富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

田んぼでも作業してますよ~!

2013年4月16日 11:43 AM

やばい!
もうお昼を用意しなくちゃの時間だ!
と毎日焦っている、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

今現在11時半過ぎかぁ。
このブログをあと10分ほどで更新して、
家に戻ったら11時45分。

うん、
15分あれば何とかなるだろう。
アサリのお汁と、
タケノコとピーマンでチンジャオロースもどき、
後は納豆でも出しとけばいいかな★

そんな風に、
毎日毎日のご飯のメニューばかり考えている私の気持ちなんて知らないで、
ともまるはともまるで田んぼで仕事ばっかりしています!

ここ最近ずっとこのブログでは、
育苗作業の様子を中心にお伝えしていましたが、
それと並行して田んぼでは、
トラクター作業が進行中。

トラクター作業の内容は、
田植えに向けて田んぼの準備をする事。
田んぼの準備は、
以下の3ステップです!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今現在は、
1:耕起という作業中。

トラクターの後部に、
ロータリーという作業機をつけて、
田んぼを起こしていきます。

ちなみにトラクターは、
作業機を付け加える事によって1台で何役もこなす働き者。

はたから見ていると、
のんびりと作業をしているような感じですが、
実際は微妙な揺れと姿勢が腰にかなりくるようで・・・。

腰痛持ちのともまるには、
辛いトラクター作業の日々みたいです★

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ポカポカのハウス内で出芽中~♪

2013年4月15日 11:41 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの、
濱田律子です!

昨日の日曜日、
午前中はさすがに仕事をしていたともまるですが、
午後からは家族3人でお花見へ出かけてきました~♪
忙しいこの時期、
なかなかお花見に出かけづらい米農家。
ですが、
もうこうなったら意地でもお花見に出かけてやるー!
と、
無理やり仕事をやりくりしたようです。

そんな様子を、
嫁ブログ「ヒビノコト」でもご紹介しておりますので、
もしよろしければご覧ください★

さて、
育苗(いくびょう=苗を育てる事)、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番1回目
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

の方はお花見に関係なく、
休みなしで進行中ですよ~。

今日は、
9:出芽のお話し。

出芽(しゅつが)は、
芽が少し出た状態にまで持ってくる事。

専用の出芽機で出芽させる農家さんもいらっしゃいますが、
我が家はビニールハウスの中で、
太陽シートと呼ばれる銀色のギラギラシートをグルグル巻きにして、
出芽させてます。

ありゃりゃ、
カメラのレンズが曇っちゃった!

というのも、
ビニールハウスの中はもう、
蒸気でモワモワのホッカホカ状態。

晴れるとハウスの中の温度は、
あっという間に50℃近くにまで上がります!

でもこの太陽シートを巻いておくと、
シートの中は一定温度に保たれていて、
だいたい30℃くらい。

種が芽を出すのに、
良い環境です。

今年は、
いや、
今年も、
ですね。

去年もすごく寒い日が続いていたんですが、
今年もあんまりハウス内の気温が上がらず、
芽があんまり出ていない様子。

あぁぁ、
レンズを拭いても拭いてもすぐ曇って、
ちっとも写真が撮れません(*_*)

ちょびっとだけ、
白い芽が出てたんだけどなぁ。

本当は、
明日くらいにでも10:苗をならべるの作業を予定していたんですが、
この分だともう1日遅れそうです。
あとは、
今日のお天気次第。

今日の黒部は、
風も弱まり穏やかな天気になりそうです★

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平成24年産のお米ですが、
ほぼ完売しております!
平成25年産のお米は、
10月からご用意できる予定ですが、9月に入りましたらご予約を承ります。

24年産のお米を年間予約されている方で、
多めに予約されている方は、どうぞお早目にキャンセルのご連絡をお願い致します!
毎年新米が出る直前のキャンセル、
キャンセルの連絡がないまま新米のご注文など、
在庫管理に大変困っています(*_*)

お早目にキャンセルのご連絡をいただければ、
他にご希望のお客様に販売させていただけます。
ご協力をどうぞよろしくお願い致します!

