富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2015.6月の記事

岡山から、濱田ファームへようこそ!

2015年6月15日 2:57 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

お客様ともこの話題によくなるのですが、
北陸地方はまだ梅雨入りしていません!
明日は雨のようですが、
その先もそんなに降らないようですし、
梅雨入りはまだもう少し先になりそうかな。

というわけで、
ともまるはここぞとばかりに草刈りです!
まいにちまいにち、
草刈りです!

そうなると、
このブログのネタがなくなるのが私の悩み。
草刈りの様子ばっかりアップしていてもなぁ・・・・。

そこへ!
救世主(?)現る!

久しぶりのこのカテゴリーです、
濱田ファームへようこそ!

今回のお客様は岡山から、
将来は農家?!
をしようかどうか悶々としている若いヨネイさんご夫婦。

岡山、
いいですねぇ。
私がいま個人的に一番行きたい県ナンバーワンなんですよねぇ。
牧場のチーズとか、
山奥の縫製工場とか、
古いカフェとか、
私にとって魅力的なキーワードがずらり★

ヨネイさんは岡山の、
しかも津山から来たっていうじゃーあーりませんか。
津山といえば!
ともまるのかつてのサラリーマン時代の新人研修を過ごした地でもありますが、
そんなのは誰も知らないことですね、
えっと全国的にはB’zの稲葉くんの出身地として有名ですよね。
えっ、
有名じゃない・・・?

実はわたくし、
B’zがまだデビューする前からファンだったので、
詳しくいうと松ちゃんのファンだったんですよね、
だからデビューと同時にデビューシングル買いましたねぇ。
だからその手を離して~♪
まだまだ歌えますねぇ。
よくライブにも行ってましたねぇ。
だから個人的に津山はかなり思い入れがあります!

と、
全く関係ない話題で一人盛り上がってしまった・・・。
えっと、
ヨネイ君です、ヨネイ君!

まー、
爽やかです!
電話でお話していた時から感じていたんですが、
しかも礼儀正しい青年です!!

いやぁ、
農家にするにはもったいない(笑)。

んですが、
しっかりと自分の考えもあって、
さらにはこうして私たちまで訪ねてきちゃうその行動力、
というか、
私たちを訪ねてくるなんてちょっと変わってる・・・(笑)?

しかも奥様、
かなりマイペースだし(笑)。
わたし農業には興味ありませーん、
っていう雰囲気をかもしだしまくりで、
とってもいい味だしてました。

私の大学時代の友達にすごーく似てるなぁって、
かなり私は睨み付けていたんですが(笑)、
お名前を聞いたら!
何と漢字まで全く同じだし!!
やっぱりなって、思っちゃいました(笑)。

※ちなみにカヨさんです。
私の友達のアサノ、
このブログ読んでるかなー。
アサノー!ねっ、すっごくアサノに似てるでしょ???

ともあれ、
ヨネイ君は電話の時からも、
そして会ってさらに確信したんですが、
うん、
大丈夫。
この人たちは大丈夫。
って、
私たちにそう思われても仕方ないかもしれませんが、
とにかく自分たちでちゃんと考えて行動できる人なので、
私たちのアドバイスは全く必要ないと思います。

それでも、
少しでも私たちの話が参考になればという思いで、
お話しさせてもらいました。

私たちもよく、
各地の農家さんを訪ねては米作り・直売のヒントをいただいています。
その農家さんたちは皆さん、
どなたもすごく親切で親身になって包み隠さずたくさんの事を教えてくれました。

だから私たちも少しでもその恩返しを、
訪ねてきてくれる若い人たちへお返しできれば、
こんなに嬉しいことはありません。

ヨネイ君、
時間が足りずに話尽くせなかったけど、
何かあったらまたいつでも連絡してきてね!

表参道ごはんフェスに行ってきたぜっ!

