こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
今日の黒部は、
朝から暴風が吹き荒れてましたー。
ビニールハウスが壊れないかどうかヒヤヒヤしたくらい。
今は、
風は収まり雨がシトシト降っています。

さて、
お伝えしている育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)の行程、
1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
も、
今は4:の浸種のところまで来ています。
浸種(しんしゅ)、
つまり種を水にひたす作業。

浸種には大量の水を使うので、
毎朝、朝食前に水をくみに行くのが、
最近の日課。

水は、
自噴している井戸水からくみ上げています。
この辺りは、
いたる所から水がコンコンと湧き出てくる水の豊富なエリア。
北アルプスからの雪解け水が、
黒部川扇状地の地下を巡り巡って、
ちょうどこの辺りで湧いてくるんです。

濱田ファームでは、
ビニールハウスの脇に1つ、
そして作業所内に2つ、
井戸を備えています。
作業所の井戸はちょっと水量が少ないので、
浸種用の水はいつもハウス脇の井戸からくみ上げています。

濱田ファームのお米は、
育苗期間中は全て!
このミネラルたっぷりの自噴水を使っています!!

浸種で使う水はもちろん、
苗に与える水も、
ぜ~んぶ自噴水!!

さっ、
たっぷりお水が入りましたよ~。

この日は、
ビニールハウス周辺、
田んぼ一面が濃い霧に覆われていて、
それはそれは幻想的でした。

作業所に戻ってきて、
種籾を水に浸します。

こうして水に浸して、
積算温度(水温×日数)が100℃くらいになるまで、
だいたい1週間くらいでしょうか。

自噴水は、
冬でも夏でも水温はだいたい13℃くらい。

種を水に浸して、
種籾にしっかり吸水させると、
発芽のための生理活性がそろうんだそうです。

さて、
そろそろ5:催芽です!




































