富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

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農機具・農作業所】 カテゴリの記事一覧

超高性能!コンバインの秘密に迫る!!

2017年9月13日 1:56 PM

次の台風の進路が気になる日々ですが、
この時期は仕方ないですね。

ヤキモキしていてもどうする事もできないので、
今できる事に向き合って、
一生懸命に取り組む。
それだけです!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き書き手、
濱田律子です。

さて今日は、
稲刈りの主役(?)コンバインをご紹介したいと思います!

これに乗りたい!
と思う子どもたちは多いようですが、
子どもだけでなく、
大人にも圧倒的な人気を誇ります。

写真では伝わりづらいんですが、
非常に大きくて高さのある乗り物。
バリバリ稲を刈りまくるその姿はみんなの憧れです。

でもコンバイン、
実際にはうるさいし(娘は小さい頃おびえて泣きまくってました・笑!)、
何より埃がすごい!

遠巻きに眺めるか、
映像で楽しむかをお勧めいたします(笑)。

何より、
籾(もみ)から生えている「ふ毛」と呼ばれる細かい毛、
これが厄介です!

ケイ酸(=ガラスの繊維)でできているので、
皮膚に付着すると痒い!
痛い!!

だから、
稲刈りの時は長袖が基本。
首からケイ酸が入りまないように、
タオルで侵入を防ぐ事も重要。
目を守るサングラスも必須。

さてコンバインですが、
コンバインという名前がすっかり定着していますが、
皆さん、
その意味はご存知でしょうか。

英語では、
コンバイン・ハーベスターと言います。

コンバイン=あわせもつ・兼ね備える・組み合わせる
ハーベスター=刈り取り機

つまり、
いろんな機能をあわせ持った、
刈り取り機という意味なんです。

そう、
コンバインは単に稲刈りしてくれるだけの機械ではありません!
確かにこの、
前の部分でガチャガチャ動きながら、
稲穂を刈り取っている部分が注目されがちですが、

刈り取った後、
私たちの見えないコンバインの内部で、
何と!
脱穀と選別をしてるんです!!

脱穀:稲穂から籾(もみ)をとる事。
選別:風で藁(わら)などを取り除く事。

昔で言う、
脱穀機と唐箕(とうみ)の役割を、
瞬時に見えない所で仕事してるってわけですねー。

コンバイン、
すごいです!

ちなみに脱穀された籾は、
コンバイン内部のタンクにどんどん貯められていきます。

最後に、
藁(わら)を細かく裁断して、
コンバイン後部から排出までしてくれます!

しかも藁の長さは調節可能!
田んぼに透きこみやすい短い藁から、
畑などで使う長い藁まで、
お好み次第。

この作業を昔は、
全て手作業でやっていたんですよね。
すごい重労働だっと想像します。

今は瞬時にコンバインがやってくれるわけで、
逆にコンバインがなければ作業は全く進まないわけで、
だからどんなに高価でも、
たとえ年間数日しか稼働しなくても、
絶対に必要だし絶対に壊れてもらいたくないわけです。

そう、
壊れると本当に困る!!!
でも我が家のコンバイン、
もう壊れる寸前かも(笑)。

おっと、
内部のタンクが刈り取った籾で一杯になったようです。
(満タンになるとピーピー教えてくれます)

長ーいノズルを伸ばして、
籾を排出する準備。

軽トラの荷台に乗せた、
籾コンテナに、

ボタン1つで排出!
本当に便利です。

すごい埃と戦いながら、
この写真を撮りました!

埃、
カメラの大敵です。
だからすぐに撤退(笑)。

刈り取られた籾ですが、
さてこの後はどういう風にして、
私たちが食べるお米になるのでしょうか?

次回は、
刈り取られた籾のその後
と題してお伝えしたいと思います!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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稲刈りの準備が始まりました!

2017年8月4日 1:58 PM

富山もようやく、
8月2日に梅雨明けしました!

