富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2011.7月の記事

新・テデトール隊長!

2011年7月31日 4:00 PM

今日は日曜日。
天気が微妙だったので迷ったんですが、
結局プールへお出かけしてきました★

朝はいい感じに雲があって快適だったのに、
お昼にはギラギラの夏の日差しに!
ま、
これこそが絶好のプール日和ってなもんなんでしょうけれど、
アラフォーには辛い辛い日焼け。

しっかり帽子・サングラス・ラッシュガードで、
太陽光線をシャットアウト!
怪しい装いでプールの水の冷たさだけを楽しんできました。

今日の田んぼの様子。

山の方は黒い雲が立ち込めてるー。
今日の富山県内は、
局地的に雨がザーザー降っていたようです。

この田んぼのすぐ後方では、
トキが電信柱のてっぺんに居座っていたもんだから、
カメラマン&ギャラリーが今日もわんさか。

日曜日だとか、
山の方は雨だとか、
トキのにぎわいだとか、
そんなものには目もくれず、
今日もモクモクとテデトールに励む男が田んぼに1人。

注:
テデトールとは雑草を手でとる事。

それはともまる・・・

と書きたいところですが、
ともまるは最近他の農作業(草刈りとか草刈りとか草刈り)で忙しく、
テデトールしている暇がないようで。

何より今日は、
日曜日でお休みだったからプールに行っちゃったしね。

来る日も来る日も、
あっ、
でもゴルフの日以外はね★
毎日毎日、
あっ、
でもゴルフの日以外はね★

とにかく、
時間がある限りテデトールしてくれるともパパ。
辛抱強く根気強く、
ずーっとずーっとテデトールしています。

もう!
ともパパったら!!
ともまるのテデトール隊長の名前返上!
ともパパにその名前あげちゃう!

あんまりうれしくないと思うけれど・・・。

無農薬の田んぼ。

農薬を使わないなんて、
文字にしてしまうとものすごく簡単だけれど、
実際にその様子を目の当たりにすると、
とても軽々しく使う気にはなりません。

株元をご覧いただければ、
すぐにわかるかと思いますが、

雑草てんこ盛り~@@
ビッシリ!
ビッシビシに生えてます!!!

特にこの、
コナギ。
ぱっと見たら全然目立たないんですが、
稲に隠れて水面にビッシリと生えまくってます!

コナギは栄養分を吸い取りまくるので、
収穫量が激減します。

本当は取った方が良いんでしょうが、
取るにはちょっと限界があり、
さらには目立たない=見栄えが悪くない、
ので取っていません。

そう、
テデトールするのは収穫量を上げるため、
というより、
田んぼの見栄えを良くする為なのかもしれません。

だから、
稲の背丈よりヒュっと長いヒエを主にテデトールします。

周りの農家の方から、
あそこの田んぼは草ばかりで、
とか言われるのはやっぱり辛いですし、
そんな声をはねのけるほどの心臓を持ち合わせていない、
小心者の私たちなのであります。

見栄えが全てではもちろんありませんが、
少しでも田んぼがキレイに見えるよう、
そしてもちろん、
少しでも栄養を草に持っていかれないよう、
今日も新・テデトール隊長のともパパ、
せっせとテデトールしています!

ともまるも、
8月はテデトール全力宣言!!!

芝の様子

2011年7月30日 3:52 PM

今日は蒸し暑い黒部です!
汗だくになりながら、
パソコンの前に座っておりますっ!!

農作業はほとんどしていない私ですが、
汗の量だけではともまる(今日も草刈りしてる)に負けませんよーっ!!!

種まきしてから約1カ月。
ピヨピヨだった芝生も、
モサモサしてきました~。

て、
ずいぶんマダラですよね・・・。
すぐ、
ばれちゃいますよね・・・。

毎年の事だけれど、
芽が出ないところは全く出ない!
なんでだろう?
ちゃんと種と土とをよく混ぜてるつもりなのにな。

一部黄色いのは、
残念ながら枯れちゃった部分。
水やりがいい加減だったからかしら・・・(汗)。

こちらはまぁ、
良い感じになっているんではないでしょうか?
青々とした芝生になりました!

そろそろ畦に移植しなければ!
って、
本当は梅雨時にするはずだった移植なのに、
梅雨明けしてもう3週間たっちゃいました。

あー、
作業が遅れに遅れています。
草刈りはがんばってるけれど、
っていうか、
草刈りに追われているだけなんだけれど、
テデトール(手で草を取る)には全然入れてない!

その分、
ほぼ毎日ともパパがテデトールしている・・・。
テデトール隊長の名前、
ともパパに譲ろっと。
あんまり喜ばれないだろうけれど・・・(笑)。

久しぶりにトキ

2011年7月29日 4:58 PM

あああぁぁぁ、
もう時間がないっ!
娘を保育園にお迎えに行かなくっちゃ!

よって、
今日のブログは手抜き気味で・・・。
って、
よく質問されるんですが、
ブログの更新にかかる所要時間は?
と。

今日のこれくらいの内容であれば、
実はわずか5分程度。
ちゃちゃちゃっとアップできちゃいます。
才能かしら?!
うふふふ。

普段の内容の濃い(そうかしら・・・?)ものだと、
写真を選ぶのに時間がかかるので、
15分くらいです★

田植え後くらいから姿を消していた、
トキ。

また最近この辺りに戻ってきています。
それと同時に、
これでもかーってなくらいの大きなカメラを持った方々も。
あの方たち、
トキとともに毎日移動しているのかしら・・・?
素朴な疑問。

そのトキのすぐそばで、
今日も草刈りしていたともまるです!

