富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

農機具・農作業所】 カテゴリの記事一覧

大雪に備えて・・・・

2010年12月28日 10:12 PM

もう既に年末お休みモードに入りたいところですが、
まだまだ!
まだまだ!!
まだまだ働きますよー!

ギリギリの31日まで働こうと思って、
保育園の先生と相談したんだけれど、
その日は他に1人しか登園しませんよ・・・・
と言われあえなく断念。

よって、
濱田ファームのお正月休みは、
めでたく31日からとなりました!
明けて1月4日までお休みしようかなと。
今年もスキーに出かけてきます!

さてさて、
ともまるはこの暗がりの中で何をやっているのかと言いますと、
作業所に併設(ってなほどのもんでもないけど・・・・)している籾殻置き場を、
補強しています。

もっと明るいうちからやらんかい!
と突っ込まれそうだけれど、
明るいうちはいろいろ用事があったり、
来客があったり、
でできなかったみたい。

なのでこの暗闇の中。
軽トラのライトを頼りに、
風がビュービュー吹き荒れる中、
1人淋しく補強。

なんで補強しているのかと言いますと・・・・

今年の漢字は「暑」だったようですが、
皆様ー!
もう忘れちゃったんですかーっ?!
この冬はもんのすごい雪だったことをー!!!

ほら、
この冬(これは1月)の写真を見てくださいな。
この、
すごい雪を。
あぁ、
見ただけであの辛い除雪作業が蘇ってくる・・・。
もう二度とやりたくない、
あの除雪作業・・・・。
その様子は去年の記事をどうぞ・・・・。

大雪のおかげで、
籾殻置き場の屋根が雪の重みでひしゃげちゃいました。
ボロンボロン・・・・。
あ~、
せっかくともまるがコツコツと作ったのに。
雪のやつめー、
許さん!

トラクターでの除雪も何度もやったなぁ。
無駄に広い作業所の敷地が、
こういう時は仇となるもんです。
除雪もそうだけど、
草刈りもやーよー。
こうして考えると、
広い敷地はけっこう問題だわー。

ビニールハウスも雪にうもれるかと思ったよ(→大袈裟)。
でもやっぱり、
雪の重みでドアが壊れたりと、
この前の冬の大雪はもう、
散々でした・・・・。

なのになのに!
今年の漢字が「暑」だなんて!!
許せん!
雪国への冒涜だー(笑)!

で、
最初の写真にようやく戻るわけですが、
どうやらこの先も雪が降るようだし、
去年までの大雪にはならないとしても、
事前に一手打っておこうと補強したというわけ。
もちろん、
ビニールハウスも融雪ホースを設置!

それにしても写真ではお伝えできないのが残念なくらいの、
暴風雨!
というのも、
作業所のすぐ裏は海だから。
海風が容赦なく吹いてきます。
しかも海は海でも日本海だからね。
なめちゃいかんぜよーっ!

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平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。

セーフティーローダー壊れる(泣)!

2010年11月13日 12:48 AM

壊れるのはしょうがない・・・。

しょうがないけれど辛い・・・。

 

 

 

この2週間の堆肥散布で、

酷使していたセーフティーローダー(積載車)、

何だかギギギギものすごい音がするようになってきて、

さすがにこれはダメだな、

と思いすぐSOS

 

ともまるの小学校時代からの同級生、

整備士SINOさん。

我が家の車(自家用車2台・軽トラ2台・積載車1台)はすべて、

SINOさんに丸投げおまかせ状態。

 

こういう時、

一点の曇りもなくどこまでも信じられる人がいるのって、

もうそれだけで人生丸儲けだ。

 

  

 

すぐに作業所まで来てくれて、

すぐにあちこち点検してくれて、

すぐに整備工場に持って行ってくれて、

すぐに修理してくれて、

すぐに今後の考えられる心配点を教えてくれて、

すぐにまた使えるようになった。

 

本当にありがたい。

 

車はSINOさんだけれど、

農機具にも力強いKさんという存在がいる。

 

田植え中、稲刈り中、

そんな切羽詰っている状況の中、

壊れてもすぐにその場で修理してすぐに使えるようにしてくれるのは当たり前、

いつでもともまるの欲しい情報や提案をしてくれて、

それがまた一点の曇りもなく信じられるのだ。

 

また丸儲け(笑)。

私たちはこうやって、

周りの人に支えられて米作りができているんだなって、

そうつくづく感じます。

 

ありがとうございます。

そして、

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

 

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平成22年産・新米の直売については、

こちらをご覧下さい。

 

 

 

ピカ選

2010年11月3日 11:58 PM

買ってないですよ!
まさか、
うちが~!
買えるわけないでしょ~!

そ、れ、は、
ピカ選。

 

ただただ単に、
ピカ選を実演させてもらっただけです!