例年より9日、
去年より14日も遅い梅雨明けとなりましたが、
いよいよ夏本番。

田んぼでの水管理も、
注意が必要な時期に入っています。

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笑顔になってもらえるのでは??
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濱田律子です。

夏本番ですが、
作業は既に秋に向けての準備に入っています。

稲刈りは例年9月10日前後から始まりますが、
その準備は1ヵ月ほど前からスタート。
今年は少し早めに準備に入りました。

稲刈りの準備というか、
稲刈りと並行して進む乾燥調製という作業の準備。

刈り取った籾(もみ)を乾燥させて、
籾殻(もみがら)を取り除いて玄米にして、
何度も選別して袋詰めする作業が、
乾燥調製。

乾燥調製は作業所内で、
稲刈りの後の夜間に行われる事が多いので、
一般的にはあまり知られていないかもしれませんね。

たくさんの農機具が必要な乾燥調製ですが、
まずは一番の大物、
乾燥機の掃除・整備から。

1年に1回しか使わない農機具は、
その間ひっそりと作業所でお休みしているだけなので、
埃まみれです。

いや、
埃だけだったらいいんですが、
なかなかここではっきりと書きたくない(笑)、
いろんな物が死んでたりします。

ので、
装備はしっかりと!

乾燥機の内部は真っ暗なので、
ヘッドライトは欠かせません!!

乾燥機のてっぺんまで、
えっちらおっちら上って、
上部から内部へ潜入します。

高所恐怖症のともまるでしたが、
もうすっかり今では慣れたようで、
すいすい上っていけるようになりました!

おーい!
と私は声をかけるだけ。

そう実は私も、
ともまるに負けるとも劣らない高所恐怖症なので、
一度も乾燥機の上に行った事はありません。

そんなわけでここからは、
ともまる撮影の写真でお楽しみください。

ふむふむ、
乾燥機の上はとにかく危なさそうですね。

上から見下ろすと、
もう私、
この写真だけで足がすくんじゃいます。

乾燥機の中。
真っ暗で何が何だかわからない~。

光をあてて、
中へ突入していって、
ゴミやら埃やら何か得体のしれないものやらを、
とにかく掃除して!

ここへ、
刈り取った籾(もみ)を迎え入れます。

我が家には乾燥機が4台あります。
新品だとざっくり1台200万円くらいですが、
我が家の乾燥機は全ていただき物なので、
実はよく値段はわかっていません(笑)。

とにかく高いのは間違いないので、
いただき物を大事に大事に今年も使わせていただきたいと思います!

さ!
乾燥機が終わったら、
次は調整作業に使う農機具(→大量にあります!)の、
掃除と整備とセッティングです!!

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一山超えたと思ったらもう一山待ってた!

2017年5月16日 1:59 PM

紙マルチ田植えが終わって、
マルシェも終わって、
母の日も気づいたら過ぎ去っていて、
ビニールハウスの中の苗も少なくなっていって、
一山超えた!

らららん♪
と油断してたら、
ららら・・・・???

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えっとですねぇ、
田植えと並行して進めている代かきなんですが、
代かき中にトラクター、
壊れました(汗)!

壊れたっていっても、
クローラー(キャタピラ)がはずれちゃっただけなんです!

クローラー自体が巨大で重いので、
はずれちゃっただけ、
というには大事なのは重々承知していますが、
でも!
はずれちゃっただけなんです!!!

前も一度こういう事があって、
その時は目にもとまらぬスピードでその場ですぐに直していただいたので、
今回もそんなもんだろうと思っていたのに・・・。

すぐ側で、
そんな事には関係なく電車が通り過ぎていきます。

因みにこちらの電車、
富山地方鉄道のレトロな車体で、
鉄道ファンの方には人気があるそうです。

因みに因みにこちらの電車、
地元ではカボチャ電車の愛称で親しまれています。

どうやら部品が必要らしく、
取り寄せるのに時間がかかるとか。

クローラーそのものも、
もう交換が必要な時期とかで、
速攻で見積もり届くし。
もちろん、
見たくない数字がデカデカと提示されていました。

とにかく!
代かきしないと田植えができない!
田植えができないと田植えが終わらない!!!

という、
大ピンチを今迎えています、
うふふ♪

でも、
ジタバタしても、
イライラしても、
状況は変わらないので、
今できる事をやりまーす!

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米作りの影の立役者はフォークリフト?!