2015年6月13日 8:24 AM

こんにちは。
こちらでは久しぶりの、旦那・ともまるでございます。
本当に、みなさんご無沙汰しています。

ブログはすっかり妻の担当とタカをくくっていたら、
今回一人旅でトーキョー視察しちゃったため、
もう、
ウンウン言いながらこの記事を夜な夜な書いております。

さて、そう、
今回は一泊二日の一人旅。
初!北陸新幹線に乗車後、華の東京に着きまして、
早速視察!と思ったら、
ごはんフェスは次の日、日曜日。

しょうがねえなあ、じゃあ昼間っから・・・
おっといけねえ、視察やったわ視察。

それでは、表参道ごはんフェスの話し、やりますね。

会場は表参道から少し路地に入ったVACANTというところ。
おしゃれなイベントスペースで二階が今回の会場。
オープン前からこんな感じにお客さんがうろうろ。

入り口では
スタッフがパンフレット配布やワークショップのチケット販売をしています。

会場内に入ると、
いやいや、すげえ人やわ。
人だらけ。

こんないっぱい人おるがちゃ富山ならファボーレくらいやわ、
と思いながら、人ごみをかき分けて進みます。

そして、
まずは予約していたワークショップ「食味官能試験で(お米の)違いを堪能しよう!」に参加します。

試験用のごはんを炊飯する釜がずらり。

参加者は全員白衣に着替えます。
いやあ、久しぶりに着る白衣、悪くないなあ、
と香料会社時代を思い出しましたわ。

そして、官能試験前にお米のレクチャー。
このワークショップの主催は、日本穀物検定協会。

そう、米袋の脇に刻印してある、
米農家にはおなじみのあの団体です。

さすがにお米に関してはプロなので知識は素晴らしい。
そしてお堅い話しかとおもったら、以外と柔らかい。
っていうか、洒落を交えた軽快なトークでビックリしました。
先入観って、やっぱよくないね。

そんで官能試験に入ります。

まずはごはんのサンプルを各自に一皿ずつこんな感じ配られます。
プリンカップのような容器でフタして香りが飛ばないようにしてあるのと、
色付きのシールで判別しやすい配慮がしてあります。

このシートの食味評価の項目は、
実際に協会で使用しているものと同じだそうです。

基準のごはんからどれくらい差があるかを7段階で評価します。
ただし、
美味しさ(総合)は個人の裁量に任されています。

そして、実食。
もくもくと、食べる。

そして、評価。

あのね、ごはんてね、
極端に香りが強いとか、甘いとか、食感がちがうってこと、あんまり無いんだよね。
よっぽど慣れた人じゃないとこの違い分からないと思う。
しかも今回試食したのは、
ほとんど出回っていない新品種ばかり。

「青天の霹靂/青森」「きたくりん/北海道」「おいでまい/香川」

ね、聞いた事ないでしょう?
食味官能評価は難しい、
でも差は確かにある。

こういう機会じゃないとなかなかお米の評価はできないと思いました。
色々と参考になったよいワークショップでした。

そんなワークショップの間も
会場の熱気はヒートアップ!

さらに怒濤のトークイベントシークエンスが盛り上げます。

正直このトークイベント、
全部聞くには根気と体力が続きませんでした。
あと、イスが固くてケツイタイ・・・。

それにしても、
お米でこれだけ熱く深く、しかもおしゃれにやれちゃうのって、
表参道ならではなのかなあ、と思いました。

地方との温度差というよりも、
この勢いに追いついて乗っかって、
ジャンジャンバリバリお米をアピールして行くのが、
我々農家のやり方の一つかなあ、とも思いました。

以上、
ごはんフェスのレポートでした!

溝をつなぐ!

2015年6月11日 10:53 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日もいいお天気で、
農作業がはかどります!

