富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

プールでちゃぷちゃぷ気持ちよさそうです♪

2020年4月7日 11:00 AM

育苗が始まりましたが、
私の担当は苗箱がビニールハウスに並んでから。

というわけで、
今はまだ事務所にこもって、
パソコンの前でジトーっと座っている事が多いです。

今日も事務所の窓からは、
雪化粧された北アルプスがばっちり見えています。
綺麗です。
自然は変わらず雄大ですね。

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

田植えが終わる5月下旬まで続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
3:浸種についてお伝えしたいと思います。

浸種(しんしゅ)とは、
消毒した種籾(たねもみ)を水にチャプーンとつけて、
発芽の為の生理活性をそろえる作業です。

この地区は、
北アルプスからの雪解け水が地中を通って、
地上に湧き出てくる自噴水が豊富な所。

濱田ファームでは、
育苗期間中は全てこの、
ミネラルたっぷりの自噴水を使って育苗しています。

自噴水は、
冬でも夏でも水温は約13℃。
冬は温かく感じられるし、
夏はひんやりした水温。

自噴水を贅沢にかけ流して浸種していますが、
2日に1回、
新しい桶に移し替えています。

朝はまだまだ冷え込む季節。
いくら自噴水が13℃とはいえ、
ちょっと寒い作業です。

でも、
新しい桶で籾たちが気持ちよさそうに泳いでいるのを見ると、
ちょっと嬉しい気持ちに♪

こうして水に浸して、
積算温度が100℃くらいになるまで(水温×日数)、
だいたい1週間くらいが浸種の目安。

しっかり水分を吸収したら、
次の4:催芽のに入ります!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●新米のご注文についてはこちらをご覧ください。
●HP タンボマスターへの道
●日々の農作業の様子ブログ タンボマスターへの裏道
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消毒は微生物にお任せ!

2020年4月6日 10:48 AM

週末は、
江ざらい(地域の皆さんと用水のお掃除)に、
田んぼでのトラクター作業、
そしてお米の納品などでバタバタしていましたが、

黒部でも桜が見ごろを迎えている場所も出てきたようです!

こちらの樹齢400年の大きな桜の木は、
それはそれは見応えがありましたよ。

納品の道すがら立ち寄ったのですが、
忙しい日々にすさみがちな心が癒されました♪

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を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

この先、
田植えが終わる5月下旬まで続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
2:消毒についてお伝えしたいと思います。

数年前までは、
温湯消毒(温かいお湯で消毒する方法)をしていましたが、
今は、
天然由来の微生物資材で消毒しています。

安全で手軽、
なにより確実に病気を予防してくれるこの方法が、
我が家の場合は最適と考えています。

水に資材を投入すると、
ちょっと濁った色になるので見た目が微妙ですが、
しっかりと消毒され病気予防になります。

※今年の消毒作業を撮影するタイミングを逃したので、
過去の写真を使っています。

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育苗が始まりました!

2020年4月3日 11:34 AM

娘の小学校が本当に予定通りに始まるかどうかはわかりませんが、
今年の米作りは予定通り始まっています!

世界がどんな情勢でも、
季節は廻り、
米作りもまた始まる。

私たち米農家はただただ、
田植えに向けて日々の春作業に精を出すこと、
そして日々のお米のご注文にできるだけ応えること、
それだけです。

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富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

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濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

春は、
1年の中でも1番忙しく、
田植えに向けての準備が作業所でもビニールハウスでも田んぼでも、
同時進行でいろんな作業が行われていて、
このブログも更新が追い付かないほどです。

