富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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籾殻バイバイ

2010年10月6日 10:52 PM

新米お届けの忙しさも、
どうやらピークを過ぎたようで、
明日くらいまでで落ち着きそうです★

今までは、
注文を受けてもすぐに発送できない状況が続いていて、
お待たせする事になり大変ご迷惑をおかけしていましたが、
明日以降は注文にすぐ対応できそうな予感。

とはいえ、
仕事が落ち着くのはまだまだ先の話。
稲刈りが終わるとその年の米作りも終わりだと思われがちですが、
なんのなんの!

うちは、
とりあえずの稲刈りはもう本当に何とか無理矢理終わらせたけれども、
なんてたって籾摺りがじぇんじぇん終わってない!
半分くらいは終わったけれど、
残りまだ半分残ってるし・・・・。

注:籾摺り(もみすり)とは、刈り取って乾燥させた籾から殻をとって玄米の状態にすること。

で、
今日あたりから籾摺り作業を再開・・・・・

しようと思ったけれど、
籾殻置き場に籾が山盛りになっていて、
これ以上は籾摺りできなさそうだったので、
まずはこの籾殻を移動する作業から。

 
 

 
籾殻って、
一般の方が思っている以上ーにたくさんの量になって排出されるんです。
よく、
もったいないとか、
再利用すればいいのにとか、
そう思われるんですが、
そんな半端な量じゃないんです~(泣)。
なので田んぼにポイしちゃいます。

もちろん有効利用して、
後で米ぬかやら微生物とを混ぜて自家製堆肥を作成、
無農薬と減農薬の田んぼに播いて土作りもしているし、
お客様が畑や庭にまくというので大量に持ち帰っていってもらってはいるんですが、
何せ量が量で・・・・。

 

 

フロントローダーをつけたトラクターで、
籾殻を2トンダンプに運んでいきます。

ダンプは借り物。
持つべきものは友達だ!
この日はダンプは借りたけれど、
セーフティーローダーは他の友達に貸して。
上手に貸し借り。

 

あとは田んぼに運んで、
ザザザーッ!

 

 

 

見てるとけっこう迫力もありますが、
砂埃もスゴイ。

 

籾殻さんバイバイ。
これを繰り返す事7回。
あとは火をつけて燃やしちゃいます、
ハハハ。

これでようやく籾摺りできるっ!
籾摺りしたら農産物検査受けて、
あー、
もう転作の大麦の種まきの準備しなくちゃー
それが終わったら堆肥散布だー、
雪が降る前にやらなくちゃー、
と、
そんな訳で年内いっぱいは忙しいのであります。

ゆっくりのんびりできるのは、
1月2月。
この2ヶ月間休みまくりの生活を夢見て、
今はもう少しがんばります!

新米警報発令中パート2!

2010年10月5日 11:11 PM

ランボーさんでの販売は11月8日をもって終了いたしました。

ありがとうございました。

 

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今日も新米警報、
ウォンウォン発令中!

そして、
アイルさんに続いて、
とある場所でも発令中!!

じゃじゃ~ん。
富山市に3店舗構える、
酒屋のランボーさん。

人と人とのつながりから、
黒部を遠く離れて(川3本渡ります!)、
こんなところにまでこめぷろが展開する事になっちゃいました!

9月末、
うちも含めて、
まだまだ稲刈りが終わっていない多忙な日だったにもかかわらず、
仲間が集まって富山市へ進出!

ランボーさんの広い一角をお借りして、
こめぷろのお米を置くべくディスプレーを考えていきます。

このオレンジの看板も、
自分達で用意したんですよ~。

POPから案内まで、
何から何まで自分達で準備。
この日を迎えるまで、
仲間と何度も打ち合わせをしてきました。

仲間が多いと、
まとめるのも大変だけれど、
でも、
それ以上にいいアイデアが集まる集まる!
会議はいつも、
笑いの絶えない楽しいものでした!

こういうのって、
濱田ファーム単独でやっていてもちっともつまらない。
っていうか、
マンネリに落ち入り気味。

皆でやると、
信じられないようなパワーや取り組み、
アイデアもたくさん生まれます!


今回参加するのは、
黒部市から6農家。
それぞれの生産者紹介のPOPです。

濱田ファームは、
写真ではなくて似顔絵で攻めてみました★

さらに今回!
黒部市以外から、
上市と八尾からも農家仲間が参戦!

こめぷろ、
黒部という枠から大きく羽ばたいていこうとしています!

あーでもない、
こーでもない、
と、
試行錯誤のディスプレイの様子。

そして完成!
地区も生産者も味も米袋も、
それぞれ個性豊かにお米が並びました。

1.5kg1000円の小袋のみ数量限定の販売ですが、
お口に合えば直で農家に注文ができるように、
案内カードも添えてあります。

富山市の方、
どうぞランボーさんの各店舗ヘゴー!
よろしくお願いいたします!!

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平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。

新米警報発令中!

2010年10月4日 10:16 PM

ここ数日、
濱田ファームは毎日、
新米警報発令中(笑)!
本当にありがたい事です。

と思ったら、
ここでも!

