富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

ハウスの温度管理はくるくるをクルクルする!

2017年5月2日 4:11 PM

事務所の窓から見える空は真っ青!
北アルプスはくっきり白い稜線を描いてて、
裾野は新緑の眩しい緑で輝いています!!

つまりは、
とーってもいいお天気。

GW期間中もこんなお天気が続いて、
富山を訪れる方に喜んでもらえたら嬉しいな。

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。

さて、
3月末から始まった育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)も、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

最後の工程、
10:潅水と温度管理の真っ最中です!

今日は、
温度管理の様子をお伝えしましょう!

管理なんて偉そうに書いていますが、
超原始的な方法です(笑)。

この、
くるくるをクルクルする事で温度を調節!
以上です!!

くるくるをクルクルする私。
全く絵になりません。

くるくる、
本来は楽にクルクルできるはずなんですが、
長年使っているので、
クルクルしづらくなってきました。

か弱い(→自分で言っちゃう)私には、
なかなか肩がこる作業です。

晴れていて風のない日の朝は、
これくらい窓をあけて。

日中は温度が上がってくるので、
さらに窓をあけて。

いきなり日がかげると、
ハウス内の温度は急低下するので窓をちょっと閉めて。

風が強くなってきたら、
さらに閉めて。

夕方は西日がきつくてまたまた温度上昇。
ちょっとあけてやって。

グッと冷え込む前に、
全ての窓を閉めきる。

これを全て、
くるくるをクルクルする事で調節しています。

手動ではなく自動くるくるもあれば、
ハウス温度を自動感知するくるくるマシーンもありますが、
1年で数週間しか使わないビニールハウスの為に、
そこまで投資できない我が家。

私が喜んで!
えぇ、
喜んで!!
事務所とハウスを行ったり来たりして、
お日様の様子や風の強さと睨めっこしながら、
くるくるをクルクルしています。

神経質になっちゃうと、
ものすごーくハウスの温度が気になるんですが、
そこは適当に(笑)。

私もそれ以外の仕事がたんまりあるので、
ハウスだけにかまってられないのです。

適度に適当に。
時に手をかけ、
時に見守り。

農作物を育てる事を子育てに例えるのは、
私はどうもしっくりこないのですが、
苗だけは何となく、
子育てに共通する部分もあるなぁと感じています。

さぁ、
夕方の時間帯、
でもって風は冷たくかなり強い。
ちょっくらハウスの様子でも見てきますか。

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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目にも鮮やかなグリーンカーペット!

2017年5月1日 3:51 PM

早朝は前日の名残りか、
まだ温かったんですが、
時間がたつにつれて冷え込んできて。

かと思ったら、
お昼から日が差してきて、
3時ごろには青空が!

と油断していたら、
夕方から冷たい風がビュービュー。

今日みたいな日は、
ビニールハウスの温度管理が非常に大変です!!!

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3月末から始まった育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

いよいよ、
最後の工程の10:潅水と温度管理です!

遮光用の白いシートを取り除くと!
わわわ!!!

それまでモヤシを育ててると勘違いされてもおかしくないくらい、
ヒョロヒョロな真っ白な芽だったのに、
数日でこんなに目にも鮮やかな緑色になっていました!

もうこれで、
誰からも勘違いされる事はないでしょう。
そう、
私は間違いなく稲の苗を育ててました!!

青々とした苗は、
この時期ならではの光景です。

そして、
ここからが私の腕の見せ所。

ビニールハウスでの潅水と温度管理の日々が、
田植えが終わる(たぶん5月20日頃)まで続きます!

前述の通り、
今日みたいなお天気がコロコロ変わる日は、
本当に温度管理が大変。

エアコンのようにボタン1つで温度設定できればいいんですが、
そんなハイテク(?)装置があるわけもなく、
地道に手動で温度を管理しています。

その様子はまた改めて!

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ナエナラベール♪

2017年4月27日 6:19 PM

毎日まいにち、
トラクター作業と育苗作業で、
てんてこ舞い~@@

まだ田植えまで10日以上はあるんですが、
もう既に息切れ寸前です(汗)。

まだ始まってないけど、
早く田植え終わってほしーっ!!!

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さて、
トラクター作業はお伝えしている通りですが、
一方の育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
9:苗を並べる作業の様子をお伝えしたいと思います!

あっ、
これは店チョーと呼ばれる助っ人です。
カメラを向けるとこの表情(笑)。

別に格好つける必要はなくて、
自然にお願いします~☆と言っているんですが、
どうしてもこうなってしまう店チョーでした。

店チョー以外にも、
この日もたくさんの方にお手伝いに来ていただいて、
本当にありがたいです!

あっ、
苗を並べる作業、
つまりナエナラベール。

文字通り、
苗箱をビニールハウス一面に並べていく作業です。
それ以上でもそれ以下でもありません。

ただし、
プールを作りながらのナエナラベール。

プールというのは、
人が泳ぐあんなプールではなくて、
あくまでも苗の為のプール。

木で仕切った枠組みに、
ブルーシートを広げて水をためてプール状にします。

このプールに水をためて、
苗に水をやる方法をプール育苗といいます。

枠組みさえちゃんと作ってしまえば、
あとは難しいことは一つもありません。
苗箱を並べるだけ。

それだけの作業なんですが、
微妙に体にこたえます・・・。

まず、
日が射すととにかくビニールハウスの中が暑い!
汗だくです!!
ビールでも飲まないとやってられません!!!

