの顔を見にきてくださいねー!

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マルシェ出店にともない、
11月22日(土曜日)~25日(月曜日)までお休みします。
ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

マルシェ出店に向けてタイヤ交換!

2013年11月20日 10:38 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!

最近、
直売スペースへのお客様が多い幸せな日々を過ごしています。
お米を買いに来られる方はもちろん、
ふらっと立ち寄ってくれる友人・知人、
はるばる遠方(千葉)から遊びに来てくれた同級生などなど。

「人との出会いこそが人生を豊かにする」
有名な書家の方が書いていたと思いますが、
まさにその通りだなとしみじみ。

そして誰かに会うには、
努力もしなくてはいけないと思うのです。
「今度ゆっくり飲みに行こうよ!」の「今度」をきちんと実行するには、
実は相当な努力が必要です。
時間を作り場所を用意する。

ついつい日常の忙しさを理由に人と会う努力を怠りがちな私たちですが、
これ、
来年の目標にしようかな。

多くの人と会う。
きちんと向き合う。
その人と話す。
そして飲む。

誰ですか、
結局は飲むのが目的でしょ、
って言ってるの。

さて今日も、
外は風ビュービュー雨ザーザーにつき、
作業所にこもっているともまる。

そして、
今週末のマルシェ出店に備えて、
タイヤ交換をしています!

マルシェの為にタイヤ交換?!
と思う方もいらっしゃると思いますが、
ここ北陸から東京への道中、
超豪雪地帯の妙高を通らなくてはいけないんですよね~。

冬はそれこそ、
そこだけ高速閉鎖になるくらいの妙高。
そろそろ怪しい時期だけに、
万全の準備をしておかないと!
というわけでタイヤ交換です。

毎年2回、
冬の始まりと終わりに必ずしてなくてはいけないのがこの、
タイヤ交換。

しかーも!
軽トラ2台(ともまる号とともパパ号)と、
自家用車2台(うちとともパパ家)の4台ものタイヤ交換。

さすがに雪国に暮らす男・ともまる、
慣れた手つきでチャチャチャっと交換していきます。

まるでそれは、
F1のピットイン!のような、
そうでもないような・・・・(笑)。

それにしても寒いです。
ストーブなしではとてもできません!

雨も降ってるし、
絶好のタイヤ交換日和となりました。

さて!
タイヤ交換も完了して、
これで妙高も怖くない!
今週末はマルシェ出店しますよ~。

生産者と消費者をつなぐ都市型の市場、
マルシェの出店情報。

●11月23日(土)
ヒルズマルシェ@六本木アークヒルズ
10:00~14:00

●10月24日(日)
青山ファーマーズマーケット@国連大学前
10:00~16:00

無農薬コシヒカリの量り売りや小袋、
黒米・米粉・米粉クッキー等を販売しています。

私たちの顔を見に来ていただくのもよしですが、
全国からの生産者とお話しを楽しむのもよし、
楽しい時間を過ごせると思います!

農産物だけでなく、
美味しそうな加工品やスイーツ・パンにお花、
コーヒー・お茶にお花や石鹸などなど、
見ているだけで楽しいマルシェです。

お近くにお住まいの方、
是非私たちの顔を見にきてくださいねー!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

マルシェ出店にともない、
11月22日(土曜日)~25日(月曜日)までお休みします。
ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

食堂nogiさんでうちのお米を食べてきた!

2013年11月19日 7:16 PM

こんばんは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

今日こそは堆肥散布、
したいところでしたが・・・。
相変わらず風がビュービュー・・・。
そして冷たい雨・・・。

午前中の一瞬だけ、
風がピタッとやみ雨もあがっていたので、
1時間だけ無理やりまいてきましたが、
これはどうやら堆肥散布作業、
長期戦になりそうな予感です・・・。

さてこの前のお休みの日に、
富山市に10月にOPENした食堂nogiさんへ、
お邪魔してきました。

オーナーのメグミさんは、
元々は我が家のお米を買って下さるお客様だったのですが、
その後いろいろな場所でお会いする機会があり、
そのうち仲良くなってという経緯から、
お店を持ちたいという夢を聞いた時から応援していました。

開放的な店内!
テラスも広々としていて、
暖かくなったら(って、まだまだ先~の事ですね・汗)、
テラスでのお食事も気持ち良さそう♪

子どもが遊べるキッズスペースもあって、
子連れにも安心です。

ランチタイムに一番乗りだったんですが、
この後ほぼ満席になってました!

一角には、
地元の野菜や加工品を販売するコーナーもあって、

何と、
我が家のお米も置かせていただいていま~す。
きゃぁ~、
ありがとうございます!

他にも、
豆や豆のペーストが置かれたスペースもありましたよ。

その奥がキッチンなんですが、
すご~く忙しそう!

さてランチの内容。
まずはサラダと副菜プレートから。

色とりどりのお野菜が盛り沢山で、
見るからに美味しそう!
野菜ソムリエでもあり、
地元の生産者との交流も深いメグミさんならではだなぁと思いました。

メインは、
お魚かお肉から選べるようになっていて、
これはお肉の方。
この時はカレーとココナッツ風味のチキンでした。

おかわり自由のご飯と具だくさんのお汁もついてますよ~。

そしてこのご飯が!
実はうちのお米なんです~!!

家で食べるよりも美味しいのは、
やっぱり業務用の大きな炊飯器で炊くからなのかしら。
普段はあんまりご飯を食べない娘もペロリ。
私もついお代りをしてしまいました★

※他の農家さんのご飯の時もあるかもしれません。

食後には、
大好きなkoffeのコーヒーまで出てきます。
(飲み物はいろいろ選べます)

5歳にして早くも別腹という言葉を知っている娘は、
パフェまで食べてました。

お野菜たっぷり、
心にやさしいごはんのお店・食堂nogi
ぜひ皆さまお出かけくださいね~!

