富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2013.9月の記事

コンバインのトラブル その2

2013年9月15日 2:32 PM

世間は3連休なのですねー!
しかも来週もまた3連休とかー!!
う、
うらやましいですー!!!

我が家はもちろん休みは関係なく、
娘は今日も明日も保育園へ♪
だって私の仕事(=今は主に新米の予約受け付け)がこれでもかーっていうくらい、
忙しいんだもん♪♪

ともまるは、
今日は雨なので稲刈りはお休み。
ひたすら籾すりしています★

さて!
昨日のブログで、
コンバインがはまったトラブルをお伝えしましたが、
その翌日、
またまた違うトラブルがありました~(苦笑)。

上のコンバインの写真、
何かがおかしいのがおわかりになりますでしょうか??

足元をよーく見てください!
ほら、

足元。
コンバインのクローラー(キャタピラ)です!
何か、
ダラ~ンとしてますね・・・。

ありゃりゃ、
はずれて走行不可能となってしまってます・・・。

稲刈り前の、
コンバインを整備している段階で、
私、このトラブルを予想していました!
ほら、
この日のブログを読んでください!
ね?!

もう、
いつ切れてもおかしくない状態だったんです。
だから、
これはしょうがない。

すぐに、
修理のキョウヅカさんに電話。
これまたすぐに、
キャタピラをなおしていただきました!

幸い(?)、
前々日に試乗させてもらった三菱のコンバインがまだ作業所にあったので、
前日のトラブルに続いて、
この日も試乗させていただきました♪

上の写真は、
ちょっと珍しい光景ですね。
壊れたコンバインの中のタンクには、
既に刈り取った籾がたっぷり入っていたので、
それを試乗機のコンバインの方へ移しているんです。

コンバインからコンバインへ、
籾の移動~。

この後、
試乗機の三菱コンバインで稲刈りは続行できたので、
本当に助かりましたー!

今年は(も・笑?!)、
トラブルは続いているけど、
周りの方々のおかげで何とか稲刈りができている状況です。
トラブルがあるからこそ、
わかる事がたくさんありますね。
トラブルにもだから、
起こる意味があるんだな。

稲刈り9日目 ~ コンバインがはまった! ~

2013年9月14日 4:39 PM

今年は、
稲刈り前にすごい量の雨が降ったからなのか、
どこもかしこも田んぼが柔らかい!

ので、
あちこちでコンバインがはまってるのを見かけたり聞いたりしていて、
あー、
明日は我が身だーと、
覚悟をしていました!

覚悟はしていたけれど!
まさか本当にはまるとは(笑)!!

はいっ!
見事にぬかるみにはまっております!!
前にも後ろにも動けません・・・。

この辺りは沼田が多いので、
田植えの時はけっこう田植え機、
はまりまくるんです~。
もちろん、
うちも何度かはまり済み♪

でも、
コンバインがはまったのは初めて~♪♪

はまった場所が道路脇すぐの場所だったので、
まぁ、
不幸中の幸いでした。

作業所から田んぼへ、
コンバインを載せて運んできていたセーフティーローダーもあるし、
今回はこの車のウィンチで巻き上げて脱出させる事にしました。

コンバインにワイヤーをひっかけて、

1人がリモコン操作で、
ウィンチを巻きあげます。

もう1人ともまるが、
コンバインに乗車。

順調にバックで脱出!
と思ったら、
ワイヤーがブチッと切れた!!

予備のワイヤーで今度は、
セーフティーローダーそのもので引っ張り上げました。

今回は不幸中の幸い。
はまった場所が本当に良かった。
それ程時間もかからずに脱出できました!

それにしても田んぼ、
グチャグチャ~。

コンバインも、
グチャグチャ~。

さぁて、
刈り残した田んぼはどうしよう・・・?
またこのコンバインで入るのは不安・・・。

あっ、
そうだ!
試乗させてもらった三菱の最新コンバインが、
まだ作業所に眠ってる!!

