富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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ハマダリツコが研究対象になった?!

2015年11月5日 10:34 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

いーいお天気です!
雲ひとつない快晴です!!
雪化粧された北アルプスが綺麗です!!!

そういえば北アルプスといえば、
私はこのブログや県外の方とお話しする時、
「北アルプス」と使うようにしているんですが、
ともまるはもちろん、
富山県の人は北アルプスとはあまり言わないような気がします。

ならばなんと言うかというと、
「立山連峰」。
そう、
富山の誇りである立山という言葉を使いたがる、
というか、
それが普通であって、
ともまるなんて北アルプスって何?みたいな感じです(笑)。

でもですねー、
私もそうですが、
県外の人間にとっては残念ながら立山という言葉、
あんまり、というか、ほとんどというか、
富山の人にはもー、本当に申し訳ないんですが、
なじみがないんです!
もしかしたら読み方さえわからない人もいるかもしれません。
念のため「たてやま」、です。

立山連峰と言われてもピンとこない。
想像できない。
でも、
北アルプスと聞くと、
北アルプスー!となんかすごい景色が想像できちゃうんですよね。

以上、
今日のブログとは全く関係ないお話しでした(笑)。

今日は、
私・濱田律子が研究対象になっちゃった、
という話題です。

今回お迎えしたお客様は、
日本大学日本大学生物資源科学部のサワノさん。
もう私には、
生物資源科学部というのが、
どんな学部なのかさっぱりわかりません(笑)。

が、サワノさんは、
農村女性起業や若年層農村女性のキャリア形成などについて、
研究をされているんだそうです、

な、なるほど。

でもって、
その研究に際して、
私が農業に関わるようになった経緯、
現在どのような部分で農業経営に携わっているのか、
経営内部での役割、
女性農業者としてキャリアを積むうえで課題・問題になったこと、
その解決方法、
地域とのかかわり等について聞きたいと、
はるばる東京から富山へ、
しかも1泊2日でお越しいただきましたー。

私が生まれてからどうやって育って、
何をしてきたか、
仕事に対する考えから将来の展望まで、
朝からみっちり3時間!
根掘り葉掘り聞かれまくりました(笑)!!
けっこうグッタリきました(笑)!!!

でもまぁ、
こうして自分の人生を振り返るという時間はなかなかないものですし、
整理する事で自分という人間を考え直すきっかけになったり、
また質問される事で仕事で抜け落ちている点や私たちに足りない事が見えたりして、
本当にいい機会になりました。

研究対象として果たして私で良かったのかどうか、
微妙に不安が残るところではありますが(笑)、
ま、そこはきっとうまくサワノさんがまとめるのではないかと、
そう勝手に思っております。

サワノさーん、
遠路はるばる富山で来ていただき、
ありがとうございましたー!

いろんな働き方、生き方。

2015年11月4日 2:24 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

ここ最近は、
取材や視察、研究等々、
いろいろな目的で濱田ファームに遊びに来ていただくお客様が多く、
嬉しい悲鳴を上げている私たちです。

そんな様子も写真にはおさめているので、
できれば1つ1つブログでご紹介させていただきたいと思いつつ、
忙しさを理由にブログ更新が追いつかず・・・。

いかんいかん、
忙しいを理由にすると全てが許されるような気になってしまいますが、
言い訳しないように。
自分の仕事をきちんとしなくては!

と気持ちを引き締めてまた、
このブログの更新に励みたいと思います。

というわけで、
まずは先月10月23日、
富山県女性財団の依頼で、
私自身の働き方についてお話しさせていただいた時の事をお伝えしたいと思います。

富山県女性財団は、
豊かで活力のある社会の実現に寄与することを目的とし、
男女共同参画の推進に関する事業を行っている公益財団法人です。

今回は、
出産・育児を経て再就職を目指す女性のための講座で、
ロールモデルとしていろんな働き方がある事をお話しさせていただきました。

農業は自営業なので、
自分の好きなように働いたり休んだりする事ができる職業です。

とはいえ、
実際には年間休日日数は一般的な会社に比べてしまうと、
本当に極わずかですし、
育児休暇なんでものもありません。

だから私は、
出産前日まで働いていましたし、
と思って過去のブログを振り返ってみたら、
まるでトドみたいな体で育苗をしている私を発見(笑)。

さらには、
出産当日のお米の注文まで電話で受けてました。
そう、
当時は私個人の携帯でもご注文を受けていて、
特に受付時間を決めていなかったので、
出産直後の電話までとってたんですよねぇ。
若かったな、私(笑)。

大変だったかと問われるとそうだったような気もしますが、
もうそれこそ無我夢中で、
娘が保育園に入るまでの1年間は、
がむしゃらに働いて育児して家事・・・・、
は、ほぼ放りなげて(笑)、
過ごしました。

働きながら育てる。
子どもが病気で学校を休んでもできる仕事がある。
それが農業のメリットの1つでもあるような気がします。

私は今でも、
朝7時くらいから夜12時くらいまでの間で、
自分で働く時間をコントロールしながら、
時には残業の日々で大変な時もありますが、
暇なときはこっそり遊びに出かけたりして、
自由な働き方を満喫しています。

