富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

苗ならべ2回目

2011年4月26日 4:42 PM

今日も!
寒い!!
雨冷たい!!!

今年も去年同様に、
寒い寒い春になりました・・・・。
そういえば去年は、
あまりの寒さにハウスの中でストーブたいたりしたっけ・・・。
今年は大丈夫だろうか・・・?

さてさて、
約2ヶ月にわたって続く育苗作業の行程、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる(プール→直売用・通常→苗販売用)
11:潅水&温度管理(プール→直売用・通常→苗販売用)

も、
今日10:苗ならべの2回目(通常→苗販売用)を迎えました!

なにやらハウス周辺も、
軽トラがたくさん集まって賑やかな様子。

それにしても集まりすぎ!
みんなどうしたんだ?!

ハウスの中をのぞいたら、
何と7人もの男衆がうようようごめいていました。

苗ならべ、
うちは通常3人から4人で半日程度でパパパっとやっちゃうんですが、
何故に今日は7人?!

というのも、
今日はこの秘密兵器、
ナエナラベール(とかそんな名前だったと思う・・・・)を
使ってみよう!
という事になっていたようで、
農家仲間が見物しに集まっていたのだ。
うちが何故だか実験台(笑)。

しかもこの秘密兵器、
うちは全くノータッチで、
これまた農家仲間の納屋で深い眠りについていたものを、
別の農家仲間が借りてきてうちに持ってきていたという・・・・。

そのナエナラベール、
重い重い苗箱を、
よっこらしょっと地面に腰を曲げて置く必要がない、
まさに腰痛保持者のともまるにはうれしい農機具。

苗箱を持つには持つけど、
立ったままの姿勢でポンと置くだけ。
後はナエナラベールが勝手に、
苗箱を滑らせるように地面に並べて置いていってくれるのだ!
これは楽チン!
さすが文明の力は違うぜ!!

と思ったものの、
何せそのスピードが異様に遅い!!!
遅いだけなら我慢できるけれど、
どう調整してもビシッとバシッとキレイには並べてくれない!

その都度みんなで、
あーでもないこーでもないとあれこれするもんだから、
さらに時間がかかる事この上ない!
結局最後は手で並べる羽目に・・・。

きっと使いこなせれば素晴らしい機械なんでしょうけれど、
うちの規模(苗箱3000枚)ではあんまり必要ないかもなぁ。
1年に1回しか使わないしね。
そしてすごーく高いしね。

うちにはこれ!
単管トロッコがあるんだもん!
これを屈指すれば、
人力で並べてもそれ程苦ではないさ!

って強がりたいけれど、
実際問題ともまるの腰、
かなり深刻です・・・・。

ここ最近トラクターに毎日乗ってるからなぁ。
腰痛の原因は、
重いものを持つとかそんなんじゃなくて、
ひとえにこのトラクターのせいのようです。
微妙な振動の狭い車内で変な体勢(横向いたり後ろ向いたりする)だからなぁ・・・。

あぁ、
この先もしばらくはトラクター三昧。
大丈夫かなぁ・・・・。

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

4月25日(月)のつぶやき

2011年4月26日 1:07 AM

16:59 from goo
寒い春 #goo_hamadafarm http://goo.gl/MmFvD
21:37 from web
Mac OSを10.6.3にバージョンアップしてみた。マジックマウスっていうのがあってね。この美しいマウスを完璧に使うにはこのバージョンのOSが必要だったんだよ。いやあ、スワイプとタップで操作するのは最高やね。
by hamadafarm on Twitter

4月23日(土)のつぶやき

2011年4月24日 1:07 AM

08:57 from web
RT @satonao310: 圧倒的に義援金が多い台湾(3月末で130億円。ちなみに米国は約90億、韓国16億)に、正式な外交関係がないこともあってまだお礼を言えてないらしい。民間でお礼広告を出そうというプロジェクト。「謝謝台湾計画」http://ow.ly/4FpHz
20:40 from web (Re: @piyocotter
@piyocotter こちらこそヨロシク!!
21:01 from web
今なら完璧な播種ができるな。と、播種機そうじしながら毎年思う。年2日しか動かさない機械はそう簡単には上達せんね。
by hamadafarm on Twitter

プール作りながらの苗ならべ

2011年4月23日 9:50 PM

約2ヶ月にわたって続く、
長い長い育苗作業の行程は以下の通り。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

今日は、
冷たい雨が降る中、
10:の苗ならべ作業を行いました~★

出芽も良い感じに芽が出揃いました!
ひょろひょろっと白い芽は、
モヤシみたい。
あっ、
種から出ている芽なんだから、
まさにモヤシか。
っていう事は、
このままモヤシとして食べてもいいのね。

稲のモヤシ・・・。
何かイマイチ食べる気になれないけど(笑)。

そのモヤシ・・・・、
もとい!
芽が出揃った苗箱を、
今度はビニールハウス一面に並べていきます。

土を変えたおかげで、
去年よりも2kg重さが減った苗箱とはいえ、
こんな体勢で5kgの箱を地面に置いていくわけで、
腰にはけっこう負担がかかります。

とくに!
今現在ともまる、
持病の腰痛が悪化中!!
ものすご~く腰に気を使いながら、
並べていってます。
今ここでやっちゃったら、
この後もうどうしようもないからね・・・・。

実は本日1回目の苗ならべですが、
2回目の苗ならべでは、
腰への負担を著しく軽減してくれる秘密兵器が登場予定!
その様子はまた改めてご報告しま~す♪

一定量苗箱を並べたら、
水を貯められる様なプール状の小部屋を、
木枠で作っていきます。
それを繰り返して、
ハウスいっぱいに苗箱を並べて、
プール育苗に備えます!

苗には当然、
毎日毎日水やりをするんですが、
これがあーた!
かなり大変なんですよー!
うちはたった3棟のビニールハウスしかないし、
苗だってたかだか3000枚しか作ってませんが、
それでも苗隊長のワタクシ、
連日の水やり、
そして天気とにらめっこしながらのハウス温度管理に、
ヒーヒー言うわけです。

このヒーヒーを、
ちょっとでもどうにかしたかったので、
3年前からハウス1棟(米直売用の苗のみ)を、
プール育苗という方法で管理しています。

プール育苗はまず、
水やりが楽チン!
プール状の小部屋に水をためておけば、
数日間それでオッケー!
そしてそして温度管理なし!!
日中も夜もずーっとハウスの窓はあけっぱなしでいいんです(涙)。

こんなに楽チンなのに、
病害虫に強い苗ができるそうで、
農薬をなるべく使いたくない私たちにはピッタリな方法です★
欠点は、
プールを作るのに手間がかかるのと、
苗の成長がそろわず見た目がイマイチなのくらいでしょうか。

苗を並べ終わったら、
ラブシートと呼ばれる被覆材で苗を保護します。
いきなり強い光にあてて、
苗を痛めないように。

ところでハヤシさーん!
ラブシートのラブの意味、
回答は得られましたでしょうかー?!
私もものすごく興味深々です!
ラブって、ねぇ・・・・。
ラブシートって言うだけで、
小娘(?)のワタクシはちょっぴり恥ずかしいです♪♪♪

ラブシートをかけて3日間、
くらいかな。
ある程度芽が伸びて、
ひょろひょろモヤシが緑くなったらシートを取り外しますよ~!

そうしていよいよ、
最終行程の11:潅水&温度管理へ突入!
が、
この最終行程が長くて辛い道のりなんだよねぇ・・・・(涙)。

ガンバリマス!!!