富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

稲刈り終わりましたー!

2014年9月22日 4:32 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

何だか、
空も雲も山もすっかり秋めいてきていて、
このまま一直線に冬に突入していきそうな勢いです!
さすがに冬はまだ先か・・・。

さて、
もう既に何度もこのブログで声を大にしてお伝えしていますが、
今年は本当にお天気が良くて、
逆に稲刈りを休む暇もないくらいで、
それはそれで大変だったりもしましたが(贅沢な悩み)、
あっという間に稲刈りが終わりましたー!

フィナーレを飾ったのは、
今年から請け負っている山の上の田んぼ。

景色は本当に最高です!
山は目の前、
そして眼下には海。
その先には能登半島。

いやぁ、
山って最高!
とずっと思っていたんですが、

実は、
収穫間近の田んぼがイノシシに踏みつぶされて、
ものすごい大打撃を受けましたー(^_^;)

いやぁ、
噂には聞いていたけど、
山って大変!

この写真はまだマシですが、
その後さらに踏みつぶされまくりまして、
ちょっと刈れる状態じゃないくらいにまでになりました!

これが、
山の洗礼ってやつですかねぇ。

収穫前の稲が踏みつぶされているのを見るのって、
かなり悲しいものがあります。
あまりにも悲惨な状況だったので、
もう笑っちゃうくらいでした!

来年はやっぱり、
電気柵などの対策が必要だなぁと、
身をもって勉強させていただきました★

それでも!
今年の稲刈りはこれで終了です!!

天候にも恵まれて、
田んぼはカッチカチ、
大きなトラブルもなく、
無事に稲刈りを終える事ができました。

この後は、
もうしばらく乾燥調製作業と、
それに続く農産物検査(等級検査)の準備とで忙しい日々が続きますが、
10月からの新米お届けに向けて頑張りたいと思います!!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

平成26年産新米は、
10月1日からご用意できる予定です!
ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

黒米の刈り取り

2014年9月20日 2:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

9月も下旬になりました。
例年は残暑が厳しい日も多いのですが、
今年は涼しいままなんでしょうか。
今日も、
日中は日射しがあるんですが、
朝晩は風も冷たく上着が必要なくらいになってきました。

さて、
稲刈りもいよいよラストスパート。
で、
今日は黒米の刈り取りの様子をお伝え致します。

イタリア米と同じ、
袋取りの小さな2条刈り(2列づつ稲株を刈り取っていく)のコンバイン登場。

いただき物の古いコンバイン、
今にも壊れそうだったのでかなり心配だったんですが、
しっかりと働いてくれました!

そして今年の黒米、
今年は猛暑の影響がなく、
粒がとても黒々としています!
真っ黒です!!
非常に良い出来となりました!!!

刈り取った籾は、
こんな風に袋に貯められていくので、
一杯になる度にコンバインを下りて、

軽トラに積んでいきます。
重いのでけっこう大変。

たくさん取れました♪

去年までは、
はさ掛けにして天日干ししていましたが、
今年はこのままブルーシートに広げての天日干しです。

それにしても、
毎日いいお天気だなぁ。
今年は雨で稲刈りが中断される事もなく、
あっという間に刈り終えられそうです!

残すは、
山の上の田んぼだけ!!
なんですが、
実はこれが大変な事になっていまして・・・。
それはまた、改めて。

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平成26年産新米は、
10月1日からご用意できる予定です!
ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

またまた試乗!を兼ねての稲刈り

2014年9月18日 2:41 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

今日は、
昨日刈り取りきれなかった小さな田んぼ2枚を、
コンバインの試乗を兼ねて刈り取ります!

今回の試乗は、
クボタの5条刈り。
お値段は税込み999万円。
担当の方いわく、
税込みというのが重要だそうです(笑)。
1000万円とキリよくしない点も、
きっと重要なんでしょう(笑)!

実際に動かす前に、
いろいろと説明を聞きます。
壊したりでもしたら大変ですから~。

私も久しぶりにコンバインの上に乗って、
いえもちろん、
ただ単に文字通り乗っただけなんですが、
そこからの景色を楽しんでみました。

やっぱり高い!
けっこう怖いです!!

とても恐ろしくて、
私には運転できそうにありません(^_^;)

それでは実際に、
刈ってみましょう!

あっ、
クボタの方(エメラルドグリーンのつなぎ着用)にはずーずーしくも、
手元のお願いまでしてしまいました★
すみません、
こき使ってしまって・・・・(笑)。

やっぱり、
新しいコンバインは操作がとてもスムーズなようです。

そうですかそうですか、
やっぱり新しいのはいいですか。

と、
調子良く刈っていたら雨が降ってきた~。
通り雨のようでしたが、
けっこう激しく降ってきたので中断。

している間に乾燥調製作業を進めて、
午後から刈り取り再開です!

乾燥した籾のその後 パート2

2014年9月17日 3:57 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

今日は、
天気も落ち着いているので稲刈りです!
これまではずっと大きな田んぼ(3反=900坪くらい)を刈っていたんですが、
今日からは小さな田んぼ(1反=300坪くらい)に突入。

小さな田んぼはとにかく作業効率が落ちるので、
1日で刈り取れる面積もガクッと落ちるし、
とにかく疲れます。

でも、
ここが踏ん張りどころ。
ゴールを目指してただひたすら刈るのみ!

