富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2011.4月の記事

種籾の消毒 ~農薬による消毒編~

2011年4月7日 7:03 AM

約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

今日は、
3:消毒のうち、
農薬による消毒の様子。

病気にならないように消毒をする作業はとても重要。
濱田ファームでは、
直売用は農薬を使わない温湯消毒、
出荷用と苗販売用は農薬による消毒と、
2通りのやり方で種籾を消毒しています。

小分けにした種籾を、
農薬が薄められた液にチャプンと浸すだけ、
の農薬による消毒は本当に簡単。
そして確実。
とにかく、
時間も労力もコストも軽減できます。

直売するお米は、
なるべく農薬を使わずに育てたいという思いのもとで、
温湯消毒をしています。

が、
出荷してしまうお米はとにかくコスト削減!
他の農家さんに販売する苗は、
確実に消毒された病気の出ない苗をという考えから、
農薬による消毒。
またそれを、
苗を買う農家さんも求めているし、
ね。

さぁ、
消毒が終わったら、
今度は4:浸種の作業です!

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

4月6日(水)のつぶやき

2011年4月7日 1:07 AM

22:01 from web
今日は耕起14枚。こまかい田んぼばかり入っとると、クラクラしてくるわ。あー、早く大きい田んぼに行きたい。
by hamadafarm on Twitter

4月5日(火)のつぶやき

2011年4月6日 1:07 AM

21:09 from web
義を見てせざるは勇なきなり。眼前に正しいことを見ながらそれが断行できないのは、勇気がないというもの。なんて、現実のものとして出来る人はなかなかおらんよ。しんちゃん、やるなあ。http://happy0120.blogspot.com/
21:14 from web
本日のトラブル報告。トラクター作業機高さ自動故障。トラクターフロントローダー油圧ホース破損。どちらもマンパワーにて本日中に復旧!ありがとう!!
by hamadafarm on Twitter

種籾の消毒 ~温湯消毒編~

2011年4月5日 9:36 PM

さ、さ、さむーい!
お天気はすっごく良いのに、
とにかく寒い寒い寒い!
春はまだ先かなぁ・・・(涙)?

さてさて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てること)作業、
今日は3:消毒です!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

病気にならないように消毒をするわけですが、
直売用は農薬を使わない温湯消毒、
出荷用と苗販売用は農薬による消毒と、
2通りのやり方で種籾を消毒しています。

今日は、
温湯(おんとう)消毒の方をご紹介。

温湯消毒は、
少しでも農薬の使用を減らせるのでいいんですが、
時間がかかる、
電気代がかかる、
手間がかかる、
さらにイタイのが、
この写真のような特別な機械が必要だという事。

この機械、
温かいお湯を一定に保ってくれるだけのくせに、
けっこーいい値段なんですよね。
こんなもん買えるかー!
なので、
MHK会長のともまるは、
得意のK=借りる攻撃で何とかしのいでいます。

嫌な顔ひとつせず(たぶん・・・・)、
毎年機械をセットした状態で待っていてくれるクボタさん、
本当にありがとうございます!

ちなみに
M=もらう
H=ひろう、
です♪

これがその、
温かいお湯を一定に保ってくれるだけの機械、
その名も湯芽(ゆめ)工房・・・・。
すごーくゆるい名前でしょう(笑)?!
イラストもカラーも、
何ともいえない雰囲気をぷんぷんかもしだしています。

が!
やる事はちゃんとやる!
お湯を消毒に必要な60℃にきっちり保ってくれます。
ま、
やってもらわないと困るけどね。

ここに、
小分けした種籾の袋をチャプンチャプンとつけていきます。

いい湯だな~、
ってな雰囲気プンプンですが、
実際は60℃なのでアチアチです。

あんまり長くつけておくと、
種籾がゆだっちゃうので、
適当なところで(10分)引き上げてやって・・・・

冷たい水の中にザブンと入れます。
これをひたすら繰り返して、
次の行程の4:浸水へうつります!

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。

種籾の小分け

2011年4月3日 9:46 PM

君の~、行く~道は~、
果てし~なく~遠い~♪
の、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てること)の行程は、
以下の通りの11ステップ♪♪
って、
♪マークつけてる場合じゃないっ!
一歩一歩、
確実に前へ進むのじゃ!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒・農薬による消毒)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

の、
今日は2:小分けをご紹介します!
えっ?
わざわざ行程に数えるほどの作業じゃないし、
紹介しなくてもいいんじゃないかって?!
し、しっ、失礼な!

この小分け作業は、
このワタクシが珍しく大活躍なのですよっ!
だから、
この作業は何が何でも行程の1つとして数えなくちゃだし、
紹介しなくちゃなのですっ!
キーッ!!

と書きつつ、
やっぱり紹介するものではないかしら・・・、
ははは・・・・。

小分けなので、
これまた名前のとおり、
選別された種籾を分ける作業。

だいたいの重さを量って、
ネット状の袋に分けていきます。

小分けされた袋の紐を縛る、
超重要な任務(そうか?!)を遂行するのが、
このワタクシの役目。

少しでも楽をしようと、
タイヤのついたイスで縦横無尽に移動しながら、
意地でも立たずにモクモクと紐を縛ります。

この縛り方がねー、
イマイチよくわかりません。

ほどけちゃったら意味ないし、
でも、
種を出すときにはスルッとほどけて欲しいし。

誰か、
正しい種籾袋の紐の縛り方、
教えてくれませんか(真面目に)?!

毎年こんなもんでいいかー、
と適当に縛って小分けされた種籾の袋は、
この後3:消毒に行程に入ります!