富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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芝の様子

2011年7月30日 3:52 PM

今日は蒸し暑い黒部です!
汗だくになりながら、
パソコンの前に座っておりますっ!!

農作業はほとんどしていない私ですが、
汗の量だけではともまる(今日も草刈りしてる)に負けませんよーっ!!!

種まきしてから約1カ月。
ピヨピヨだった芝生も、
モサモサしてきました~。

て、
ずいぶんマダラですよね・・・。
すぐ、
ばれちゃいますよね・・・。

毎年の事だけれど、
芽が出ないところは全く出ない!
なんでだろう?
ちゃんと種と土とをよく混ぜてるつもりなのにな。

一部黄色いのは、
残念ながら枯れちゃった部分。
水やりがいい加減だったからかしら・・・(汗)。

こちらはまぁ、
良い感じになっているんではないでしょうか?
青々とした芝生になりました!

そろそろ畦に移植しなければ!
って、
本当は梅雨時にするはずだった移植なのに、
梅雨明けしてもう3週間たっちゃいました。

あー、
作業が遅れに遅れています。
草刈りはがんばってるけれど、
っていうか、
草刈りに追われているだけなんだけれど、
テデトール(手で草を取る)には全然入れてない!

その分、
ほぼ毎日ともパパがテデトールしている・・・。
テデトール隊長の名前、
ともパパに譲ろっと。
あんまり喜ばれないだろうけれど・・・(笑)。

久しぶりにトキ

2011年7月29日 4:58 PM

あああぁぁぁ、
もう時間がないっ!
娘を保育園にお迎えに行かなくっちゃ!

よって、
今日のブログは手抜き気味で・・・。
って、
よく質問されるんですが、
ブログの更新にかかる所要時間は?
と。

今日のこれくらいの内容であれば、
実はわずか5分程度。
ちゃちゃちゃっとアップできちゃいます。
才能かしら?!
うふふふ。

普段の内容の濃い(そうかしら・・・?)ものだと、
写真を選ぶのに時間がかかるので、
15分くらいです★

田植え後くらいから姿を消していた、
トキ。

また最近この辺りに戻ってきています。
それと同時に、
これでもかーってなくらいの大きなカメラを持った方々も。
あの方たち、
トキとともに毎日移動しているのかしら・・・?
素朴な疑問。

そのトキのすぐそばで、
今日も草刈りしていたともまるです!

最初こそ、
草刈りするのに申し訳ない気持ちでトキにかなり気を使っていたんですが、
草刈りの爆音なんて全く気にとめない事がわかってきました。
強いぞ、トキ!

雑草田を耕起!

2011年7月28日 3:11 PM

何だか今週は、
毎日雨続きの黒部です。

それほど気温も上がらないので、
過ごしやすいと言えば過ごしやすいのですが、
蒸し暑いと言えば蒸し暑い。

ま、
結局はどんな天気だろうと、
あーだこーだと文句を言ってしまう生き物なんでしょうね、
人間なんて。

えっ、
私だけ・・・?

さて、
そんな天気をものともしない、
唯一の農作業(?)がこれ、
トラクター。

昨日の続きですが、
草刈りした後の田んぼは、
トラクターでガガガーと起こしちゃいます。

そうすると、
あら!まっ!不思議!
雑草さんたちが見事に消えてなくなった!!
ブラボー!!!

トラクター様様です。
しかーも!
雨でも関係ないし。
蒸し暑くてもクーラーあるし。
音楽も聞けちゃうしね★

唯一の難点は、
トラクター自身がドロドロに土で汚れちゃう事。

ま、そりゃーしょうがない事なんですが、
それをそのまましょうがないって放っておいたら、
すぐにトラクターがいかれちゃいます。

ので、
キレイに洗車。
まさか車のように洗車機にぶち込むわけにもいかず、
巨大なトラクターをいちいち手洗いするのは結構メンドクサイです。

でもこれで、
ひとまずトラクター作業は終了、
かな。
秋の稲刈り後までゆっくりお休みくださ~い!

ジャングルの片隅で将来の米作りに思いをはせる。

2011年7月27日 11:39 AM

7月も終わりですね~。
8月はもうすぐそこ~。
でも、
農作業的には7月も8月も変わらず、
時間さえあればひたすら、
草刈りと草取りです!

果たしてこれを、
農作業と呼ぶべきかどうか迷うところですが、
これが米作りの、
避けられない現実でもあります。

雑草ジャングルの中を、
遠くで草刈りしているともまるの姿、
あなたは見つけられますか?

私は最初、
見つけられず素通り・・・(笑)。

実はこの田んぼ(もはや田んぼとは呼べない状態・・?)、
稲も転作の麦も作付しないで、
ただ管理しているだけ。
ただ管理と言っても、
こうして年に数回草刈りや耕起しなくてはいけないので、
けっこう大変です。

この田んぼは、
濱田ファームのある地区ではなく、
ちょっと離れた地区にあります。

注:
濱田ファームの田んぼは全て、
地主さんからお借りしています。

遠く離れているので、
耕起だー代かきだー田植えだー草刈りだー草取りだー稲刈りだー堆肥散布だー、
と、
わざわざ出向くのも作業効率が著しく悪く、
また田んぼ自体も沼田でグチャグチャ、
非常に米作りをしづらいので、
こうして管理だけさせてもらってます。

