富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2015.8月の記事

長野から、濱田ファームへようこそ!

2015年8月31日 2:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

ここ数日雨が降っていて、
稲刈り前の田んぼは相当ぐちゃぐちゃになってしまいました。

あぁ、
今年の稲刈りは、
ちょっとハードルが高くなってしまいました。

乾いた田んぼだとコンバインの操作性が上がり、
ストレスなく快適な稲刈りができるんですが、
ぐちゃぐちゃな田んぼでは、
コンバインがちゃんという事を聞いてくれないので、
かなり作業が遅れがちになります。

遅れるだけならまだしも、
コンバインが田んぼにはまるという最悪な事態も・・・。

この辺りは、
黒部の中でもかなり深い、
底なし沼のような田んぼばかりなので、
コンバインもけっこうはまります。

そういえば数年前もはまったなー。
あの時はそこらじゅうのコンバインがはまりまくって、
救出活動も大変だったなぁ。

今年がまたそういう年にならないよう、
お天道様に祈るばかりです★

さて。
濱田ファームには何故だか、
全国から農家さんや農家を目指す若者が遊びに来てくれます。

なんでだろう?
楽しそうに農業をやってるからかな??

ふふふ、
楽しそうなのは実はうわべだけ、
実態はかなり過酷なんですけどね。
皆さん、
騙されてますね、
ふふふふふ。

そして今回も!
騙された若者2人が長野から遊びに来てくれました!

いえ、
騙しても私たちには何のメリットもないんですけどね。

このお二人、
がんも農場という屋号で頑張っておられる、
クロダ君ご夫妻です。

正真正銘の新規就農、
東京でのサラリーマン生活にピリオドを打ち、
今は長野で頑張って米作りをしています。

いやぁ、
すごいなぁ、
何もない所から一から米作りを始めるのって、
相当にすごい事ですよね。

米作りってとにかく農機具がたくさん必要で、
それを購入する資金がとにかく新規就農者にとってはネックなわけです。
我が家は今でもMHKで何とかやってますが、
クロダ君も就農6年目にして未だにコンバインを持っていないんだとか(笑)。

わかります、わかります!
コンバイン、
超高いもんねぇ。
うちも今のコンバイン壊れたら、
農家やめる宣言をずっとしてるくらいだもん(笑)。

注:MHKとは、
M=もらう
H=ひろう
K=かりる
の事。

今回は、
無農薬の田んぼが見たいというリクエストにこたえて、
あえて草取りしていない草ボーボーの圃場をご案内しました(*^^*)

どーだー、
これでもかー!
っていうくらい草が生えてるだろー。
これで満足だろー(笑)。

実はクロダ君とは、
以前からの知り合い。
というか、
ともまるの友達の知り合い。

というかというか、
詳しく書くとなんじゃそりゃ?というご縁なんですが、
ともまるの車関係の友達、
仮にGナマさんという名前にしておきましょう。
そのGナマさんが入り浸ってるとある東京のバーで、
たまたま隣り合わせに座ったクロダ君。

ふと米作りの話になり、
Gナマさんが俺も米作ってる友だち(→ともまるの事)がいると盛り上がり、
Gナマさんからクロダ君という米作りを頑張ってる若者がいると紹介を受けたのがきっかけ。

本当に不思議なご縁で知り合ったわけですが、
こういうのがあるから人生おもしろいな、
と思うわけです。

あっ、
夏休み最後の宿題に追われていた娘も、
一緒に田んぼを見学。

バッタをつかまえて、
それはそれは嬉しそうでした。

皆で一緒にご飯も食べて、
限られた時間だったけど、
何となく私たちの米作りのスタイルを感じてもらえたかな、
と。

いやぁ、
こうして全国からたくさんの農家の方に来てもらえるのって、
忙しい時期だとバタバタになってしまって申し訳ないんですが、
たくさんのパワーと刺激をもらえて本当に嬉しいです。

クロダ君、サキちゃん、
遊びに来てくれてありがとうね!
今度はゆっくりマルシェの後でも飲もうね!!!

タウン情報誌の取材

2015年8月28日 4:36 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

もうあとちょっとで稲刈り、
というこの時期。
取材や視察のお問い合わせが多くなります。
本当にありがたい事です!

ただ、
家族でやっている小さい農家で、
どうしても農作業の合間になってしまう事が多く、
不手際がいっぱいありそうな気がします・・・。
いや、
気のせいじゃないのだけは確かだと思います・・・。

あぁ、
スミマセン。
と、
この場をお借りして謝ります。

これから来られる方、
どうぞその辺を覚悟の上、
よろしくお願いいたします!

先日は、
富山県のタウン情報誌に取材をしていただきました!

急きょ、
田んぼでの撮影のリクエストも入り、
まさか自分の写真が撮られるなんて思ってもみなかったともまる、
服装もひどいもんなら髪もボサボサです・・・(笑)。

そして田んぼも、
ご覧の通り草(ヒエ)ボーボー。

あぁ、
初めから田んぼでの撮影があるとわかっていたら、
もっと頑張って草を取ってたのに。

という、
私たちの考えをよそに、
カメラマンの方は嬉しそうに、
この草こそが!
無農薬らしい!!
と写真を撮りまくってました。

結果、
オーライ・・・?

今年はここまで、
いい感じの実り具合。
収穫が期待できそうです!

