土曜日は、
休みではないんだけど保育園休みの娘がチョロチョロしているので、
何となく休みモードに陥りがちな私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です!
えぇ、
仕事はちっともはかどりません。
のでもうこの際、
土曜日もお休みにしちゃおうかしら・・・。
さてさて、
お伝えしている育苗作業の行程、
1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
の、
今日はまたまた!
3:消毒に戻ります!!
どういう事かといいますと、
一度に大量の種をまいて苗を育てても、
田植えが追いつかない、
というわけ。
一番いい状態に成育した苗を適期に田植えできるよう、
種まきを数回に分けて行う大きな農家さんもいますが、
濱田ファームは2回。
2回に分けて育苗行程を管理しています。
その2回目の育苗行程なんですが、
1回目とは異なる方法で種籾を消毒しました。
1回目は、
温かい(実際はアッチアチの)お湯で。
そして2回目は、
農薬を使って。
大きな大きなタンクに、
テクリードCという農薬を薄めた水を用意して、
種籾をつけて消毒をします。
こういう写真を見てしまうと、
やっぱりちょっと毒々しいなぁ・・・、
とも思ってしまうんですが、
農薬はもちろん安全基準が満たされているのは当然、
消毒もきっちりばっちりできるので、
その点では安心です。
時間もコストもかからないので経済的。
作業効率も非常に優れています。
濱田ファームでは、
お客様に直接お届けするお米については農薬に頼らず、
全て温湯による消毒をしています。
そして、
農協さんへの出荷用、
また近隣の農家さんに販売する苗については、
指導に従い農薬による消毒をしています。
保守的な地域がらのせいなのか、
はたまたその人の考え方なのか、
ときどきね、
農薬を使わないお米作りについて、
ビシッと批判される事もあるんですよね。
なので特に、
販売する苗についてはきっちりと農薬による消毒、
を続けているというのが現状です。
出来る限り農薬に頼らない米作りの道は、
なかなか難しいですね~、
わっはっはっ。