ハウスへ苗だし!

2013年4月13日 4:55 PM

昨日までの天気から一変、
今日は暖かい1日でした。
これだけお天気が良いと、
もちろん娘は大人しくしていられるわけがありません!

1日中、
プールだー、公園だーと連れまわされた私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

もう、
疲れました・・・・(笑)。

そんな中、
育苗(いくびょう=苗を育てる事)、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番1回目
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

は順調に進んでおりまして、
今日は8:ハウスへの苗出しをご紹介いたします。

播種(はしゅ=種まき)が終わって、
積み重ねられた苗箱を少し離れたビニールハウスへ運ぶんですが、
不安定な苗箱が運搬中崩れ落ちてこないよう、
まずはサランラップでぐるぐる巻きに~@@

えー、ゴホン。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は今日の写真、
全て去年の使いまわしです。
スミマセン。

気づいたらこの苗出し作業、
終わっていて写真が撮れなかったんです~。
本当にスミマセン。
って、
ここで書かなければタナカさん以外は気づかなかったかな(笑)。

ラップで固定したら今度は、
フォークリフトで、

トラックに載せます。
この積載車を使えば、
3パレットを一度に運搬できるので楽チン。

山の風景を入れたかったのでこんな写真になっちゃいましたが、
写真右下の方に小さく写っているのがビニールハウス。
目を凝らすと、
トラックも停まっているのがぼんやり見えます。

ハウス内ではフォークリフトは使えないので、
パレットを簡単に移動できるよう、
あらかじめ単管のレールを設置しておきます。

そして、
トラックからまたフォークリフトでパレットをおろして、
トロッコに慎重におろします。

後は、
トロッコをレールの上で移動させれば、
ハウスの中ほどへ移動できる仕組み。

この単管&トロッコ、
私たちも黒部市内の農家さんから教えていただいたものなんですが、
こうしてブログで紹介する度に、
県内はもちろん県外の農家さんからも大反響!
かなりすごい発想&発明のようです。

こういうツールや便利グッズは、
是非皆でシェアして少しでも作業の効率をお互いあげたいところです。
皆さんの中でも、
こういうアイデアがある!
ここはこうした方がいいよ?!
という方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい!!

何せ私たち、
ノウハウが全く蓄積されていない新規就農者。
ベテラン農家さんのアドバイスをお待ちしていま~す★

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平成24年産のお米ですが、
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平成25年産のお米は、
10月からご用意できる予定ですが、9月に入りましたらご予約を承ります。

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種まき~!!

2013年4月12日 3:00 PM

雪の予報に一瞬、
今週末はスキーに行っちゃう?!
と心躍ってしまった、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

あっ、でももう、
キャリアはずしちゃったんだった。
スキーもしまっちゃったし。
残念★

な~んて冗談を書けないくらい、
忙しい日々が続いている濱田ファームです♪
というのも、
いよいよ育苗(いくびょう=苗を育てる事)の行程、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番)
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

の、
7:播種だからです!

播種(はしゅ)、
つまり稲の種(詳しくはこちら)の種まき。

春の作業の中でも、
非常に重要、
かつ大がかりな作業でありながら、
作業所内でひっそりと秘密裏(?)に行われているので、
一般の方にはほとんど馴染みないかもしれません。

上の写真が、
播種作業のほぼ全容です。
では、
1つ1つの作業を細かく見ていきましょう!