ピカ選?!
と頭の中が???の一般の方が多いと思いますが、
今年米農家の間では、
売れに売れまくっているという機械なんです!
ま、
そうだよね、
今年みたいに米の品質が取りざたされているような年はね、
売れるよね、
うちも欲しいもん。

と、
ついつい危うく思ってしまった危険な機械、
それがピカ選。
色彩選別機という代物です。

ここでおさらい。
収穫された籾は、
籾摺り機で籾殻が除かれて玄米の状態になります。

この玄米の中には、
粒が小さかったり比重が軽かったりする粒、
虫食いや茶色いヤケ米、
籾のまま残ったものや草の種、
一般の人にはちょっと考えられないかもしれませんが、
石なんかも含まれています。

なので、
籾摺りした後は、
石抜き機で石を取り除き、
選別機で粒が小さかったり比重が軽かったりする粒(→くず米)を取り除き、
そうして初めて、
玄米の状態として最低限販売できるようになります。

  

でも、
その玄米の中には、
虫食いのお米やヤケ米、草の種なんかは、
選別できずに残ってしまいます。

そんなものまで選別しちゃう優れものが、
この色彩選別機。
ピカ選は、
いちメーカーの商品名。

これまでは、
農家が色彩選別機を所有する事はあまりありませんでしたが、
直売する農家が増えたこともあって、
より良い品質のお米を求めて導入するケースも出てきたようです。

 

 

実演中の選別機。
あまりにも性能が良すぎて、
とてもともまる1人では対応できず。
仲間と一緒に実演してみたけれど、
まぁ、
とにかくスゴイの一言!
色彩選別機を通った後のお米の、
ピカピカの状態ったらありゃしません!
さすがその名もピカ選!!

が、
導入にはやはり多額な資金が必要なわけで・・・・。
とにもかくにもそれがネック。

これまで同様、
虫食いなどの粒が混ざる濱田ファームのお米を、
お客様に理解していただけるよう説明を徹底する。
そういう努力を怠らないように今はとにかく頑張るしかない、
でしょうか。

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平成22年産・新米の直売については、

こちらをご覧下さい。

コンバインお待たせ~っ!

2010年10月8日 4:41 PM

やっとやっと、
コンバインを洗ってやれる時間ができました~(汗)。

10月1日に最後の田んぼの稲刈りを終えて、
それからずっとずっーと、
新米のお届け作業に明け暮れていたので、
もうすっかり忘れそうになっていた・・・・

わけありません!
これが壊れたら農家やめる覚悟(?)なので、
きっちり洗ってやらねば!!

まずは用水路脇にコンバイン登場~!
いやぁ、
もう見たくない(笑)。
この秋の苦しい苦しい稲刈りの思い出が蘇る(笑)。

んだけれど、
洗ってあげなくっちゃね。

  

それにしても、
すさまじい形相で・・・・。
汚いったらありゃしません・・・。
死闘の様子がうかがえます。

当たり前だけれど、
これをそのままの状態にしていたら、
あっという間に動かなくなってしまうので、
細かいところまで念入りに洗います。

用水から水をポンプで汲み上げて・・・・

 

はずせる部品は全部はずして丸洗い。

ここまで大事に乗ってきたコンバイン。
まだ?もう?
600時間乗車(農機具は距離ではなく時間ではかります)。

実はこの秋も、
何度も何度も修理してもらったりしていました。
朝・昼・晩、
休みに関係なく即Kさんに電話、
即来てもらう。
そして車の修理みたいに代車があって明日まで直しとくちゃ~(富山弁)、
というわけにはいかないので、
その場ですぐに直してもらう。
もう本当にKさんには感謝感謝。

なんだけれど、
もうそろそろ本当にやばいかも、
うちのコンバイン。

来年の稲刈り中にもし万が一壊れて、
迷う時間もなく即購入!
という緊急事態に備えて、
今から何かいいコンバインがないか物色中。
中古品ばかりの濱田ファームも、
さすがにコンバインはビビッて買えないので、
新古品(ははは)を狙ってます★

あぁ、
せっかく借金返済がようやく終わったのに、
また借金生活です。
辛いなぁ・・・。

籾摺り機の整備

2010年9月4日 10:12 PM

籾摺り機。
それは、
読んで字の如く、
籾を摺る機械。

今でこそ、
あ~、籾摺りね、
な~んて何でも知っている顔をしているワタクシですが、
結婚するまでは籾摺りなんて言葉、
聞いたことありませんでした!

どころか、
お米がどうやってできるかなんて、
考えた事なかったもん。

田植えや稲刈りは知っていても、
田植えまで苗をどう育てているのか、
とか、
稲刈りのあとどういう行程を経て白米になるのか。
そんな事、
知らなかったし考えた事なかったし、
知ろうともしなかったし考えようともしなかったなぁ。

だから、
このブログを読んでいるお客様や一般の方は、
籾摺りと聞いても、
なかなか具体的なイメージを持ち辛いのかもしれません。
また籾すりの様子は、
後日稲刈りの途中にお伝えしたいと思います★

今日は、
籾摺り機の整備の様子。

だけれど、
cocoがちょこまかちょこまか、
作業所で遊ぶもんだから仕事はかどらず(笑)。

籾摺り機には全く興味を示さなかったけれど、
ともまるのマスクが気になって気になって、
もうどうしようもない様子。
ついには自分でこのマスク、
つけてました。
でもこのマスク、
埃をちゃんとシャットアウトするだけに、
かなり息苦しいんですよね。
なので即、
はずしてましたけど~。

1年に1回しか使わない(こればっか!)だけに、
埃もすごいけれど、
何よりあちこち修理が必要で・・・・。

籾摺り機だけでなく、
乾燥機の整備でも、
ちょこちょこ修理や部品が必要で・・・。

この時期は、
農協・農機具のKさんに頼りっぱなし。
いつもありがとうございます、
Kさん!
そして、
これからもどうぞよろしくお願いします!!

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楽しい農作業体験!
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