そして場所を事務所へ移して、
お米のパッケージ撮影。

そして、
メインはおむすび撮影。

そう、
今回は秋の味覚として、
米農家から富山らしいおむすびを提案させていただきました。

新聞などの取材は、
「自分」や「濱田ファーム」の事をありのまま話せばいいので楽ですが、
この手の取材は、
担当の方が思い描いている紙面構成に近づけられる提案がどうできるかが問われるので、
ちょっぴり大変です。

でも、
カメラマンの方にも担当の方にも記者の方にも、
とーっても喜んでいただけて、
素直に嬉しかった!

ね、
なかなか美味しそうでしょ♪

詳細は、
9月下旬発売のTJとやま10月号で!

どんな紙面になるのか、
楽しみです!
皆さんも是非お手に取ってご覧くださいね~。

クロタラリアを起こす!

2015年8月27日 2:22 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

フェーン現象なのか、
昨日はとにかく暑かった日本海側。
台風の影響で雨風が強かったので、
見回りがてら水を入れて田んぼを回りました。

さて、
稲刈り準備の農機具の方は、
コンバイン乾燥機乾燥調製の農機具と、
ほとんど終わったので、
今度は稲刈り前にやっておかなければいけない、
田んぼの耕起や草刈りをしています。

というのも、
この先稲刈りが始まって、
新米のお届けが落ち着くのが10月下旬。
約2か月間稲刈り以外の農作業がほとんどできないので、
今のうちに管理している田んぼを起こしておいたり、
草刈りをしておかなければいけません。

というわけで、
まずはクロタラリアの耕起から。

クロタラリアです!
雑草ではありません!!
その辺のことはこの日の記事に書いてあるので、
興味のある方はどうぞ★

わざわざ種をまいて育てていたクロタラリアを、
トラクターで起こして土に漉き込んでいきます。

そうして、
ゆっくりと土の栄養分となっていくのが、
クロタラリア等の緑肥作物です。

麦を刈り取って、
クロタラリアの種をまいて育て、
そうして土に漉き込む。

来年ここで、
稲を作付するために。

育成塾・ヒルズマルシェ出店レポート

2015年8月25日 5:00 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日は、
先週末に出店したヒルズマルシェの様子をお伝えします。

私たちにとって、
農閑期の10月から3月までの月1回だけとはいえ、
もうここ何年も出店してきた馴染み深いヒルズマルシェ。

いつもなら、
のんびりと出店準備をして、
リピーターのお客様との会話を楽しんで、
時に遊びに来てくれる友達とお茶したりと、
悠々自適に楽しんでるマルシェなわけですが・・・・。

今回は、
濱田ファームとしての出店ではなく、
女性農業次世代リーダー育成塾の受講生としての出店でした。

育成塾では、
農産物や加工品を生産販売するだけでなく、
収益を上げ継続する事業へのステップアップを目指し、
必要な知識とビジネススキルを10ヵ月けて学んでいます。

全国から集まる農業女子の皆さんとグループに分かれて、
それぞれの農産物を持ちより、
これまで学んだマーケティングの知識を生かしての実践研修です。

うちのグループは、
子連れの家族をターゲットに、
夏休み最後の週末を家族みんなで楽しくピザを作ろう!という提案で、
おうちで簡単に作れるピザキット(我が家の米粉に加えて仲間の夏野菜・トマトソースなどなど)を販売したんですが・・・。

そもそもターゲットにしていた子連れの家族が、
ほとんどいないという結果に・・・。

あ、あれ?
いつもいっぱいいるのになぁ。
夏休み終盤とあって、
もしかしたら夏休みの宿題に追われているのか、
マルシェに来ていない?!
というくらいいませんでした。

大失敗。
惨敗。

ディスプレイの方法なども含めて、
そもそもの店づくりを改善しなくてはいけないなと、
たくさんの反省点を持ち帰ってきました。

さぁ、
今回の反省を生かして、
来月またもう1回同じチームで販売します。

あぁ、来月・・・。
絶賛稲刈り&新米お届けモード中・・・、
私の状態がかなり心配です(笑)。

ありとあらゆる機械の掃除と整備!

2015年8月24日 10:05 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今はひたすら稲刈りに向けて、
ありとあらゆる準備に追われる日々。

ご注文の対応はこれまで通り、
土日祝日お休みとさせていただいておりますが、
その間も作業は休みなく必死の形相で進めています!


コンバイン

乾燥機
と2大勢力をやっつけたので、
今は乾燥調製という作業に必要な、
ありとあらゆる機械、
しかも1年に1回、
この時期のわずか数日間しか使わない農機具の、
掃除・整備・準備をしています!

コンバインも乾燥機も、
どちらも必要不可欠な農機具ですが、
上の写真に写っている農機具たちも、
どれ1つかけても乾燥調製できない、
これまた絶対に必要なものだったりします。

乾燥調製とは、
刈り取った籾を保管に適した水分に乾燥させて、
もみ殻をとって玄米にし、
さらに石や異物などを取り除いて、
色がついてたり未熟な粒を選別して、
きれいな玄米の状態にする事。

この作業が、
稲刈りと並行して行われます。

我が家はともまるが一人で、
日中に稲刈りをし、
夜に乾燥調製作業をするという、
なかなかハードなスケジュールをこなします。

これは、
色彩選別機という農機具。

超高速で玄米を流しまくり、
その中から虫食いの粒や未熟な粒を察知し、
ピッとはじき飛ばす恐ろしい機械。

これがあるおかげで、
ほんのり茶色い綺麗な玄米だけが選別されるという仕組み。

この時期(だけですが・・・)、
色彩選別機に足を向けて眠れません!

と書きつつ、
昨晩もぐっすりと寝ちゃって、
色彩選別機に思いをはせる余裕はありませんでした、
あはは。