というわけで、
またまた試乗させていただきました♪
刈り取りの様子は、
昨日の記事をどうぞ。

いやぁ、
さすがに大きな馬力のあるコンバイン、
全く問題なくバリバリ刈ってくれました。
助かったー。

と、
喜んだのも束の間、
またまたトラブル発生です・・・(汗)。
その様子は長くなるのでまた明日~。

稲刈り8日目 ~ ニューコンバイン?! ~

2013年9月13日 11:43 AM

今日は!
朝からお天気がバッチリ!!

稲刈り8日目は、
このまま夕方まで順調に進みそうです♪

あれ?
いつものコンバインと違う?!
と、
お気づきの方はいらっしゃいますでしょうか?
えっ、
いない・・・・(笑)?

ちなみに私は、
言われなければたぶん気づかないタイプだと思います(爆)。

もしや新しいコンバイン?!

なーんて、
そんなわけはなく、
三菱農機さんの最新コンバインを試乗させてもらっているだけ、
なんです。

なかなかこういうチャンスはありません。
うちはクボタという農機具メーカーのコンバインなんですが、
他のメーカーさんのコンバイン、
初めて乗りましたー!

三菱コンバインの最新機は、
作業性・走行性能・刈り取り&脱穀性・操作性・居住性、
どれをとってもハイテク機能が盛り込まれているようです。

が、
もちろんお値段もそれなりに~。
念のため確認してみたら、
1000万切るくらいでした。
キャビンをつけると+150万。

そっか、
1000万は切るか、
と、
お金の感覚がつい鈍くなる~(汗)。
米農家は、
農機具の値段に超鈍感なのがダメですね・・・。

ま、
冷静になって考えれば、
とてもはい!買います!!
とは当然いかないので、
やっぱり今乗っているコンバインを乗りたおす覚悟ではあるんですが、
こうして事前に試乗して確かめるというのは、
値段が値段だけに、
とても重要な事です。

いつ使えなくなるかわからない、
「その時」の為に。
慌てないよう、
次の購入の事はいつでも頭の中に入れておかなくてはいけません。

もちろん、
その資金繰りもね。
あっ、それは私の担当か・・・(^_^;)

ともまるも、
真剣な顔つきで購入を検討・・・?

なーんて事はなく、
ただ籾を落とさないよう、
そして試乗させてもらっているコンバインを壊さないよう、
細心の注意を払って。

担当の三菱農機のサカタさんは、
ここ数年すごく良いお付き合いをさせていただいています。

無農薬の田んぼの紙マルチ田植えでは、
田植え機を購入させてもらってますしね。
あっ、
新品ではなく中古ですが~。

よく思うんですが、
営業のお仕事って、
きっと「その物」を売るのが大事なわけではなく、
その営業の方の人となりをお客様にわかってもらう事こそが、
大事なんじゃないかと。

実態がよく分からない人から、
私たちは物は買えません。
それが高価なものであればあるほど、
人を信用して買いたいな、
と。

それにしても田んぼ、
柔らかすぎ~。
溝が深すぎです~。

今年の稲刈りは、
雨にもやられていますが、
田んぼの柔らかさにとにかく泣かされます!

稲刈り7日目 ~ 籾すり袋取り編 ~

2013年9月12日 3:40 PM

やっぱりこの秋の天気予報、
全然あてにならないー!
今日だって、
午後から弱雨だったはずなのに、
朝からジャンジャン雨降ってるし・・・。

午後からは青空が広がってきたので、
稲刈り7日目に突入する事ができましたが、
こうも予報が当たらないと予定が立てづらいです・・・。
何より、
お手伝いの方に申し訳なくて・・・。
当日ギリギリまで、
休みかどうかわからない日を強いてしまっています・・・。
あぅ、
本当にスミマセン!!

