富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

刈り取った籾のその後

2014年9月14日 10:36 AM

3連休の中日、
みな様いかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです!

昨日はこの辺りの小学校の運動会だったようですが、
そんな事には関係なく、
もちろん連休にも関係なく、
バリバリと稲刈りです!!

ところで今年は、
雨が多かった8月から一転、
9月に入ってとにかく良いお天気の日が続いていて、
時折雨が降るとしてもそれは夜だったりして、
とにかく日中はお天気ばかりなもんで、
ビックリするくらい稲刈りがはかどっています。

昨日なんて、
いろんな好条件、
それは田んぼの形(=長方形の大きな田んぼがとにかく刈りやすい)だったり、
田んぼの場所(=田んぼがほぼ隣り合わせにかたまっている)だったり、
田んぼの乾き具合(=田んぼがカチカチだとコンバインが機敏に動ける)だったり、
なにより、
お手伝いに来てもらった人(=若い仕事ができる力持ちかつ機敏な男性2人)だったり、
そんな事が重なって、
濱田ファームではマックスの、
約2町分の面積を刈り取りました!

2町というのは、
2ヘクタール。
えっと、
1ヘクタールは1辺が100mの正方形と同じ面積だから10,000㎡で、
2ヘクタールだと20,000㎡という事。
えっ、
わかりにくい?!
ならば、
1ヘクタールは3000坪ちょっとだから、
2ヘクタールなら6000坪くらい。
なに?
まだダメ??
では、
東京ドームが4.7ヘクタールだから、
2ヘクタールは東京ドーム0.4個分。
どうだ!

っていうか、
そもそもよく東京ドーム何個分って言い方が、
私には非常に分かりづらかったりするんですが、
みな様はいかがですか・・・・?

と、
どうでもいい前置きがかなり長くなってしまいましたが、
昨日刈り取った2町は、
濱田ファームのマックスの刈り取り面積なわけで、
もうこれ以上は、
乾燥機に入らないので、
もっと刈りたくても刈れないのが現状。

そう!
刈り取った籾はその後どうなるのか?!
前回のブログの続きです!

コンバインから、
軽トラの荷台にのせた籾コンテナに排出された籾は、
作業所へ運ばれてきます。

作業所の中にデーンと鎮座する乾燥機に入れて、
乾燥させるわけです。

それではどうやって、
コンテナ内の籾を乾燥機に入れるのか。
まさかまさか、
手でやっていたら重労働です。

そこで、
コンテナにホースをカチンと装着して、
スイッチオン!
そうすると、
何と何と自動でコンテナ内の籾が排出される仕組み。

これが、
タンクに装着したホース。
ここから籾が出てきて、

乾燥機の投入口へ~。
後は自動で、
乾燥機の内部へ籾が入っていきます。

何て便利なんでしょう!
でも、
大きな農家さんはもっと便利な設備があったりもするんですが、
うちはこれで精いっぱい。

籾が勢いよく出てきています。

人は、
ただそれを見ているだけ。
ともパパ、
口が開いてますが・・・(笑)。

ちなみにこの日のお手伝いは、
前述の刈り取り最大面積の条件の「人」ではありません(爆)。
かなりの凸凹コンビ(笑)。
ともパパと、
ともパパの小学校以来の同級生、
もうすぐ70歳のおじちゃん達。

あとは、
乾燥機にお任せして、
籾を貯蔵に適した水分量にまで乾燥させます。

この乾燥機はちょっとレトロですが、
今でも現役。
しっかりと働いてくれています。

乾燥時間は、
元々の籾の水分量にもよりますが、
だいたい一晩かけてゆっくり乾燥させます。

というわけで、
冒頭部分に戻りますが、
乾燥機がいっぱいになったら、
稲刈りができないというわけ。
乾燥機をあける為に、
乾燥機から素早く籾を排出して、
乾燥機をあけてまた稲刈りをします!

では、
乾燥機から出てきた乾燥した籾の、
その後の運命(→大げさ)とは?!
それはまた改めて。

今日も稲刈り!

2014年9月12日 2:38 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

毎日毎日、
とーっても良いお天気が続いていて、
しかも風が爽やかで、
まさに秋!というお天気の元で稲刈りをしています!!