が、
もちろん飲めません・・・・。

次に、
苗箱1枚1枚が、
重くはないんですが、
軽くもない・・・(笑)。

だいたい5~6kgくらいの微妙な重さ。
えぇ、
決して重くはないんですが、
何十枚、
いえ、何百枚も運んでると、
かなり腕にきます・・・(笑)。

さらに!
この姿勢!!
苗箱を並べる為には、
腰をかがめなくてはなりません!!!

この微妙な中腰作業が、
きます(笑)。

ナエナラベ~ル、
なかなか侮れない作業。
コツは、
頑張らない事(笑)。
そして、
無心でマイペースでやる事(笑)。

そして何より、
休憩と水分補給はしっかりと!

この日はお天気が良かったので、
こうやって地面に座って、
皆で輪になって、
缶コーヒーとお茶菓子でワイワイと。

休憩の時だけちゃっかり一緒に、
おやつを食べる娘。

休憩って大事ですよね。
がむしゃらに働いても、
どうにもならない時があります。

でも、
ホッとするこの休憩があるからこそ、
心に余裕が生まれて、
そしてだからこそ、
できる仕事が増えるような気がします。

さ、
ハウス一面に苗箱が並びました!

すぐに強い光を浴びると苗もビックリするので、
数日は遮光用の白いシートを広げておきます。

そしてここからが、
10:潅水と温度管理。

育苗の最後の工程ですが、
育苗のスタートと言えるかもしれません。
毎日気が抜けない管理の日々が、
田植えが終わる5月下旬まで続きます!

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荒くりアラクリarakuri?

2017年4月25日 3:29 PM

昨日・今日と、
とーってもいいお天気の黒部です!
北アルプスがくっきり!!

朝、
山から昇ってきた太陽が、
夕方、
海へ沈んでいきます。

そのどちらも見ることができる事、
ここではもう当たり前なんですが、
実はかなり贅沢ですよね♪

こんにちは!
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冒頭に書いた贅沢、
残念ながらゆっくり味わう余裕はなく、
今はもう、
必死で田植えの準備を進めています。

田植えの準備は、
大きく分けて2つ。

これまで何度かご紹介している育苗(いくびょう)、
稲の苗を育てる作業と、
もう1つ、
田んぼでのトラクター作業。

しばらく育苗の様子ばかりをお伝えしてきましたが、
トラクター作業だって毎日やっています!

最近のともまるは、
朝4時に起きてトラクターに乗り、
朝ごはんもお昼ごはんもトラクターの中で、
夕方は7時までトラクターで過ごすという、
トラクター三昧の日々を過ごしています。

トラクター作業は、
以下の3ステップで進めていきます。

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は2:荒くりの最中なんですが、
田んぼに水を入れて土をかき混ぜているので、
トラクターも泥んこ。

荒くり、
という言い方はこの辺り独特なのかもしれません。
荒代(あらじろ)という事が多いのかな。

あぁ、
この泥んこの中をかけっこしたら楽しそう!

荒くりに伴い、
いよいよ田んぼでの水の管理が始まりました!
というわけで、
本格的にともまるの人相が怖くなってきました(笑)!
声もとっても刺々しいです(笑)!!

朝晩と田んぼをまわって、
水を見回る日々がこの先しばらく続きます。

田んぼは全部で70枚ほど。
1枚1枚田んぼを見て回り水位を調整する事は、
米作りの基本中の基本。
そして非常に重要な仕事でもあります。

大きな農家さんで、
従業員さんが何人いようとも、
水管理だけは社長自らという事も多い水管理。

もちろん濱田ファームは、
誰も水を見て回ってくれる人はいないので、
ともまるが1人、
朝から晩まで、
トラクター作業中に水を出したり止めたりしています。

田んぼの畔(あぜ)に、
タンポポが咲いていました。

のどかな風景とは裏腹に、
いよいよ殺気立ってきた(笑)ともまるです!

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注:モヤシを育てているわけではありません!

2017年4月21日 3:07 PM

春だなぁと感じるのは、
皆さん、
どんな時ですか??

私は、
桜でもなく、
苗でもなく、
何といっても食べ物!!!

春を感じる食べ物もいろいろありますが、
我が家は鹿児島から届いたソラマメから始まり、
菜花に続いて、
今は地元で取れるアスパラ、
そしてこの1週間でザワザワしてきました!
山菜!!!

昨日コゴミをいただいたんですが、
コシアブラにタラの芽、
ヨシナにウド、
そしてもうそろそろでしょうか、
タケノコ!

タケノコでもこの辺りは、
孟宗竹はもちろん、
ススダケという細い筍も出回ります♪

そんな我が家の食卓の様子、
「ハマダ食堂」と題して、
facebookページ タンボマスターへの横道や、
濱田ファームの日常ブログ ヒビノコトにアップしています。

もしよろしければご覧くださいね☆

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さて、
3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は8:出芽の様子です。

出芽、
もうそのまんま、
漢字のとおりです(笑)!

出芽には、
専用の出芽機という農機具を使う農家さんも多いようですが、
我が家はビニールハウスの中で、
じっくりゆっくり出芽させています。

ただ、
その年の気温によって、
出芽の進み具合が違うのが悩み。

毎日どんな感じかなぁと、
チェックします。

写真がうっすら白くなっているのは、
ハウスの中が蒸気でモワモワで、
すぐにカメラのレンズが曇ってしまうから。

こんな感じで、
芽がちょこちょこ出てきたと思ったら、

その翌日には、
あっという間に出揃いました!

念のため、
モヤシのように見えますが、
モヤシではありません(笑)。
正真正銘の稲の芽!です!!

というわけで、
9:苗をならべる作業へ続きます~。

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