富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2013.9月の記事

稲刈り始りました!

2013年9月4日 4:20 PM

完全に、
不意を突かれました・・・(笑)。

えっと、
前日までの天気予報では、
確か今日は雨、
でしたよね・・・。
しかも、
不安定だから突風や雷に注意とか言っていたような・・・。

なので、
安心してグースカ寝ていたのに!

朝起きたら、
この天気(笑)!

えーっと、
これはどう見ても晴れてますよね(笑)。
晴れているっていう事は、
稲刈りだー!!

と、
慌てて準備を始めましたー!
油断大敵だわ・・・(笑)。

それにしても今年の稲刈り、
例年に比べるとかなり早いです!

例年だとうちは、
10日前後から始めるんですが、
今年は4日。
1週間も早い稲刈りとなりました。

だからといって、
1週間早く終わるとは限らないのが、
辛いところ。
稲刈りは天気を見ながら進めていくのですが、
今年はかなり不安定な天気の予感。

ノロノロと進みそうな感じなので、
ま、
例年通り終わりは9月下旬でしょうか。

午前中はなかなか良いお天気だったのですが、
午後から徐々に曇ってきて、
暗雲たちこめてきましたー。

そして3時過ぎには雨がポツポツと降り始めたので、
潔く撤収!
切り上げたタイミングよく、
夕方からは大雨となりました。

それにしても、
今年は田んぼがグチャグチャです!
どうです、
この刈り取り後の田んぼ!!

本当なら、
しっかりと乾かして、
作業性をググーンとあげたいところなんですが、
今年は雨が多かったので、
こんなんになっちゃいました。

こちらの田んぼなんて、
水がたまってますね・・・。
こうなると、
コンバインも身動きとるのが大変。
結果、
刈り取りに大いに時間がかかってしまいます・・・。

仕方がないとはいえ、
今年の稲刈りはかなり難航しそうです・・・。

準備は万端!あとは稲刈りするだけだ!!

2013年9月3日 2:48 PM

竜巻や集中豪雨などなど、
各地で自然災害が起きていますね。
北陸も大雨が心配な日々が続いていますが、
この辺りは今のところ、
それ程大きな被害はないようです。

だいたい9月の稲刈り時期は、
雨に悩まされつつ稲刈りをする羽目になります。
雨が降ったら刈れない。
というのも、
無理に刈ると濡れた籾(もみ)が、
あんまりよくない状態になってしまうから。

でも、
適期に刈り取らないと、
これまた籾が熟しすぎてしまう・・・。

早く刈りたい気持ちを抑えつつ、
天気予報と空とを睨めつけながら、
毎年稲刈りをしています。
さて、
今年はどうなるでしょうか・・・。

さて、
作業所も農機具も、
稲刈りの準備をしっかり整って、
後はその時を待つだけ、
という状態になりました!

コンバインもバッチリ!
あとは、
クローラー(キャタピラ)がブチッ!
と切れない事を祈るだけなんだけど・・・。

ちなみに、
去年は左のキャタピラがこんな事になったので、
今年は右が危険、
かも・・・。

これは、
乾燥させた籾を玄米の状態にして、
フレコンという大きな袋に入れるんですが、
その重さを量る機械。

フレコンスケールと呼びます。
そのまんま、
ですね★

取り扱い説明書と睨めっこしながら、
セッティング中。

他、
いろいろ。

左:籾コンテナ
軽トラの荷台に設置して、
刈り取った籾をコンテナに入れて、
田んぼから作業所に運びます。

中:パレット
1トン単位のお米を移動させるのには、
フォークリフトと、
この大量のパレットがないと始まりません。
米農家の必需品。

右:玄米は必ず農産物検査を受けてから、
お客様のもとへお届けしています。
じゃないと、
平成25年産とか富山県産とかコシヒカリとか、
そういった表示ができない法律があるんですよ~。
その、
検査用のテーブルと書類などなど。

こちらは、
乾燥調製用の農機具ズラリ。

乾燥調製とは、
刈り取った籾(もみ)を乾燥させ、
籾すりをして籾を玄米の状態にして、
各種の選別機を通して、
ピカピカの玄米にする事。

この写真だけで、
籾すり機
石抜き機
色彩選別機
選別計量機
が写っています。

その中でも、
色彩選別機はとても優秀。

濱田ファームのお米は、
夏の病害虫予防の農薬を散布していないので、
虫食いの黒い斑点がついたお米が多いんです。
でも、
この機械がその斑点米をはじいてくれるんです!
すごいでしょ!?

