こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
連休2日目、
昨晩から早朝にかけて雨が降ってしまいましたが、
その後お天気も回復、
すっきりとした秋晴れというわけではありませんが、
問題なく稲刈りができています!
でも、
今日のブログも稲刈りの様子ではなくて、
刈り取られたモミのその後、
の続き、
の続き。
乾燥され、
籾殻が除かれ玄米になり、
各種選別機を通って、
さてその続きです。
計量機で重さを量り取られた玄米は、
米袋へ。
通常は、
30kg用の米袋に詰めますが、
濱田ファームの場合は20kgの米袋。
理由は簡単、
30kgだと重いから(笑)。
ともまるにとっても重い30kg、
お客様にとってはさらにずっしりと重く、
特にこれを持ってコイン精米機で精米するとなると、
若者でさえ嫌になる作業。
なので、
我が家は数年前から20kgの米袋に詰めています。
これを、
1袋1袋縛っていくわけですが、
縛り方も腕の見せ所のようで、
タカモトさんにはタカモトさんのこだわりがあるように、
ともまるにはともまるなりのこだわりがあるようです。
タカモトさんって誰だ(笑)?
って話ですよね。
いえ、
ご近所の農家仲間で、
これに人一倍こだわりがある人です。
縛ったら、
ラクダ、違った、
「楽だ君」だった、
にのせて。
重い米袋を地面から持ち上げるには、
あまりにも過酷な作業。
何百袋とあるので、
少しでも腰への負担を軽減するために、
この「楽だ君」で重い米袋を下から上に持ち上げてもらって、
あとは、
えいや!とパレットに積んでいきます。
これですこれ、
30kgの米袋だとこれがとにかく辛いんですよね。
何度も書きますが、
数袋程度だったら我慢できますが、
毎年毎年何百という袋を積んでいくとなると、
そうとう厳しい作業です。
我が家は、
20kgの米袋と楽だ君の組み合わせでしのいでいますが、
もっと大きな農家さんになると、
この積み上げる作業自体を、
機械におまかせしている方もいます。
パレットに積み上げられた米袋たち。
こうして、
毎日の稲刈り作業の後の夜、
そして早朝も、
乾燥調製という作業をして玄米を袋詰めしています。
ちなみに、
米袋に20kgづつチマチマと詰めていても果てしないので、
1トンのフレコンにどさーっとも入れるフレコン取り、
というのもしています。
フレコン取りだと、
さらに作業が楽チン。
この様子はまた改めて。
あとは、
農産物検査(いわゆる等級検査)を待つだけ。
なんですが、
全ての稲刈りと乾燥調製が終わってからの検査になるので、
まだまだ先。
とりあえずは、
目の前の稲を刈り取らなくてはー!
と、
今日も明日も刈りまくります!!
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