自分のこれまでの経歴、
仕事の事、
育児に対する考えを少しお話しして、
各テーブルの参加者の方とも交流させていただきました。

働き方にしても子育てにしてもライフプランにしてもお金の事についても、
日本、
特に田舎の方は、
さらには農業界では、
こうじゃないと幸せになれない、
こう働くべきだ、
みたいな固定観念がまだまだ残っているような気がしました。

でも、
参加された方々には、
いろんな働き方、
そして生き方がある事を知ってもらえれば。
そんな気持ちになりました。

私自身はこの先も、
海外から嫁いできた嫁ビームを発射しまくって、
日本で田舎で農業界で、
たくましく生きていきたいと思いました!

まだまだ新米お届け中~!

2015年10月31日 3:54 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

グッと冷え込み、
そして黒い雲がたちこめるその様子は、
もう秋を通り過ぎて冬の様相。

そんな、
ハロウィンの日を迎えている黒部です。

あぁ、
もう少し秋を楽しみたかったなぁ。

とはいえ、
事務所はまだまだ秋の雰囲気。
新米発送の日々が続いています!

ピークが過ぎたとはいえ、
毎日たくさんのご注文をいただき、
特に今年はなんだろう、
雑誌掲載の影響もあったのか、
新規のお客様のご注文もとても多い感じがします。

私も毎日ひたすら段ボールを組み立てて、
お米を梱包する作業に追われています。

そうそう、
新米の時期だけでなくなり次第終了となりますが、
この時期は稲穂を添えてお届けしていますよ~。

少しでも秋の田んぼや収穫のイメージが伝われば、
と思って。

ご贈答用のお米には、
お米のご案内を添えてお届けしています。

どな所で、
どんな農家が、
どういう思いで作ったお米なのか。

そんな事を知って食べていただいて、
より美味しく感じてもらえたらいいなと。

今月末も、
たくさんのお米が全国に旅立って行きました。

お米という単なる食べ物ではなく、
美味しさも農家の思いも黒部の雰囲気も一緒に、
お届けいたします!

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平成27年産新米をお届けしております。

ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ
営業日:平日のみ(不定休あり、土日祝日休み)

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

麦の種まき!

2015年10月26日 8:59 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

先週は、
仕事にプライベートに盛りだくさんな一週間でしたが、
今週も、
取材に学校の行事にとかなり忙しくなりそうです。
秋っていろんな用事・行事が重なって、
本当に充実した季節です。

雪国の富山県は冬になるといろんな事が滞るので、
今のうちに仕事も学校の事も、
せっせとやっておかなければなりません!

農作業もそう。

寒くなる前に、
雪が降る前に、
しておかなければならない事が山積みなんですが、
その中でもかなり重要な、
麦の種まきが終わりました!

上の写真が、
種をまいている様子なんですが、
おわかりいただけますでしょうか。

ちなみにこれが、
麦の種。
というか、
麦そのものです。

お米もそうだし麦もそう。
ついでに大豆もそう。
それその物が種になります。

当たり前の事なんでしょうが、
実はサラリーマン家庭に育った私、
あまりにも農業とは縁遠い世界だったので、
最初にこの事実を知ったときはビックリしました★

えー、
お米の種ってお米だったのね、
って。

というわけで、
麦の種も麦です。

これを、
動力散布機にドサリと入れて、

よっこらしょっと担いで、

ちょっと重いので、
腰を傷めないように注意して、

田んぼに入っていきます!

まだちょっとぬかるむ田んぼに足を取られながら、
広い広い田んぼを歩いて、
動力散布機の風の力で種を飛ばして種まき。

種をまいて数日すると芽が出てきて、
そろそろ田んぼが麦の新芽で青々としてくる頃です。

寒いのでほとんど成長はしないのですが、
この先は冬の寒さに耐え、
雪の中でじっと季節の移り変わりを待ち、
来年の春また顔をだしてグンと成長して、
5月終わりには黄金色になり、
6月初めに収穫となります。

麦の種まき準備、その3

2015年10月22日 6:07 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日はぐっと冷え込んで、
秋というより冬の兆しが見えてきた、
そんな黒部です。

皆さまお住いの地域は、
いかがでしょうか。

さて、
もたもたな更新になっていますが、
麦の種まき準備のその後の作業です。

田んぼの外周と、
そして中央にもどーんと大きな溝を掘ったら、
あとは田んぼ一面をトラクターで起こしていきます。

溝は、
水はけをよくする為に堀ります。
麦はとにかく水けを嫌う作物なので、
田んぼにちょっとでも水がたまっていると、
そこだけ全く成長しないなんて事もあるんですよ~。

まだまだ湿った状態の田んぼですが、
少しづつ乾いてきました。
溝の力おそるべし。

ここまできたら、
後は種をまくだけ。
その様子はまた改めて。