■富山市婦中町島本郷10-10 1F
■(076)461-5230
■不定休 
■AM11:30~PM20:30

六次産業化をデザインでバックアップ!?

2013年11月16日 4:43 PM

自分にモノを作ったり見極めるセンスには自信がありませんが、
そういうセンスを持った人をかぎわけるセンスには自信がある、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

こんにちは!
ま、
つまりは一言で言い表せば、
ザ・他人任せ・・・(笑)?

例えば、
濱田ファームの直売スペースはよく、
カフェみたい~♪
素敵ですね~!
と言われたりしますが、
これには私たちのセンスは何一つ入っていません。

全てお任せ。
好きなように作ってね♡
と業者さんに丸投げです。
だから、
うわー、外壁がミノ虫仕様になってるー!
うぉー、ドアは青に塗られてるー!!
と、
驚きの連続だったわけです。
ある意味ワクワクする工事期間でした。

でもね、
それがオロオロする工事期間だったりすると、
それはもう最低ですよね。
当たり前ですが。

だからこそ、
丸投げするんだから、
業者さん選びだけは真剣です。
ま、
書くほど真剣だったわけではありませんが(笑)、
でもこの業者さんなら!
という絶対的な信用があったので、
好きなように作ってもらいました。

この、
業者さんを選ぶというのが、
言ってみれば私たちのセンスなのかもしれません。

今日は、
すごい前置きが長くて恐縮なんですが、
このまま勢いでタイプ打ちまくる可能性大です!
先に謝っておきます!!

先日、
フラフラ~っと富山のオサレなお店の中をウロウロ彷徨っていたら、
上のチラシが目にとまりました。

農林水産業は今!
六次産業化をデザインでバックアップ!!
というタイトルに、
これはもー、
農家がいかなくてどうする?!
と、
よく読みもせずに行く事決定。

裏面を見ると、
富山出身の有名雑誌の編集長の方や、
富山を代表するデザイナーさんの名前、
しかもその方のお一人は知っている方だっただけに、
すごくワクワクして当日を迎えました。

ら。
入ってみてビックリ。
何とこのセミナーは、
富山デザイン協会主催のデザイナーさん達のセミナーだったんですね。

事前に気づけよ!
って感じですが(笑)、
あまりにも場違いなので私、
思わず退出しようかと思いましたことよ、
おほほほ~。

で、
でもですね!
タイトルがタイトルですからね!!
「農林水産業は今」
なんて言われちゃったら、
農林水産業界に身を置く(置いてるかしらん)私としても、
だまっていられません。
好き勝手に語られてたまるかー!

なんちゃって。
そんなつもりで行ったわけではもちろんなく、
はたしてデザイン業界はどんな風に、
ちょっと野暮ったい?遅れてる?アンテナ折れまくり?の、
あっ、
私っては今日はちょっと毒舌ですかー?!
普段は猫かぶっているのに、
今日はしっぽがとぐろをまいてますわー(意味不明)、
はははー。
まぁそんな業界をどうバックアップしようとしてくれているのか、
もー、
そりゃー、
興味深々だったわけです。

それにしてもこのセミナー、
もっと主役(?)主題(??)の農林水産業の方々がいても、
いいんじゃないかと思うんですが、
何で農協さんとか役場の農林水産課とか振興センターとか、
そういう方々がいらっしゃらないのかしらん。
デザイン協会の方から各団体に声をかけたとも聞いていますが、
いまいち反応がなかったようで・・・。
ちょっと残念でした。

県内デザイナーさん達の、
パッケージやパンフレットなどの展示品。
さすがです!
かわいい!ステキ!!
と、
目で見ただけで訴えかけてきてくれます。

私自身、
お土産なんかを選ぶ時の基準は、
産地や材料などの中身はもちろんですが、
パッケージを非常に重要視しています。
これはもう、
好みの世界だとは思いますが、
パケ買いはよくするタイプです。

でも今回、
デザイナーさん達の話を聞いていると、
ただ単に商品の良さをアピールしたいというわけではなくて、
その商品を通して、
生産されている場所だったり生産者の人柄も伝えたいという気持ちがあったり、
お客さんがそこへ来て欲しいと思えるようなパッケージを心がけているという事だったりと、
プロの方々の仕事に対する熱い思いを聞けて、
いち生産者としてもうれしい気持ちになりました。

なんかほら、
デザイナーという肩書だけで、
私たち一次産業にいるモノはビクビクしたりしませんか(笑)?
オサレそー。
怖そー。
偉そー。
知らない業界だけについ、
知らないくせに高い高い壁を築きがちです。

でも実際は、
全く(たぶん・笑)そんな事はなくて、
上に書いたように、
この商品を通じてその商品を作った生産者や店、地域の事を、
多くの方に伝えたい。
そういう風に思っていただけているんだなぁと感じました。

今回のセミナーで発表されていたデザイナーのハヤシさん曰く、
デザインとは美しいパッケージを作ることではなく、
伝える力、伝え方だと。
そうか!
そうだったのか!!
と、
目からウロコがポロリンと落ちまくりました。

私たちはこれまで、
米袋もちらしも米粉もクッキーもどれもこれも、
パッケージは自分達自身で適当に、
でも、
素人ながら試行錯誤して作ってきました。
でも、
「伝える力、伝え方」なんて事は考えずに、
ただ見た目だけを考えていました。

これがつまりは、
素人とプロの方との差なんでしょうねぇ。
勉強になりました!
これがわかっただけでも、
今回のセミナーに場違いながらも参加して良かったなぁ、
と思いました!