富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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米袋のハンコ押し!

2014年8月24日 5:30 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

今日は日曜日。
直売業務はお休みしておりますが、
ともまるが必死の形相で作業所でいろいろしているので、
私もつられてパソコンに向かっています。

これが自営業のダメなところなんですが、
家にいるとついつい仕事をしてしまいます。
今日これをやっておけば、
翌日の仕事が楽になる。
つい、そう考えてしまって、
ダラダラと仕事をしちゃうんですよね・・・。

反省です。
反省はしているんですが、
でもブログをアップしちゃいます(笑)!

今日は、
作業所でせっせとハンコを押しまくっていました。

これまた、
写真的にもネタ的にもとっても地味で恐縮なんですが、
稲刈りの準備の一環であります。

米ってやつは、
やっかいな法律がいろいろありまして、
農産物検査(いわゆる等級検査)を受けないと、
富山県産コシヒカリなどの表示ができないんです。

で、
その検査を受けるためには、
米袋の規格から証明書の項目まで事細かに決まりがあるわけなんですが、
今回はこの証明書の欄に今年、
平成26年産のお米ですよーという26のハンコを押していたというわけ。

そうしないと、
はい!
これは富山県の今年のコシヒカリですよ!!
っていう証拠の、
農産物検査員さんからのハンコがもらえないんです。

ちなみにその検査員は、
私なんですけどね。
そう、私、
こっそりと隠しているわけでもなんでもないんですが、
農産物検査員なのであーります。

稲刈りをして、
乾燥調製をして、
そしてこの農産物検査をして、
そうして初めて新米としてお客様の元へお届けできるというわけ。

だから、
稲刈り準備の一環として、
このハンコ押しも重要な作業なわけです。

ちなみに、
濱田ファームでは米袋と、
そしてもう1つこちらのフレコンとで、
お米を保管しています。

フレコンだと1トンのお米を保管、
そのまま検査も受ける事ができるので、
とにかく便利、簡単、手軽。
やめられません(笑)!

フレコンも必要な数を用意して、
農産物検査を受けるための書類を用意しておきま~す。

ピカ選をピカピカに!

2014年8月21日 3:57 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

今日も暑い!
と思ったら、
お昼過ぎから少しづつ日射しがやわらいできて、
雨もポツポツしはじめました。

さて引き続き、
乾燥調製の農機具の掃除・整備の様子。

乾燥調製とは、
コンバインで刈り取った籾を乾燥させて、
もみ殻を取り除いたり、
異物を選別して、
ピカピカな玄米の状態にする事。

昨日は、
乾燥機で乾燥させた籾を貯蔵するタンクの掃除の様子をお伝えしましたが(→こちら)、
今日はその後の過程で使用する農機具たちについて。

その農機具たちの一部が上の写真なんですが、
どれも1年間の長い眠りの間、
頭からすっぽりとビニール袋をかぶっておりました。
が、
それでも汚くなるのであります。

なので、
1つ1つ袋から出して、
掃除・整備なのであります。

その農機具たちは、
籾すり機・石抜き機・選別機・昇降機・計量機などなど、
まぁ、いろいろあるわけですが、
中でもこの色彩選別機がいちばん高価な農機具♪

虫食いなどの斑点がついた真っ白ではないお米を、
目にもとまらぬ早さでビシバシはじいてくれて、
残ったお米はピカピカな状態にしてくれるという優れものの農機具であります。

通称、
ピカ選(ぴかせん)と呼ばれるこの色彩選別機、
ピカピカ光りを発しながら選別するからこの名前になったのか、
それとも、
ピカピカな状態のお米に仕上げてくれるからなのか、
その辺のところははっきりとはしおてりません。

これ、
夏休みの自由研究のテーマにでも、
いかがでしょう・・・・(笑)。
私自身が農機具メーカーに問い合わせてみたいところではあります。

ピカの名前の由来はともかく、
うちみたいに出穂(しゅっすい)後に病害虫予防の農薬散布をしない農家にとっては、
非常にありがたい機械です。

通常の栽培方法では、
穂が出た後の8月、
病害虫予防の農薬散布を2回~3回行います。
これで、
白いお米に黒い斑点をつけるカメムシを予防するわけです。

ところが、
うちはこの農薬散布をしないので、
カメムシに米の甘い汁を吸われ放題。
収穫したお米も黒い斑点がいっぱい。
そんな斑点米を、
このピカ選がビシバシはじいてくれるというわけ。

とても高価な農機具、
ぶっちゃけていうとざっくり250万+昇降機で300万円くらい?
だったかしら?
もうあんまりよく覚えていませんが、
それでもそれまでの色彩選別機と比較して破格の安さだったため、
またたく間に直売をしたり農薬をできるだけ使わない農家に広まりました。

我が家も、
数年前からピカ選を導入、
自信をもってお客様にお米をお届けできるようになりました!

大事な大事な農機具の1つ、
しっかりと掃除・点検・整備をして、
長く使い続けていきたいと思います!