本来ならトラクターで、
ガガガーと起こして雑草を倒していけばいいんですが、
端の方はトラクターを寄せられないのでこうして、
草刈り機で草をまずは刈り倒します。

っていうか、
草伸びすぎ・・・。
なんか、
木みたいなものも生えてるし・・・。

おかしいな、
春田植え前に一度草刈ってるはずなんだけど、
もうおまえら、
こんなにジャングルになっちゃったんだな・・・。

田んぼの端を刈るだけですが、
それでも数枚の田んぼの四辺の草刈り、
まる1日かかりました・・・。
何だかな、
イヤになっちゃうな。

でも、
地主さんから預かっている田んぼなので、
しっかりと管理しなくては。
じゃないと、

こんな風に、
あーっという間になっちゃいますから。

この地区、
こういう放棄田がすごく多くて、
見ていてかなり痛々しいです。

一応周辺の草は刈ってありましたが、
もうここまできちゃうと、
田んぼに戻すのは難しいんだろうな・・。

この地区だけではなくて、
実はうちの地区もこうした放棄田、
目立ってきました。
放棄はしてないものの、
米作りをやめた方が去年だけでも何人いたか・・・。

耕作放棄地や老齢化の問題、
ヒシヒシと感じていて、
将来に対する不安を否が応でも感じています。

こんな風に、
耕作放棄地のすぐ横で米作りをしなくてもいいように、
濱田ファームの地区でも農家が集まって、
いろんな議論を重ねているようです。

どんな結論が出るのか、
そして濱田ファームはどう関わっていくべきなのか、
私たち自身もなかなか答えを見いだせません。

自分たちの米作りに対する思いや信念、
ただ、
こんな風に米作りをしたいんだ!
という個人的な理想や計画、
それだけでは地域の田んぼでの米作りはできない。

そんな難しさをヒシヒシと感じながら、
もくもくと草刈りをしているともまると、
PCの前でキーボードをかたかた打つ私、
なのでありました。

小麦の選別

2011年7月26日 11:42 AM

先月刈り取って、
そして梅雨の晴れ間を見計らって
天日干ししていた小麦(自家用)。

は、
現在保冷庫でお休み中。

今回は、
去年刈り取った小麦をようやく!
製粉しようと重い腰をあげました!!

刈り取って1年間、
いったい何してたんだ?!
と怒声が飛んできそうですが、
私たちもさっぱり記憶がありません・・・。

ただただ、
言い訳としては、
新麦はあまり状態がよくないから、
1年くらい寝かせておいた方がいいとかそんな話を風の便りで聞いたので、
ま、
1年の間に製粉すればいいだろうってな感じでのんびりしていた、
という訳。

自家用だしね、
待っている人もいるわけではないしね、
いいじゃろいいじゃろ(→広島弁風)。

さぁ、製粉!

の前に、
小麦の中にはゴミやらゴミやらゴミやら、
茎も草も殻みたいなものも、
とにかくいろんなものが紛れているから
一応選別しておこう。

ただし、
お米のようにキチン!とした選別機があるわけでもなく、
またお米の選別機を使うわけにもいかず、
っていうか使っても使えるかわからないし、
万が一コンタミしたら絶対ダメだし、
で、
こんな年代物の選別機登場!

もちろんこれも、
MHKしてきた唐箕(とうみ)。

本来は、
刈り取ったお米の籾とゴミとを選別する昔の農機具。
はたしてこれが、
小麦に使えるかどうかは不明ですが、
ま、
ゴミくらいは選別してくれるだろうと使ってみた★

ザザザーっと小麦だかゴミだかわからないものを、
投入口に入れる。

ね?
いろんなモノが混ざってるでしょう?

ま、
ゴミは言い過ぎとしても、
大麦が結構混ざってる!

これはしょうがないかな。
大麦を刈り取った後、
同じコンバインで小麦も刈り取る。
どんなに掃除しても、
素人がやったくらいでは完全には取り除けないもんね・・・。
同じ麦だし、
自家用だし(→いつも最後はコレ)、
いいよね~!

ちなみに麦を刈り取った後のコンバイン、
次は秋、
稲の刈り取りに使用するので、
ここではしっかりとプロの方にお任せして掃除してもらいます。
お米に麦が混ざったら絶対ダメだからね。

唐箕(とうみ)をクルクルまわしてみたら、
けっこうゴミが飛んでった!

これ、
なかなかいいんじゃない?!

選別された小麦、
ゴミはなくなり大麦が多少混ざる程度にまでなって、
ここで本当はすぐに製粉となるわけですが、
今年は製粉する前に、

精米機にかけてみた!!!

精米して、
小麦の外の皮(ふすま)を少~しだけ取っちゃおうという作戦。
これで少しは白い粉になるんじゃないかと。
市販の小麦粉は、
どうしてあんなに白いんだろう?!
ってなくらい、
自分で製粉すると茶色いんだよねぇ。
ふすまも大量だし。

だから、
今年は精米機にかけてみた、
というわけ。

精米機もこれまた年代物。
濱田家でその昔(30年前くらい・・・?)使われていたもの。
ダイヤル具合とか、
音とか熱とか、
今の精米機と比べると大丈夫かなぁ?
っていう感じだったけれど。

昔はこの精米機もきっと、
最新鋭のピカピカのものだったんだろうなぁ。
30kgのお米を精米するのに、
2時間かかったみたいだけど(苦笑)。

ちなみに今、
濱田ファームが使っている精米機で、
30kg10分くらいかなぁ。

かなり熱い状態で小麦が出てきたけれど、
良い感じでピカピカの小麦になったよ~!

ふすまも残っている状態だし、
でもキレイだし、
うん、
これはいいんじゃない?!

と、
今日はここまで。
精米機にかなり時間を取られた。
ので、
製粉はまた後日改めて、
となりました。