富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2015.5月の記事

草刈り侍、参上!

2015年5月30日 3:40 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

毎日いいお天気、
そして暑いです!

そして、
ここ数日はひたすら草刈りの日々。

刈って刈って刈って、
そしてまた、
刈って刈って刈りまくってます!

だてほら♪
草がこんなにボッサボサ♪♪♪

刈りがいもあるってもんです!

ちなみに、
明日は日曜日だし休みたいところですが、
娘の学校の草刈りです♪
休日まで草刈り~
ららら~ん♪♪♪

芝生の種まき♪

2015年5月28日 2:33 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

薄曇りの今日は、
少し暑さが和らいでいるような気がします。
こういう日はチャーンス!
ともまる、せっせと草刈りに出かけていきました!!

春作業に追われた2か月の間に、
田んぼの畦(あぜ)の草がボーボーしちゃったので、
これからしばらくは草刈りの日々になりそうです。

でもってこの草刈り、
エンドレスで11月くらいまで続きます。

約70枚ある田んぼの畦を、
少しづつ少しづつ順番に刈っていくんですが、
全ての田んぼを一回りしてスタート地点に戻ってきたら、
また草ボーボーなんです。

刈っても刈っても、
刈っても刈っても、
刈っても刈っても、
草は生えてきます。

はっきり言ってこれからの時期は、
米作りしているというより、
雑草と戯れているといった感じです。

農業は雑草との戦い、
なーんてよく言われますが、
戦いに勝つなんてちょっと無理。
でも、
草と共存するなんていうのも理想の世界。

せめて、
少しでも草の勢いを抑えるべく、
畦に芝生を敷き詰める事に取り組んでいます。

芝生も一から自分たちで育てるので、
まずは播種(はしゅ=種まき)から~。

へぇー、
芝生って種があるんだ!
という事を数年前にはじめて私知りました。

芝生の種は、
とーっても小さい粒なので、
巨大なミキサーを使って土と混ぜた状態で、
苗箱に入れていきます。

ちなみにこの播種機は、
稲の播種の際に使用しているものとは別。
いただいてきた古い古い播種機です。
今では芝生専用の播種機として活躍中。

こんな感じで、
苗箱に芝生の種をまいて、

それを、
綺麗に片づけたビニールハウスに広げます。
しばらく水と温度管理をして、
芝生のマットを作ります。

その芝マットを畦に敷き詰めると、
完全にではありませんが、
草をかなり抑えてくれるので、
草刈りをする労力がかなり軽減されるんですよ~。

できるだけ除草剤を使いたくない、
それでいて草刈りの労力を軽減したい、
抑草シートは景観があまり好きになれない、
というわけでたどり着いたのがこの芝。

当初は白い目で見られていた芝畦ですが、
今ではこの地域の他の農家さんにも真似していただいています。

70枚全ての田んぼを芝畦にするにはまだまだ何年もかかりそうですが、
少しづつ枚数を増やしていければいいなと思っています♪

ビニールハウスのお片づけ

2015年5月26日 1:50 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日もいいお天気。
そして暑い!
んですが、
まだまだ爽やかな暑さという感じ。

ただし、
ビニールハウスの中は灼熱ですよ~。

昨日に引き続き苗箱洗いをしている脇では、
ハウスの後片付けが行われています。

田植え中は、
とにかく田植えに集中!
ハウスから苗をひたすら運んでいたので、
ハウスの中はいろんな資材が散乱しています。

プール育苗で使ったブルーシートや、

軽トラがハウスの中を通りやすくする為に敷いていた、
大量のコンパネなどなど。

きちんとお片付けして、
必要い応じて洗って、
そしてまた来年の春、
きちんと使える状態にしてしまいます。

米作りでは、
1年に1回きりしか使わない農機具や資材がとても多い、
というかほとんどがそうなので、
片づけという作業はとても重要です。

どんな仕事でも段取りが大事、
よく段取り八分とかいいますが、
農作業においては片づけもとーっても大事だから、
片づけが二分くらいかな。

あれ?
仕事(=田植え)がゼロになっちゃった(笑)。

苗箱ジャブジャブ!

2015年5月25日 2:14 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

田植えが終わり、
おせ植えが終わり、
ようやく野に上がってきました。

この辺りでは野上りといって、
田植えが終わった事を祝います。
きっと昔は、
村をあげて総出で長い期間をかけて田植えをしたので、
野上りはそれはそれは盛大なお祝いだったんだと思います。

今はそんな風習は残っていませんが、
野上りという言葉はちゃんと残っていて、
とりあえず飲みます(笑)!

そして私たちもこの週末は、
久しぶり(たぶん2ヵ月以上ぶり)に家族3人で、
ゆっくりと休日を過ごしました。

そして新たな1週間の始まりは、
田植えの後片付けからスタート!

まずは、
放ったらかし状態だった苗箱からやっつけます!

この箱に、
種をまいて苗を育てていたわけですが、
田植えの時に苗が巣立っていった後の苗箱は、
ドロドロで根っこがビッシリ。

まずは水につけて、
サササッとブラシで土や根っこをはらってから、

苗箱洗浄の専用マシーンに挿入!
機械でしっかり洗ってもらい、

消毒液にドボンとつけて、

乾かします。

しっかり乾いたら、
作業所の一番奥に片づけて、
また来年の春まで眠っていただきます。

と、
単に仕事の流れを書いてるだけだど、
この苗箱洗いがいかに大変な作業かが全く伝わりませんね(笑)。

重労働では全くないんですが、
ちっともおもしろくない単調な作業で、
それを一日ずっとやっているとかなり辛いです。

因みに私の一番苦手な仕事はこの、
苗箱洗い。

今は事務所にとじこもってパソコンとにらめっこする事が多くなったので、
もうすっかりこの作業とは縁遠くなりましたが、
かつてやっていたこの作業を思い出すと今でも身震いするほど(^^;)

田植えや稲刈りの体験をしたい!
ごくまれに、
草取りや草刈りもやってみたい!!
という方はけっこういますが、
この苗箱洗いは希望者はこれまでゼロ。

というか、
こんな作業がある事自体が世間一般には知られていないのかもしれません。
そんな地味な作業ですが、
それでもやっぱり米作りにおいてはやるべき大事な作業の1つです。

米作りは、
そんな地味な作業の積み重ねがほとんどかもしれませんね。

おせ植えー!

2015年5月23日 8:29 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

田植えが終わってホッと一息、
本当に一息ついたら間髪入れずにすぐに、
おせ植えに突入です!

おせ植えとは、
この辺りの言いまわしかもしれませんが、
補植の事。

田植え機でちゃんと植えれなかった部分を、
手作業で植える事。

田植えというと、
一般の皆さまはこの、
手植えをされたい!という方が多いようなんですが、
手植えは本当に大変です。

体験的にはお勧めですが、
一日やってたらしびれます・・・(笑)。

おせ植えは、
ちゃんとやろう!
と頑張ってしまうと、
どんどんどんどん田んぼの中へ引き込まれていき、
まるで蟻地獄のように抜け出せなくなってしまうので、
テキトーにやるのが一番!

手で植えていくのは、
はたから見るとそれはそれは美しい光景ではありますが、
はたしてそれで収穫量があがるかどうか、
つまりは利益となってかえってくるかは、
非常に微妙です。

本当はぶっちゃけて言っちゃうと、
やらなくてもいいんだと思います。

でも、
農家の性で、
植えられてない部分に目をつぶれないんですよね。

まだまだ修行が必要です!