相変わらず埃にまみれてます!

2014年8月19日 2:03 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

お盆休みの間はずっと涼しい天気でしたが、
お盆明けからまた夏に戻って暑い日が続いています。
それでも、
猛暑という程の暑さでもないので、
作業はそれなりにはかどっています!

作業は、
引き続き稲刈りに向けての準備が中心。

ここ、
作業所の中でも乾燥調製の農機具を徹底的に掃除中~。

乾燥調製とは、
コンバインで刈り取った籾を乾燥させて、
もみ殻を取り除いたり、
異物を選別して、
ピカピカな玄米の状態にする事。

その過程は、
現在はほぼ全て機械化されていて楽なんですが、
ありとあらゆる農機具の掃除・整備が必要になってきます。

大物のこちら、
乾燥機の掃除はお盆前に何とか仕上げました!

埃だらけになりながら、
狭い暗い汚い乾燥機の中で格闘したその様子は、
こちらの記事をどうぞ。

そして今は、
乾燥機から先の過程で必要な所を掃除中。

上の写真は、
乾燥機で乾燥された籾が排出されて、
パイプを通ってタンクに貯蔵される部分。
天井の高い所に設置されています。

そこを、
かなり原始的な方法ではありますが、
伸び縮み自由自在の柄の長い箒で掃除していきます!

これが終わったら、
今度はこのタンクから先の行程で必要な、
籾すり機や選別機、計量機、昇降機などなど、
たくさんある農機具の掃除・整備に入ります。
急げ急げ~!

お盆明け、田んぼの様子

2014年8月18日 9:17 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

昨日まで濱田ファームもお盆休みでした。
毎日雨が降る涼しい今年のお盆、
プールにも海にも行けませんでしたが、
保育園のお友達家族とBBQをしたり、
農家仲間との毎年恒例の流しそうめん大会をしたりと、
充実した休みを過ごしました。

そして今日からは一気にシフトチェンジ!
トップギア全開で、
9月の稲刈りまでの準備に励みたいと思います!!

さて、
今の田んぼの様子。

コシヒカリの稲穂も、
ちょっと前までピン!と空を向いていたのに、
ずい分クルンとしてきました。

そろそろ、
早生(わせ)品種の稲刈りがこの辺りでも始まりそうですが、
中生(なかて)のコシヒカリはまだもうちょっと先。

今年は例年よりも早く、
9月の始めの週からの稲刈りになりそうです。

雑誌「地上」に掲載されました!

2014年8月13日 2:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

お盆休みという事で、
濱田ファームの目の前の幹線道路も、
県外ナンバーの車がいっぱい走っています。

濱田ファームのお盆休みは、
一番下のお知らせの通り14日(木)~17日(日)までです。
どうぞよろしくお願い致します!

さて今日は、
雑誌掲載のお知らせ。
食と農の総合雑誌「地上」2014年9月号です!

「地上」は、
昭和22年創刊という歴史ある雑誌。
写真もキレイでとてもわかりやすくかつ、
読み応えのある雑誌なんですが、
書店では販売されていないんですよねぇ。
残念。

一般の方向けではなく、
農家の方向けの雑誌なのですが、
「地上」には濱田ファーム、
これで3回目の登場となります!

今回は、
「わたしの利益アップ術」というコーナーで、
MHKでコスト削減をテーマに取材を受けました。

そう!
MHK!!
もらう・ひろう・かりるのMHKです!!!

いやぁ、
MHK友の会会長のともまる、
ようやくスポットライトを浴びてうれしそうです(笑)。
見て下さい、この写真!
もらいものの育苗箱(苗を育てる箱)をバックに満面の笑みです!

「近所の人たちからもらううちにその数は3000にもなった」とありますが、
そんなにもらってたんですねぇ・・・(笑)。
さすが、
MHK友の会会長です!

注:MHK友の会は仮想の会です。

「これが濱田さんのMHKリストだ!」
なんて、
すごいタイトルがついていますが(笑)、
何も農機具がない裸一貫の男が米農家になる為には、
どうしてもMHKの精神が必要だったというのが、
この表からも伝わってきます。

もちろん、
これ以外に大量の農機具が必要なわけで、
米作りを始めた当初はかなりの額の借金を背負い、
そして補助をしていただきました。

とにかく、
ありとあらゆる農機具が必要な現代の米作り、
しかも高価な農機具が多く、
それを数年に一度新しく更新する事も珍しくないこの業界。

ですが、
私たちは小さな米農家らしく、
これからもMHKの精神でやっていかなくては米作りを続けていく事は難しい。
そこに、
日の光を当てていただいた「地上」の方に、
感謝です!

よ~し、
これからはますますMHKに励むぞ~!

※雑誌「地上」は、
書店では販売されていませんが、
家の光協会さんの、
こちらのページから購読可能です。

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●お盆休みのお知らせ

今年のお盆休みは、
14日(木)~17日(日)までを予定しております。
ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!