お盆明けすぐに整備していた乾燥機も、
何とか稲刈りに間にあいました。

左:乾燥機
キレイに掃除して、
ちゃんと動くかどうかも点検済み。

中:乾燥機は灯油で動くので、
灯油の準備もしっかりと。

右:乾燥させた籾(もみ)の水分を、
ここで専用の器具を使ってはかります。

乾燥機は全部で4台。
全て、
中古でいただいた物ばかり。

1台でも新品を買うとなると、
諭吉様がヒラヒラ数百枚単位で飛んでいくので~(^^♪

作業所の外も、
しっかりと稲刈りの体制が整いました!

乾燥機から排出される粉塵を受ける小屋、
というか、
単にブルーシートで囲っただけですが・・・。

と、
籾すり機から排出される、
大量の籾殻(もみがら=玄米を覆う殻の部分)置き場。

あとは、
天気が良くなるのを待つだけ。
さて、
そればかりはどうにもならないので、
気長に気楽に待つとしましょうか。

夏休みの宿題

2013年9月2日 2:35 PM

今日から新学期!
という子ども達も多いかもしれませんね。

世のお母さんは、
長い長い夏休みがようやく終わったー!
と喜んでいるかもしれません・・・(笑)。

さて今年の夏休みは、
なぜか子ども達の夏休みの宿題に係わる事が、
ちょこちょこあった濱田ファーム。

突然遊びに来た、
ケンちゃんは既にご紹介しましたが、
それ以外にも近所の子が、
写生の宿題で、
直売スペースの絵を描きにやってきたりもしてました。

さらには!
メールで何度か、
農家になったきっかけや米作りの苦労について質問をくれていた、
神奈川に住む男の子は、
宿題の一部をわざわざ送ってくれました!

毎月お米をお届けしているお客様の、
小学5年生の小川友吾くん。
何と、
丁寧な手書きのお手紙付き。
私たち、
とてもうれしくて本当に涙が出そうになりました。

自分の調べた事が、
しっかりとまとめられた自由研究!
素晴らしい!!

きっと、
うちのお米を食べてくれているうちに、
農家や米作りについていろいろと考えるようになってくれたのかな、
と。

そういうのって、
単純な言葉だけれど、
やっぱりうれしいですよね。

ただお米を食べてるのではなくて、
それを作った私たちの事を知りたいと思ってくれた、
そして私たちの米作りについて興味を持ってくれて、
自由研究の題材に選んでもらった。

私たちは、
ただ単にお米をお届けするのではなくて、
どこで誰がどんな風にどんな思いでお米を作っているのか、
そう言う事を常々、
お客様にしっかりと伝えたいと思っていました。

それが、
小学生の子にも、
もしかしたら感じてもらえたのかな。

じゃじゃーん。
友吾くんです!

このブログで自由研究の事を紹介してもいいか聞いたら、
快諾の返事と共に写真まで送ってくれました!

何かね、
これまでメールでやりとしていた男の子が、
こちらまで笑顔にしてくれる素晴らしい笑顔の持ち主だなんて、
メールのやりとりだけではわからなかったのに、
写真を見たら突然、
親近感を持ってしまいました♪

友吾くん、
本当にありがとう!
そして、
マルシェにもぜひ私たちの顔を見に、
遊びに来てね!!

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顔が見えるって、
すごく大きな事なんだなぁと、
今回の事で改めて思いました。

他のお客様も、
普段メールや電話だけのやりとりの方、
まだ一度もお会いした事がない方、
これを機会(?)にぜひ、
ご自身の写真を私たちに送ってくれませんか?!

あっ、いや別に、
ブログに公表するとかではないんですが、
ただ単に私が、
このお客様ってどんな方なんだろう?
と興味があるからなんです。

お互いの顔がわかると、、
もっともっと私たち、
仲良くなれる気がしませんか?!

あれ、
お米だけの関係で、
仲良くなる必要はない・・・?!
でも、
せっかくなので是非(笑)!