富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

販売用の苗の様子

2011年5月1日 3:28 PM

約2ヶ月にわたって続く育苗作業の行程、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる(プール→直売用通常→苗販売用
11:潅水&温度管理(プール→直売用・通常→苗販売用)

も、
最後の大詰め11:潅水&温度管理の段階に入っていますが、
寒い日が続いていたり、
またなかなか太陽が顔を出さなかったり、
で、
今年の苗はちょっと生育が遅れているような気がします。

販売用の苗の方ですが、
なかなか被覆材のシートをはずせない日が続いていて、
真っ白なシートで苗が覆われていました。

そろそろ、
そろそろかな・・・・?
と、
毎日シートをめくってチェック。

ちょっと長さが足りないような気がしますが、
鮮やかな緑色になっていたので、
シートをはずしてやりました!

販売用の苗は、
この辺りの田植えピーク日5月15日に照準を合わせて準備していますが、
このままの天候だと、
ちょっと遅れそうなのが気がかり・・・・。

私たちはその前後2週間は毎日田植えなので、
日程が少しずれようと関係ありませんが、
他の兼業農家の方はぴったりその日にあわせて予定を組んでいて、
家族や親戚の方にも手伝いをお願いしているはず。
だから、
1日たりとも田植えの日をずらすのは難しいんですよね。

苗の為にも、
またGWの楽しい休暇の為にも(笑)、
この先の天候に期待したいところです!

ハウスの中に吊るしてある温度計。

ハウスの温度は、
ボタン1つでコンピューター管理・・・・・

されていれば楽チンなんですが、
全くもって人の手と勘に頼って、
窓を開け閉めしたりする事によって管理しています。

日が出なければ20℃以下と苗にはちょっと寒いし、
日が出たら出たで、
一気に35℃以上振り切って40℃近くになる事も!!

この時期太陽とにらめっこしながら、
出たらすぐにハウスに向かって出動!
バイクでぶぃ~んと向かうワタクシです。
バイク?
そう、
バイク!
かわいいバイクを入手しました♪

またそのうち、
ご紹介しま~す!

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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

4月30日(土)のつぶやき

2011年5月1日 1:07 AM

21:53 from web
BURN(DEEP PURPLE)、大音量で聞いたわ。外は雷雨、田んぼの真ん中、トラクターのキャビンはライブハウスだ。
by hamadafarm on Twitter

荒くり!

2011年4月28日 10:03 PM

さ、さ、さむい・・・。
昨日は春だー!
と喜んだのもつかの間、
今日は冬だ・・・・。
ストーブがんがんたいてます・・・・。

外は寒いし雨ザーザーだけど、
田んぼの方の準備もやばいくらいオセオセになってきて、
ちょっとあせってます・・・。

田植えまでの田んぼの準備は、
以下のスリーステップ!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今現在は、
2:荒くりという作業中。

田んぼに水を入れて、
ロータリーという作業機で土と水をかき混ぜている状態。
だから、
ドロドロぐちゃぐちゃ。

連日のトラクター作業で、
腰をやられまくっているともまる。
かなりヤヴァイ。
けど、
やらなきゃ田植えできないので、
やるしかない。

一応、
ともパパもトラクター作業を手伝ってくれるんだけれど、
そこは超ゴーイングマイウェイのともパパ。
ともまるの指示なんて無視しまくりの暴走特急らしい。
例えばまっすぐ進め!
と説明したすぐ側から曲がるんだとか。
大げさじゃなくて本当にそうらしい。

ともまる、
毎日頭を沸騰させながら、
ともパパと乱闘騒ぎを起こしています(笑)。

ま、
そんなわけでともパパは全くあてにならないので、
結局はともまるが孤軍奮闘するしかないのであります。

この荒くり作業もそうだし、
耕起もそうなんだけれど、
けっこう時間がかかる!
田んぼ1枚(3反=300坪の広さだとしよう)を荒くりするのに、
1時間半くらいかかるのだ。

今年はトータルで10町(100反)ちょっとの面積で、
米を作付けする予定。
トラクターを移動させたりする時間を入れずに、
単純計算しただけで約50時間!
1日7時間やったとしても1週間はかかるんです!

実際には、
全ての田んぼが3反という広さではなく、
中には1反という田んぼもけっこうあるから、
作業効率はもっともっと悪い。

荒くりだけでなく、
その前には耕起もあるし、
その後には代かきもある。
だから、
田んぼの準備って、
けっこう時間がかかる大変な作業なんですね~。
しみじみ。

あ~、
世間は明日からゴールデンな感じみたいですが、
うちには全く関係のない話です。
ともまるはトラクター、
私は育苗、
がんばりますよー!!

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プール育苗の様子

2011年4月27日 10:32 PM

今日は寒い春が一転!
お昼は27℃まで温度が上がったようです!
暑い、
といえばまぁ暑いんですが、
それでも風は冷たかったかな。

おまけに午後3時を境に、
風がどんどん冷たくなり、
寒くなり、
土砂降りになり、
と、
ビニールハウスの温度管理が大変な1日になりました!

さてさて、
約2ヶ月にわたって続く育苗作業の行程、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる(プール→直売用通常→苗販売用
11:潅水&温度管理(プール→直売用・通常→苗販売用)

も、
とうとう最後の11:潅水&温度管理を残すのみとなりました!
が、
これが長い・・・・。
田植えが終わる5月下旬まで続くわけですから・・・・。

しかーも!
今日みたいな天気だと、
温度管理がたーいへーん!
いよいよ、
いよいよ育苗、
はじまったぜぃっ。
そんな心積もりのワタクシですっ!

さて、
直売用のプール育苗の苗、
先日プールを作りながら苗を並べて
ラブシートという名前の被覆材をかけて数日。

もういいかな?
とシートをとってみたら、
青々~とした苗が元気に育っていました~!

シートをとって、
はじめてプール(仕切った小部屋)に水を入れてやります。
そう、
こんな感じでたっぷりとね★

日中、
温まった水が夜も苗を守ってくれるので、
プール育苗のハウスは夜も換気しっぱなしでオッケー!

まだ一枚目の葉っぱが出た状態ですが、
これからグーンと成長していきますよ!

プール育苗の潅水は、
数日おきに水の減り具合を見て入水するだけ。
温度管理も昼夜換気でほったらかし。
かなり野生的。
その分病気に強い頑丈な苗に育つので、
農薬や化学肥料に頼らない米作りでは、
お約束の育苗方法でもあります!

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