2017年3月17日 11:37 AM

マルシェ出店につき、
以下の期間お休みをしています。

●3月18日(土)~3月20日(月)

この期間にいただいたお問い合わせ・ご注文については、
休み明けの21日(火)に、
なるべく早くご連絡させていただきたいと思います。

なお、
休み期間中はFAXの受信を停止しております。

ご迷惑をおかけいたしますが、
どうぞよろしくお願い致します!

マルシェ出店情報については、
こちらをご覧ください☆

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春は、
どどーん!
どどどどどーん!!!
と、
大量の資材が届く季節。

肥料もどーん!
ですが、
何より、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)に使う土が、
どどどどどーん!!!
と届きます。

届けてくれるのは本当にありがたいのですが、
その後のハンドリングは当たり前ですが、
自分たちでやらなくてはいけません。

重い、
というか、
自力ではとても動かせない資材ばかりなので、
フォークリフトは必須です。

米農家の必需品はいろいろありますが、
まずは何と言っても軽トラ!
でしょうか。

でもって次に必要なくらい、
頻繁に使うのがこの、
フォークリフトかもしれません!

いやもちろん、
トラクターもコンバインも田植え機も、
それ以外のいろ~んな農機具も、
ありとあらゆる機械の力を借りなければ米作りはできないんですが、
このフォークリフトこそが!
もしかしたら米作りにおける影の働き者かもしれません!!!

というわけで、
フォークリフトを酷使する米農家にとっては、
点検・整備が重要なのです。

フォークリフトには、
車の車検みたいなもんでしょうか、
1年に1回、
有資格者(または許可を得た検査業者)による検査が義務付けられています。

重い物をこれでもかと、
あっちやこっちに、
高い所や低い所に移動させまくるので、
もし万が一不具合なんかがあったりしたら、
大事故にもつながりかねません。

なので、
検査項目もいろいろあるようで、

原動機の異常の有無や、
動力伝達装置の異常の有無。
走行装置の異常の有無や、
操作装置の異常の有無、
制動装置の異常の有無、
荷役装置の異常の有無、
油圧装置の異常の有無、
電気系統の異常の有無・・・・

以下まだまだ続くので、
とりあえずこの辺で割愛しますね(笑)。

点検は毎年、
お隣の魚津市のタケダさんにお願いしています。

これで今年も、
安心してフォークリフトをがんがん動かしまくれます!

タケダさん、
ありがとうございましたー!
今度コンパのセッティングしますね(笑)!!

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コツコツと精米機のお掃除!

2017年2月27日 11:14 AM

少しづつ日が長くなって、
少しづつ暖かくなってきて、
少しづつ春に近づいてきているような気がしています。

今日は、
春作業の計画を確認してみました。

ら!
ららら!!!

もう、
脳内はスケジュールでビッシリ、
めちゃめちゃ忙しいです(笑)!

3月中旬からはギアを入れ替えて、
今年の農繁期、
いよいよ突入となりそうです!

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でもまぁ、
今はまだ事務作業と、
農機具の整備をする時間があるので、
気持ちの余裕がある時にと、
精米機のお掃除を。

あっ、
奥のグレーの長方形の機械、
これが業務用の精米機です。

毎日まいにち、
ガンガン動かしているので、
整備と掃除は不可欠。

特に、
米ぬかの汚れは念入りに落とします。

茶色いお米である玄米を精米すると、
白いお米である白米になるわけですが、
玄米から精米になる過程で、
大量の米ぬかが出てきます。

あまり知られていませんが、
玄米の1割の米ぬかを取り除いて、
ようやく白米になります。

例えば、
10kgの玄米を精米すると、
1kgの米ぬかがでて、
9kgの白米になる、
というわけ。

この米ぬかは栄養たっぷり、
そして油分もたっぷり。
身体にもお肌にも良さそうなんですが、
機械には悪そう・・・(笑)。

だから毎日、
その日の分の精米が終わると、
エアコンプレッサーでササッと掃除をします。

そして1ヵ月に1回は、
内部の細かい部分まで分解して、
念入りなお掃除を。

そうしてできるだけ、
良い品質のお米をお届けできるよう努力しています。

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