さて昨日は、
乾燥した籾のその後パート1
玄米を袋に詰めるところまでご紹介しましたが、
今日はパート2!

20kgの袋に詰めてたら何百袋にもなるし、
そんな大変な作業を1人で稲刈り後に毎晩やってたら、
とても身体がついていきません!

そこで、
1トンの玄米が入るフレコン取りの様子をお伝えしましょう!

まずは、
フレコンの運搬の為にパレットを置いて、

ピピピっと計量機をセット。

フレコンをセットして、
籾すり・選別済み玄米が入っているタンクの蓋をパカッと空けたら、

勢いよく玄米が落ちてきます。
以上(笑)!

ま~、
何て便利なんでしょう!
後は待っているだけで、
1トン入りましたよ~とお知らせしてくれちゃうんです!!

そしたらフレコンをパレットごと、

フォークリフトで移動させるだけ。
あら楽チン♪

一度このフレコン取りを経験しちゃうと、
もう袋取りに戻れなくなりますね・・・(^_^;)

ならば何故パート1で袋取りをしていたのかというと、
新米お届けピーク時には、
毎日けっこうな数の20kg(玄米)がどんどん旅立っていくから。
その都度用意してたら大変なので、
ある程度のまとまった数量を用意しておいているというわけ。

さぁ、
今日も稲刈りが終わったら、
夜遅くまでこの乾燥調製作業です!
フレコンにどんどん玄米を取っていきますよ~!!

乾燥した籾のその後

2014年9月16日 4:05 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

今日は朝方に雨が降ったので、
稲刈りは中止しました。
すぐに雨があがり青空は出てきたんですが、
いったん中止してしまうとモチベーションが下がりますし、
何よりお手伝いの方にまた来ていただくのも大変なので、
潔く中止!

本日はまる一日、
乾燥調製作業(=籾すり)に精を出しています!

というわけで、
お待たせいたしました!
稲刈りと違って、
今年はトラブル続出の乾燥調製の様子をお伝え致します!!

流れとしては、
この日のブログからの続きですね。
乾燥した籾のその後ってやつです。

刈り取った籾(もみ、と読みます、念のため)は、
乾燥機でゆっくりじっくり乾燥させて、
その後に籾殻(もみがら)を取り除いて、
各種選別機に通して籾以外のゴミや未熟な粒等をはじいて、
きれいな玄米だけを米袋やフレコンに入れていきます。

この行程を、
乾燥調製(調整ではありません、調製です!)作業と言います。

乾燥調製には、
そりゃーもー、
各種いろんな機械が必要でして、
上の写真がその一部なんですが、
狭い所にキューキューに配置されているのでイマイチ収まりません(^_^;)

そこで、
1つ1つの行程をじっくりと流れをおって見ていきましょう!

まずは籾すり機から。
籾から籾殻を取り除いて玄米の状態にしてくれる機械です。

今年は、
いや、思い返せば去年もだったけど、
っていうか、
毎年の事か。。。
それにしても今年はこれが頻繁にトラブル発生でストップする事数回・・・。

籾すりができないと、
当たり前ですがその先の行程に進めずで、
とても困ってます&弱ってます(笑)。
ま、
その度に修理の方に対応していただくんですが、
だいたい籾すり作業ってやつは、
稲刈りが終わった後の夜の作業なわけですよ。
1人淋しくやるわけですよ。
あっ、
私はグーグー寝てるので知らないんですが(笑)、
ともまる1人で頑張ってるんですね。

で、
そこへトラブルが発生すると、
夜遅くはさすがに修理の方を呼ぶわけにはいかず。
何とか直そうとするも直らず。
ただ時間が流れていくだけ。
で、
翌日早くに直してもらうというパターンになるわけです。

な、
長く書いちゃった・・・・。
まだ、
作業行程1枚目の写真なのに・・・。
先が思いやられる・・・・(笑)。

ここから先はでは、
手短かに!

乾燥機から排出された籾は、
この管を通って籾すり機の中へ。

そして籾すり機の中で、
ジャンジャンパリバリと轟音を立てながら、
あっという間に籾殻が取り除かれて玄米になります。

玄米は次に、
石抜き機(灰色の物体)でふるいにかけられ、
石が取り除かれます。

さらに、
粗選機で良いお米とそうでないお米をわけて、

さらにさらに、
色彩選別機で虫食いや未熟な青い粒等をはじいて、

さらにさらにさらに、
米選機で小さなお米などを選別して、

最後に計量して、
袋詰めとなります。

みな様のお手元に届くお米は、
これだけの行程を経てようやく玄米、
又はその後精米(精米の過程でさらに石抜き・割れた粒をはじきます!)しています。

うちは30kgの袋詰めを数年前からやめて、
20kgにしています。
ハンドリングが非常によく、
袋詰めする人の負担も少なく、
またお客様にも重くない!持てる!!と好評です。

袋詰めしたお米は、
パレットにきちんと積んで、
後は農産物検査(=等級検査)を受けるだけ。

全ての稲刈りが終わり、
全ての乾燥調製作業を経て、
さらに放射能検査で安全を確認して、
最後に農産物検査を受けてと、
まだまだ先は長いのですが、
10月1日からの新米販売に向けて全速力で作業を進めていきたいと思います!