今やっている農作業は、
溝切り

昨日までは機械で溝を切っていましたが、
その溝をつなぐのは手作業で。

溝と溝、
そして尻水口(しりみと=排水口)へとつないでいく、
地道な作業。

同時に、
機械で倒してしまった稲の救出作業も一緒に。

ぬかるむ田んぼの中を歩き、
腰をかがめて、
泥んこになりながら。

この数日で、
また稲が一回り成長したような気がします!

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●メール・FAX・はがき・メモ・電話などご都合のよい方法で
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詳しくはこの日のブログ記事をどうぞ。

溝をきる!

2015年6月10日 9:24 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

雨があがって今日は、
気温も上がりそうです!
ついでに湿度も上がりまくりそうです!!

いよいよ梅雨の季節ですねぇ。
少しでも快適に過ごせるよう工夫をしたいところですが、
とりあえずは早起き(最近の私は3時起き♪)をして、
涼しいうちにお散歩・掃除・お料理、
メールチェックに発送の段取りなどなど、
できるだけ片づけるようにしています。

さて田んぼの外ではひたすら草刈りの日々ですが、
田んぼの中では溝切り作業が始まりました!

田んぼの中に溝を作って、
排水をスムーズにする事が目的の溝切り。

これまではずっと田んぼに水を入れていた状態でしたが、
これから先は、
中干しといって乾かす時期に入ります。
その為の溝切りなんですよ~。

広い田んぼ、
やみくもみ溝を切るわけではなく、
こうして目印を立てておいて作業を進めていきます。

溝切りをする専用の農機具もありますが、
我が家はこれ。

ブームスプレイヤーという作業機で、
本来は液状の肥料や農薬を散布する農機具なんですが、
我が家ではジュディという愛称で呼ばれてで除草をしたり(詳しくはこちら→)、
こうして溝切りに使われたりと、
全く本来の役割をはたしておりません。

背が高く、
タイヤが細いブームスプレイヤーは、
溝切りに最適!

多少の稲を踏み倒してはしまいますが、
後で溝と溝を手でつなぐ作業の際に、
倒れた稲を起こしてやれば問題なし。

排水のよい田んぼでは溝切りの必要はありませんが、
田んぼは1枚1枚いろんな特性があるので、
田んぼにあわせて必要に応じて溝切りをしていま~す!

そろそろ梅雨、かな?

2015年6月8日 1:23 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

日に日に湿度が上がってきているなぁと実感する今日この頃、
北陸地方の梅雨入りももうすぐなのかもしれません。

朝かなり早い時間から、
夕方けっこう遅い時間まで、
毎日毎日(それは土日祝日の直売対応お休みの日に関係なく)田んぼの水を見て回っているので、
微妙な天候の変更にはかなり敏感になります。

気温、
といよりは風の向きや強さを含めた体感気温、
湿度による雑草の湿り具合、
風の匂いだって日によって違います。

農業はアウトドア。
その日その時その場所の自然の息づかい、
そして優しさも厳しさも含めて、
自然そのものを感じられる仕事だなぁと思います。

さて、
約1ヵ月前に田植えをした稲の、
今現在の様子。

だいぶ土に還りつつありますが、
紙マルチ田植えをした無農薬の田んぼ。

田植え直後はもう、
本当に大丈夫かなっていうくらい、
なよなよ~っとして、
風に吹かれて葉先は真っ黄色になり、
このまま消えてなくなってしまうんじゃないかと心配なくらいでしたが。

さすが稲!
丈夫です!!
頑丈です!!!
しぶといです(?)

パキッとした緑色になり、
ずいぶんと背丈も高くなりました!

Mは、
無農薬のM。
何のひねりもありません・・・(笑)。

去年まではきっちりと、
紙マルチ田植えの説明まで書いた看板を立てていたんですが、
今年は気分転換にシンプルにしてみました!

特に決まりがあるわけでもなく、
立てなくてはいけないわけでもない看板ですが、
何となく。

なかなか可愛いです♪

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濱田ファーム便りがもう間もなくで100号!

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