バリバリバリバリと、
ものすごい騒音をあげながら、
稲株を根元から刈り倒し、
籾(もみ)と藁(わら)とにわけ、
藁(わら)だけは粉砕して排出し、
籾(もみ)をタンクに貯めてと、
コンバインは名前通りの働きをしています。

コンバインは、
正式名称(?)コンバイン・ハーベスター。
英語で、
コンバイン=あわせもつ・兼ね備える・組み合わせる
ハーベスター=刈り取り機
という意味。

だから本当は、
コンバインっていう呼び方、
ちょっと違うのかもしれません。
ハーベスターの方がしっくりきますよね★

さて、
コンバイン内部で貯まった籾は、
限界量を超えるとピーピーピーピーとアラームでお知らせしてくれます。

そうしたら、
田んぼ脇で待機している軽トラ荷台の籾コンテナへ排出。

先日のイタリア米の刈り取りで使用したコンバインは、
この長いゾウさんの鼻のようなオーガがないので、
手動で袋取りをしていたわけです。

その手間を考えると、
この自動排出装置(?)オーガは、
だてに長いだけじゃないなと(笑)。

写真ではなかなか伝わらないんですが、
下から見上げるとものすごい高さになります、
このオーガとやら。

勢いよく、
コンバインから籾タンクへ排出される籾。

こういう臨場感あふれる写真を撮る時は、
けっこう必死の覚悟。

というのも、
とにかく埃っぽい!
という事は、
カメラが壊れる可能性が高い!!
ので、
サササッとその場を離れる機敏な動きが必要。
がしかし、
軽トラの荷台にのった籾コンテナを上から撮影する為には、
軽トラのタイヤに足1本をのせただけの不安定な体制。

ね、
こんな何てことない写真1枚でも、
実はけっこう苦労して私、
撮っているんでございますのよ。
と、
何故か最後はザマス調になってしまった。

籾を排出しきったら、
オーガを短くして収納。
またすぐに、
稲刈りに戻ります!

では、
籾タンクに入れられた籾のその後は?

それはまた、
明日か明後日か明々後日にでも♪

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平成26年産新米は、
10月1日からご用意できる予定です!
ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

新しいコンバインで稲刈り?!

2014年9月11日 2:55 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

今年は本当に稲刈りが順調です!
お天気が良いというだけでなく、
暑すぎる事もなく、
風は爽やかで、
何より田んぼがカチカチに乾いている!!

思えば去年の稲刈りは、
相当ひどかった。
田んぼが乾かずグチャグチャで、
作業が全くはかどらず。
常にスタックする危険と隣り合わせ。

それを考えると、
今年の稲刈りは怖いくらい順調です。
順調すぎで、
この後どんな恐ろしい展開が待ち構えているんだろうと、
気が気じゃなかったりするくらい・・・(笑)。

さて、
ご覧ください!
我が家のコンバインを!!
3台並ぶと壮観です!!!

というのは嘘で、
うちのコンバインは真ん中の1台。
10年目に突入して、
そろそろいつ壊れてもおかしくないどころか、
毎年いろんな箇所が壊れまくっているので、
そのうちウンともスンとも言わなくなるのも時間の問題・・・?

そして、
手前の青い小さな袋取りの古い古いコンバインは、
いただきもの。
先日のイタリア米の刈り取りで大活躍しましたが、
こちらは相当古いだけあって、
来年果たして動くかどうか?!
と既に危惧されている代物だったりします(^_^;)

