富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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タンボマスターへの裏道

種まき、それはスポットライトが当たらない舞台だった!?

2017年4月16日 3:06 PM

春ですね~。

この辺りも今が桜満開!
そしてチューリップも。
もう少しで菜の花も。
それにあわせて残雪の残る山並み。

「春の四重奏」と呼ばれる、
富山県朝日町の桜スポットは、
たくさんの人で賑わっていますよ~♪

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。

桜スポットはたくさんの人が注目していますが、
それに比べて、
誰からも注目されないのが今日ご紹介する、
播種(はしゅ=種まき)でしょうか・・・。

一応、
米農家にとっては春作業の一大イベントなんですけどね。

作業所の中でひっそり行われる地味な作業だからでしょうか。
テレビ局も来なければ、
タウン情報誌の取材もありません。
それどころか、
この作業そのものがあまり知られていません。

田植え作業とのあまりの違い、
理不尽でなりません(笑)。
田植えに負けないくらい、
いやそれ以上に大事な作業なんですけどね~。

播種は、
人手が必要な作業なので、
うちは週末にやっています。

娘もお手伝い?!

苗箱(なえばこ)と呼ばれるプラスチックの長方形の箱を、
播種機のベルトコンベアにセットする作業に挑戦!

ま、
すぐに飽きてどこかへ行っちゃいましたけどね。

播種機は、
ベルトコンベアに苗箱をセットすると、
自動で土や水、種をまいてくれるんです。

まずは、
床土と呼ばれる土。

次に水。

水は、
北アルプスの雪解け水が地下深くを通って、
この辺りで湧いてくる自噴水を使用。

そして、
3月末から準備してきた種籾(たねもみ=稲の種)。

小分けして、
熱湯で消毒して、
水につけて
芽をそろえて
乾かした、
種籾です。

ここまで長いハードな旅路でしたが、
それも全て、
この時の為・・・。

一瞬で終わる上に、
誰も見てなかったりしますが、
でも、
これこそが種籾にとっては一生に一度の晴れの舞台なのです!

が、
あっという間に覆土をかけられ、
その姿を隠してしまいました。

濱田ファームでは2回に分けてこの、
播種作業をしています。

1回目がうちで田植えをするためのもの、
そして2回目は販売用のもの。

そう、
苗を育てて近所の農家さんに販売するんです。

育苗は、
とても時間がかかる上に、
播種機やビニールハウス等の設備が必要。

だから、
兼業農家さんの多くは、
苗を育てず買うケースが多いんですよ~。

さて、
播種が終わったのでこの後は、
ハウスへの苗出しです!

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