最初こそ、
草刈りするのに申し訳ない気持ちでトキにかなり気を使っていたんですが、
草刈りの爆音なんて全く気にとめない事がわかってきました。
強いぞ、トキ!

雑草田を耕起!

2011年7月28日 3:11 PM

何だか今週は、
毎日雨続きの黒部です。

それほど気温も上がらないので、
過ごしやすいと言えば過ごしやすいのですが、
蒸し暑いと言えば蒸し暑い。

ま、
結局はどんな天気だろうと、
あーだこーだと文句を言ってしまう生き物なんでしょうね、
人間なんて。

えっ、
私だけ・・・?

さて、
そんな天気をものともしない、
唯一の農作業(?)がこれ、
トラクター。

昨日の続きですが、
草刈りした後の田んぼは、
トラクターでガガガーと起こしちゃいます。

そうすると、
あら!まっ!不思議!
雑草さんたちが見事に消えてなくなった!!
ブラボー!!!

トラクター様様です。
しかーも!
雨でも関係ないし。
蒸し暑くてもクーラーあるし。
音楽も聞けちゃうしね★

唯一の難点は、
トラクター自身がドロドロに土で汚れちゃう事。

ま、そりゃーしょうがない事なんですが、
それをそのまましょうがないって放っておいたら、
すぐにトラクターがいかれちゃいます。

ので、
キレイに洗車。
まさか車のように洗車機にぶち込むわけにもいかず、
巨大なトラクターをいちいち手洗いするのは結構メンドクサイです。

でもこれで、
ひとまずトラクター作業は終了、
かな。
秋の稲刈り後までゆっくりお休みくださ~い!

ジャングルの片隅で将来の米作りに思いをはせる。

2011年7月27日 11:39 AM

7月も終わりですね~。
8月はもうすぐそこ~。
でも、
農作業的には7月も8月も変わらず、
時間さえあればひたすら、
草刈りと草取りです!

果たしてこれを、
農作業と呼ぶべきかどうか迷うところですが、
これが米作りの、
避けられない現実でもあります。

雑草ジャングルの中を、
遠くで草刈りしているともまるの姿、
あなたは見つけられますか?

私は最初、
見つけられず素通り・・・(笑)。

実はこの田んぼ(もはや田んぼとは呼べない状態・・?)、
稲も転作の麦も作付しないで、
ただ管理しているだけ。
ただ管理と言っても、
こうして年に数回草刈りや耕起しなくてはいけないので、
けっこう大変です。

この田んぼは、
濱田ファームのある地区ではなく、
ちょっと離れた地区にあります。

注:
濱田ファームの田んぼは全て、
地主さんからお借りしています。

遠く離れているので、
耕起だー代かきだー田植えだー草刈りだー草取りだー稲刈りだー堆肥散布だー、
と、
わざわざ出向くのも作業効率が著しく悪く、
また田んぼ自体も沼田でグチャグチャ、
非常に米作りをしづらいので、
こうして管理だけさせてもらってます。

本来ならトラクターで、
ガガガーと起こして雑草を倒していけばいいんですが、
端の方はトラクターを寄せられないのでこうして、
草刈り機で草をまずは刈り倒します。

っていうか、
草伸びすぎ・・・。
なんか、
木みたいなものも生えてるし・・・。

おかしいな、
春田植え前に一度草刈ってるはずなんだけど、
もうおまえら、
こんなにジャングルになっちゃったんだな・・・。

田んぼの端を刈るだけですが、
それでも数枚の田んぼの四辺の草刈り、
まる1日かかりました・・・。
何だかな、
イヤになっちゃうな。

でも、
地主さんから預かっている田んぼなので、
しっかりと管理しなくては。
じゃないと、

こんな風に、
あーっという間になっちゃいますから。

この地区、
こういう放棄田がすごく多くて、
見ていてかなり痛々しいです。

一応周辺の草は刈ってありましたが、
もうここまできちゃうと、
田んぼに戻すのは難しいんだろうな・・。

この地区だけではなくて、
実はうちの地区もこうした放棄田、
目立ってきました。
放棄はしてないものの、
米作りをやめた方が去年だけでも何人いたか・・・。

耕作放棄地や老齢化の問題、
ヒシヒシと感じていて、
将来に対する不安を否が応でも感じています。

こんな風に、
耕作放棄地のすぐ横で米作りをしなくてもいいように、
濱田ファームの地区でも農家が集まって、
いろんな議論を重ねているようです。

どんな結論が出るのか、
そして濱田ファームはどう関わっていくべきなのか、
私たち自身もなかなか答えを見いだせません。

自分たちの米作りに対する思いや信念、
ただ、
こんな風に米作りをしたいんだ!
という個人的な理想や計画、
それだけでは地域の田んぼでの米作りはできない。

そんな難しさをヒシヒシと感じながら、
もくもくと草刈りをしているともまると、
PCの前でキーボードをかたかた打つ私、
なのでありました。