さて、
昨日はフレコン取りの籾すり作業をお伝えしましたが、
今日は袋取りの様子です。

いろんな選別機を通ってキレイになった玄米を、
20kgの米袋に詰めていきます。
これは、
自動で計量してくれる計量機で、
20kgになるとピピピーとお知らせしてくれる上に、
勝手に玄米の投入をストップしてくれます。

20kgの玄米が入った袋を、
よっこらしょっと少し横にずらしてから、
袋の口を縛って、

らくだ君という機械にゴロンと寝かせると、
米袋が腰の高さに上がってきます。

下からヨイショッて持ち上げてると、
すぐに腰にきますから、
このらくだ君があるのとないのとでは大違いなんですよ~。

そして、
パレットに次から次へと米袋を積み上げていきます。

フレコン取りは、
この一連の手作業が全くないので楽なんすが、
新米お届けシーズン開始直後は、
20kgを玄米で何袋も一度に配達させていただくご家庭が多いので、
ある程度はこうして袋取りをしておきます★

この業界では通常、
米袋は30kgというのが常識。
常識なんですが、
正直30kgは非常に重い。

なので、
濱田ファームでは去年から30kgの袋取りをやめて、
20kgにしました。

20kgでも農産物検査を受検できるし、
お客様にも軽い!持てる!!と好評です!
意外なところでは、
宅急便のドライバーさんからも、
すんごく喜ばれてます(笑)。

フレコンと袋と並ぶ作業所。
まだまだ稲刈は続くので、
まだまだ増えますよ~!

今日は籾すりデ―♪

2013年9月11日 4:02 PM

今日も晴れ♪
なので稲刈り♪♪
とは、
残念ながらいかないのが辛いところー。

というのも、
2日間勢いよく刈り続けていたら、
乾燥機がいっぱいいっぱいになっちゃったんですよね。

稲刈りする為には、
乾燥機が空になっていないとダメ。
乾燥機を空にする為には、
籾すり(籾を玄米の状態にする事)しなくてはダメ。

そう、
稲刈りは、
ただ稲刈りだけしていればいいのではなく、
籾すりという作業とセットになっています。
日中はどうしても稲刈りばかりしてしまい、
朝晩に必死の形相で籾すりするんですが、
どうしても追いつかない。

ともまる1人で、
稲刈りも籾すりも責任を持ってやっているので、
こればかりは仕方ありません。
今日は稲刈りをあきらめて、
籾すりデ―となりました♪

先日、
籾すり機での籾すりの様子はお伝えしましたので、
今日はその後の行程です!

この地点ではまだ、
玄米にたくさんの異物、
籾殻(もみがら)や藁(わら)などの細かいゴミから、
ちょっと食べるのには適していない未熟な小さな粒や虫食いの黒い粒、
石なんかも紛れ込んでいます。

それらを、
各種選別機を通してはじいていきます。
まずは、
上の写真の石抜き機から。

農家にとっては、
米に石が紛れているのは当たり前の事だったりもしますが、
もちろんお客様にお届けするお米に石が入っていたら大変です!

次に、
粗選機(そせんき)に通します。
ここで網に通してふるいをかけ、
小さな粒を選別します。

さらに色彩選別機。
これは、
色のついたお米、
例えば虫食いの黒い斑点のついた粒等などを、
ビシバシすごい速さではじいてくれる機械。

我が家は、
夏の病害虫予防の農薬散布を一切していないので、
黒い斑点のついたお米がいっぱいなのです。
食べても問題はありませんが、
黒いお米は見た目にも嫌われるので、
ここで選別です!

ちょっと写真では伝えづらいのですが、
すんごい早さで米が流れていき、
ピシッと風ではじいていくんですよ。

そうだ!
写真じゃ分かりづらいなら、
動画にすればいいじゃないか!!
と、
一番下でお知らせしている濱田ファームのfacebookページで、
この一連の流れを動画でアップしましたー!
興味のある方は是非ご覧くださいね。

最後にもう一度、
粒の大きさで選別して、

お米が1トン入るフレコンに、
玄米をザザーッ落としていきます。

1トンになったフレコンは、
こんな風にフォークリフトでパレット積み。
これからまだまだ増えていきますよー。

さぁ、
稲刈りもようやく折り返しくらいかな?
明日はまた稲刈りに戻りまーす!

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