ならば、
一番奥のコンバインは?
という事になるわけですが、

えっと、
前から見た方が大きさなどの違いが一目瞭然ですね。

やっぱりこうして見ると、
袋取りの2条(2列づつ刈り取る)の青いコンバインは、
小さいですね。

真ん中のうちのコンバインは、
4条刈りですが、
それでもお隣の5条と比べると一回り小さいでしょうか。

実は、
この5条のコンバイン、
メーカーさんから試乗用にとお借りしました。

さて乗り心地はどうでしょう?
操作性は?
安全性は?
などなど、
自分のコンバインと乗り比べます。

5条のコンバインなので、
刈り取りスピードは確かに早いはずですが、
実際には4条との違いはあまり感じなかったようです。

しかも、
今年はカチカチの田んぼなので、
悪い条件でこそ発揮できるであろう最新のコンバインの性能の良さを、
実感する事ができませんでした。
残念。

それでも、
バックするスピードが早いなどなど、
いろんな手ごたえはあったようで、
メーカーさんにフィードバックとしてお伝えしておきました。

でも、
でもですねぇ、
農家が真に求める欲求には、
メーカーさんもなかなか答えてくれないような気がするのは、
私たちだけでしょうか。

価格はもちろんそうですが、
内部構造が複雑で掃除が非常にしづらい、
また毎年のように巻き込まれる痛ましい事故が起きているのに、
その安全対策が十分に施されていないなど、
農家はそういう面で満足していない側面があると思うんです。

なかなか利益につながる部分ではないだけに難しいのかもしれませんが、
IT管理うんぬんよりももっとシンプルな面を何とかしてほしい、
と、
田舎の小さな農家は思うのでありました。

もちろん、
それもお伝えしましたけどね★

ともあれ、
いつ突然壊れるかもしれないコンバインに乗っているわけで、
大農家さんみたいに定期的に機械を更新するだけの力もない私たちは、
「その時」に備えて、
どのコンバインにするかを常に考えておかなくてはいけません。

今年も、
メーカーさんのご協力のもと、
こうして新しいコンバインを試乗させていただく機会をいただいた事に、
感謝です。

来年は、
どんなコンバインに乗れるかな?
楽しみでもあります!

さてさて、
順調すぎる稲刈りの一方、
トラブル続出なのが籾すり作業・・・・。
籾殻をとって玄米の状態にする作業で稲刈りと並行して行っていますが、
おちる・つまる・こわれると、
不吉な単語ばかり並ぶような状態がここ2日間続いておりまして、
全く前に進んでおりません!!

その様子はまた、
改めて。

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平成26年産新米は、
10月1日からご用意できる予定です!
ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

2014・INEKARI 始まりました!

2014年9月9日 9:48 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

いよいよ、
今年2014年、
はたまた平成26年、
この西暦と平成の組み合わせが、
私をいつもこんがらがらせる~♪

それはさておき今年の、
コシヒカリの稲刈りがいよいよ始まりました!

爽やかな秋晴れの元、
田んぼもよく乾いているし、
稲株もピンと立っているし、
自分のコンバインだし、
とにかく刈りやすい!

去年は、
雨が多くて田んぼがまるで底なし沼のようにぬかるみ、
それはもう大変な稲刈りだったわけですが、
今年は初日から非常にスムーズに作業が進んでいます。

一昨年に右、
去年は左と、
2年連続でコンバインのキャタピラが切れたので、
今年はキャタピラが切れる心配も(恐らく)なく、
機械トラブルも少ない予感♪

油断は大敵ですが、
事故がないよう(→これがもうとにかく最優先で!)、
刈り取っていきたいと思います!

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平成26年産新米は、
10月1日からご用意できる予定です!
ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

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稲刈り準備も大詰め!

2014年8月31日 11:09 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

8月も今日で終わり。
今年は涼しい印象が強かった夏ですが、
9月に入ったらまた残暑が厳しくなるんでしょうか。

いよいよ、
稲刈りの準備も大詰め。

作業所の外では、
大量に出てくる籾殻(もみがら)をためておく場所の準備中。

乾燥させた籾から、
外側の殻の部分を取り除くと玄米になるわけですが、
その際に大量という言葉では表せないくらい大量に出てくるのが、
籾殻(もみがら)。

この処理に農家は四苦八苦するわけですが、
少しでも有効利用しようと、
濱田ファームでは数年前から籾殻を熟成させて堆肥にしています。

この場所で、
稲刈りが終わった後に長い時間をかけて熟成させて、
堆肥にします。

籾殻をためておく場所の横には、
粉塵を排出するダストルの排出口。

籾を乾燥させる際に、
これまた大量にでてくる粉塵を排出します。

こちらはとにかくすごい埃なので、
周りの民家(はほとんどない上にかなり離れてはいますが)に迷惑にならないよう、
しっかりと周りを囲んでおきます。

こんな風に、
ネットをはったりして。

これで、
ほぼ稲刈り準備も整ったかな。

あとは、
細々した事や書類作成、
そしてもう少しだけ草刈りをして、
その時を待ちたちいと思います!