毎度毎度の、
黒部のショッピングセンター・メルシーの中にある、
スーパー・アイルさん。

今年もやっちゃいました!
こめぷろ、
さらにパワーアップしてます!!

黒部の若手農家がそれぞれのお米を持ち寄って、
直売しよーぜプロジェクト、
略してこめぷろ。
それは、
こんな思いから始まりました。


去年から引き続き参加の4農家。

こういう直売スタイルも、
1年の間にだいぶ慣れてきたと思います。

どうすれば美味しいと思ってもらえるお米になるのか、
お客様の目に留まるPOP、
お客様に手にとってもらえるパッケージ、
お米の表示や法律、
お客様からの要望やクレームの対応、
などなど。

ただただ出荷していただけでは全く気づかなかった世界が、
そこには広がっていたはず。

大変な事もあるし、
苦労もいっぱいだけれど、
でもやっぱり、
自分達が作ったお米を自分達のスタイルで売る、
おもしろさややりがい。

直売の醍醐味を味わえた1年だったと思います。

 

今年はさらに2農家が加わって、
賑やかになりました!

こめぷろ。
小さな一歩だったけれど、
大きな足取りになっていきそうな、
そんな予感。

お客様に、
「黒部のお米」ではなく、
「黒部の各農家のお米」を味わってもらえたら、
とてもうれしく思います。

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平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。

新米お届け中です!

2010年10月2日 10:45 PM

今日は1日ずーっと、
ともまると2人でえっちらおっちらと、
新米お届け作業に精を出しました!

発送もできる限りがんばったし、
配達も注文が入る限りまわりました★

その合間にも、
家の電話には留守電が入り、
携帯には電話がかかってきて、
ファックスもピーオンピーオン点滅してるし、
携帯メールも受信ありで、
パソコンを開けばメールが届いている。
おまけに、
不意のお客様来店もあったし。

全てのご注文に平静を装いつつ、
内心かなりバタバタ・・・・。
もー、本当にスミマセン!
ミスも続出でご迷惑をおかけしています・・・。
落ち込む落ち込む。
気分は滅入る。

配達用のお米。

配達は、
直接お客様にお渡しできるので、
やっぱりうれしい。

普段は5時までは私、
5時以降はともまる、
どちらか1人での配達になる事が多いけれど、
この時期は2人で一緒にお客様へご挨拶。

いつもおやつをくれるお客様や、
ついつい長話になるなじみのお客様、
新米の時期に必ず注文してくれるお客様、
などなど。
やっぱり、
お客様と直接顔を合わせてお米をお渡しできるのって、
直売の醍醐味だ。

失敗もあって落ち込むけれど、
お客様からたくさんのパワーをもらって、
また明日からがんばります!

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平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。

稲刈り12日目、最終日!

2010年10月1日 10:02 PM

10月に入りました!

今日はかなり盛りだくさんな1日!
疲れました~。

まずは朝から大口の配達。
ともまる号&ともパパ号と軽トラ2台の荷台に、
30kgの玄米をもりもり載せて配達しまくり。
多いところで、
1軒のお宅に22袋とか、
そんな大口の配達ばかり。
30kgの米袋を運んで運んで運びまくったので、
さすがのともまるも疲れました~。

が!
疲れている暇はありません!
それからすぐに残っていた稲刈りをやっつけに、
コンバイン出動ーっ!

出荷する米粉用に、
大麦の後に植えた「てんたかく」という品種。
大きな田んぼ3枚あったけれど、
乾いてカチカチだし、
稲は倒れてないし、
出荷の米粉用だし、
で、
ストレスフリーの稲刈りで楽勝!

そうして最後、
もう夕方遅い時間でしたが、
残っていたもち米のテデカリトール作業。

ともパパと、
いつも手伝いにきてもらっている近所のヒロキさんとで、
刈り取ったもち米を束ねる作業をしていました。

ヒロキさん(写真右)、
さすが元農家。
束ねる手つきも年季が入ってます!

そのずーっと先のほうで、
ともまる1人淋しくテデカリトール中。
夕日が淋しさを、
一層ひきたててくれてます(笑)。

もうかなり疲れちゃってたみたい。
そりゃーそうだよねー。
朝から配達、
日中稲刈り、
そして夕方テデカリトール。
1日めーいっぱい働きました。

最後の力を振り絞って、
カマで刈っていきます。

企画していたテデカリトール体験は、
今年2回(黒米ともち米)計画していたんですが、
両日とも雨で中止という残念な結果になってしまいました。

いやぁ、
今年は本当に雨でやられた年でした。
大変だったなー。

すぐ脇は、
10日前くらいに稲刈りし終わった田んぼ。
既に青々としています。

稲って本当にたくましい。
刈り取られてもすぐに、
新しい葉をだす。
そうして毎年、
連作障害もなく同じ土地で育てられる。
改めて感動。

さぁ!
明日からはまた、
新米お届けに精を出しますよー。
ファイトーッ!

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平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。