まず、
苗箱1枚1枚に、
こんな白い紙をセットしていきます。

それにしても、
1つ1つ物を数えるのにも言い方が異なる日本。
苗箱は1枚2枚と数えるんですね~★

次に、
白い紙をセットした苗箱を、
播種機のベルトコンベアの上に1枚1枚のせていきます。

実はこの部分も機械化されていて、
苗箱自動送り機なるものもあるんです!
うちも以前、
これを借りて試した事もあるんですが、
ちょっと作業性がイマイチだったので今はまた、
人力に戻りました。

ご覧のように座ってでもできる作業なので、
女性や年配の方にお勧め(笑)。
と書きつつ、
ここにで~んと座っているヒロキさん、
実はこう見えて(どう見えてますか~?!)、
大型トラックも運転できるし、
フォークリフトの操作もバッチリ!!

苗箱はその後、
一定量にセッティングされた土(床土)が入れられ、

一定量にセッティングされた水がかけられ、

一定量にセッティングされた種がまかれ、

最後に、
一定量にセッティングされた土(覆土)がかけられます。

すばらしい!
全自動(笑)!!

最後に、
播種された苗箱をパレットに積み重ねるだけ。

この写真は、
ちょっと苗箱の重ね方がバラバラですが、
キレイに積み重ねてたまったら、
奥の方へズズズイと移動させます。

この日は、
順調に1100枚の苗箱に播種して、
そのまま8:ハウスへの苗出しになだれ込み。
その様子はまた明日!

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種まきの準備中

2013年4月11日 6:08 PM

寒さに震えて丸まっている私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

つい先日、
黒部にも春が来ました~♪
なんて浮かれて書いたのも束の間、
今日は冬のような天気に逆戻り。

黒部でも山沿いの宇奈月では、
昨晩から今朝にかけて雪も降ったそうです!
恐ろしや・・・。

さて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)の行程、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

も、
いよいよ
7:播種のところまで来ましたよ~!

この播種(はしゅ=種まき)、
それまでの行程とは違ってかなりの大がかりな作業。
広い場所に人手も必要なので、
事前の準備にも時間がかかります。

作業所をいっぱいいっぱい使って、
上の写真のように機械や資材をセッティングします。

米農家の多くは、
親から子ども孫へと代々継承されていく事が多いと思います。
この播種作業もそれまでの長年の経験から、
何の迷いもなく準備を進める農家さんが多いのではないでしょうか?

でも我が家は、
ともまるが突然始めた米作り。
家の誰も播種なんてやった事はありませんでした。

だから、
1年目なんてもーそりゃー本当に大変でした。
だって、
何が必要なのかが全くわからないんです!
いや、
必要なものがわかったとしても、
それをどこへどう置けばいいのかわからないんです!!

だから、
最初の数年は四苦八苦して播種の準備をしていましたねぇ。
そのうち、
これを用意すればいいんだ!
ここに置けばいいんだ!
さらには、
こうすればもっと作業効率が上がる!
というノウハウと少しづつ蓄えていき、
それを毎年ブラッシュアップさせる事で準備をスムーズに進められるようになってきました。

いやぁ、
ともまるも成長したもんです★

さてこれ、
緑と白の爽やかツートンカラーの農機具が、
播種機と呼ばれるものです。

土を入れて、
種を蒔いて、
水をやって、
また土を入れる。

ベルトコンベアーに苗箱(なえばこ)と呼ばれる、
長方形のプラスティックの箱があるんですが、
それを播種機に置くと自動で上記の作業をしてくれます。

これがその、
苗箱。
ちょっと大量にありすぎてわかりづらいでしょうか。

濱田ファームでは全部で、
3000枚ほどの苗を育てる予定ですが、
1回目の播種で1100枚、
2回目で1800枚を播種します。

苗箱は、
播種機の端にセット。

そしてこれ、
土がけっこうな場所を占めますね。
どーんとフレコンに入った土は、
ここと、

こっちにも用意。

あとは、
種まきが終わった苗箱を並べるパレットと、
それを作業所内で移動できるように単管レールのトロッコを準備すれば、
終了~!

いよいよ明日、
種まきの様子をお伝え致します!!

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