中でも、
育苗(いくびょう)と呼ばれる、
田植えの際に植える苗を育てる作業は、
この先田植えが終わるまでの2ヶ月間ほど、
休みなく続くなかなかハードな作業です。

米作り!
というと、
田植えだ稲刈りだと想像されがちですが、
田植えや稲刈りは米作りのごく一部。
1年間の中でも我が家の場合、
たったの20日間ほどの作業です。

それ以外の、
あまり世間では知られていない日々の作業の積み重ねこそが、
米作りの根幹なのかもしれません。

私はできるでけそういう、
世間ではあまり知られていない米作りの様子をお伝えしたい、
そんな思いでこのブログを更新しています。

育苗は、
とってもとっても大事な作業なのに、
しかもかなり長い期間続く作業なのに、
どうしてあまり知られていないのでしょうか。

田植えは確かに輝かしい米づくりの晴れ舞台ではありますが、
田植えの時に植える苗については、
あまり思いを馳せる存在ではないのかもしれませんね。

苗は、
ホームセンターに売っているわけでも、
突然降って湧いてくるわけでもなく、
長い日数をかけて育てていきます。

その作業を、
育苗(いくびょう)といいます。

育苗の工程は以下の通り。

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

小分けから育苗の工程に入れる?
と思う農家さんもいるかと思いますが、
私はそこからが育苗だと思っています。

というか、
こういう1つ1つの地味な作業の積み重ねがあって、
苗に育つわけですから!

小分けは、
この後の工程でハンドリングしやすいように、
種籾(たねもみ=稲の種)をネット状の袋に分ける作業のこと。

種籾は、
前の年の秋に田んぼでたわわに実っていた、
稲穂についている籾(もみ)そのもの。

籾殻(もみがら)を取り除くと、
茶色い玄米になり、
精米すると白米になる。

つまり、
お米そのものが種になるわけです。

お米1粒1粒から芽が出てきて、
苗に成長して、
田んぼに出てさらに成長して、
秋になると稲穂をつけます。

一粒のお米からは、
約500粒くらいのお米が収穫できると言われています。

ご飯茶碗1杯が3000粒くらいとすると、
6粒のお米でお茶碗1杯分になる。
そんな、
すごい1粒1粒をこうして小分けしていきます。

この後は、
すぐ2:消毒へ。
その様子はまた改めてお伝えいたします。

※今年の小分け作業を撮影するタイミングを逃したので、
去年の写真を使っています。

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秋起こしが終わりました!

2019年12月17日 3:45 PM

平野部で雪が降らなかったおかげか、
はたまた頑張ったからか、
それともこれが通常なのか、
よく分かりませんが、
とにかくともかく秋起こし、終わりましたー!!!

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夕暮れ時、
山が赤く染まる直前の写真撮影となりましたが、
それでもやっぱり山が綺麗!

ここで暮らして、
こうして農作業できる事の幸せを噛みしめています。

9月の稲刈りの後、
すぐに稲株から青々とした葉っぱが生えてきて、
そしてまた稲穂をつけていた稲も、
さすがにこのところの寒さでご覧の通りの色合いに。

それでも、
稲の生命力を感じざるを得ません。

10月後半から堆肥をまいて、
12月中旬までトラクターで秋起こしをして。

田んぼでの農作業が続いていましたが、
これでやっと田んぼからあがってこれます。

そして、
心おきなく年末年始の休みに入れます!

休みは、
12月20日(金)~1月1日(水)まで予定しております。
ご迷惑をおかけいたしますが、
どうぞよろしくお願い致します!

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秋(?)起こしやってます!

2019年12月13日 11:40 AM

濱田ファームの年末年始のお休みは、
12月20日(金)からと少し早め。
(詳しくはこちら

もうあと1週間しかありません!
というわけで、
かなり焦って今いろんな事をやっています!!

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田んぼでの堆肥まきが終わってホッする間もなく、
今はトラクターで秋起こしをしています。

秋?
かどうかは非常に微妙ですが、
山はもうすっかり白くなっているし、
平野部でもこの前すこし雪が降りましたが、
でも!
それでも!!
誰がなんと言っても!!

これは、
秋起こしという作業なのです。

稲刈りで刈り取った稲株が、
しっかり成長している田んぼ。

トラクターで土を起こして、
まいた堆肥を漉き込んでいきます。

と、その前に、
田んぼのキワが草ボーボーなので、
トラクターで溝を掘るように草をやっつけてから。

雪が降る前に!
を合言葉にここ数年12月に秋起こしをしていましたが、
今年はどうやら雪の心配はなさそう。

ですが、
年末年始の休みの前に!!
を合言葉に頑張りたいと思います。

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