富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

育苗と書いてイクビョーと読む

2022年3月30日 2:45 PM

世界がどんな情勢でも、
季節は廻り春、
今年もまた米作りが始まりました!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

1年で1番忙しい春作業は、
①トラクター作業
②育苗
という大きな柱2本立て!

②育苗は既に始まっていて、
トップギア全開です💦

育苗(いくびょう=苗を育てる作業)は、
以下の工程で進めていき、
田植えが終わる5月下旬まで休みなく続きます。

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗並べ
10:潅水と温度管理

まずは、
種籾の1:小分けからご紹介。

種籾(たねもみ=稲の種)は、
前年の秋に田んぼでたわわに実っていた、
稲穂についていた籾(もみ)そのもの。

種籾の籾殻(もみがら)を取り除くと、
茶色い玄米になります。
さらに精米すると、
白米に。

つまり、
お米そのものが種というわけ。

お米の1粒1粒から芽が出て、
やがて苗になり、
田んぼで成長していき、
秋になると稲穂をつけます。

一粒のお米からは、
約500粒くらいのお米が収穫できるそう。

お茶碗1杯で3000粒くらいとして、
6粒のお米でお茶碗1杯分になる。
そんな、
すごい1粒1粒をこうして小分けしていきます。

小分けは、
この後の工程をスムーズに進めていくために、
ネット状の袋に分ける作業。

春休みに入り、
とーーーーーっても暇そうな娘にお手伝いを依頼。

娘は一見ボーッとしていますが、
何をやらせても丁寧で器用。

ネットの紐を縛る作業も、
実はちょっとしたコツがあって、
ほどけないよう、でも、ほどく時はするっとほどけるよう、
独特な紐の縛り方があるわけですが、
なんなくこなします。

任せて安心。

娘よ、
これからも頼んだぞ!

この後すぐ2:消毒へ。
その様子はまた後日。

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●濱田ファーム
〒938-0041 富山県黒部市堀切3000-2
0765-33-4543
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2022年も地道にコツコツ!

2022年1月11日 10:09 AM

2022年の仕事始めは1月6日でしたが、
本日11日にやっと、
最初のブログ投稿となりました。

本年もこれまで通り、
日々の農作業(担当:濱田智和)も、
日々の情報発信(担当:濱田律子)も、
どちらも地道にコツコツと取り組みたいと思います!

今年も全国たくさんの方へ、
私たちのお米をお届けできる事を楽しみにしております。
今年もどうぞ、
よろしくお願い致します!

仕事始めの日の夕暮れ時、
写真では全く伝わらない絶景が広がっていました。

この後すぐにお天気が荒れてきて、
翌日からまた雪の日々になりました・・・・。

2021稲刈り終わりました!

2021年9月28日 5:32 PM

タイトル通りですが、
今年2021年の稲刈りがやっと終わりました!

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そして、
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よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

例年より5日程でしょうか、
遅く始まったので、
終わるのも当たり前ですが、
遅くなりました。

あらら、
草ボーボーですね💦

こちらの写真の方が、
見栄えがいいでしょうか(笑)。

草を嫌がる方も多いですが、
本来は、
草が生えているのが自然。

草1本もない田んぼは、
どこか不自然なような気がしてしまいます。

終わってしまうと、
はて、今年の稲刈りってどうだったんだっけ??

前半は雨が多かった気がする。
例年より涼しかった気がする。
グチャグチャな田んぼもあったけれど、
稲が倒れることなく刈り取りはスムーズだった気がする。

収穫量は、
例年より少ない感じでしょうか。

前半戦は未熟な緑色の米粒が多く、
選別の過程でかなりはじかれたからかもしれません。

後半は十分に熟して、
そこそこの量があったような気がします。

稲刈りは終わりましたが、
単に稲刈りが終わっただけで、
乾燥調製も籾殻処理も保冷倉庫への運搬も在庫入れ替えも終わっていないので、
新米お届けまでもう少しかかってしまいます。

今か今かと楽しみにお待ちいただいている方も多くいらっしゃって、
微妙にプレッシャーがかかっていますが(笑)、
それもまた嬉しい圧です!

できるだけ早くお届けできるよう、
頑張りたいと思います。

今年の稲刈りも、
たくさんの方にお手伝いに来ていただきました。

稲刈りというと響きは良いのですが、
実際には籾(もみ)の運搬と乾燥機への張り込みばかりで、
とっても地味な作業です。

黙々と作業していただき、
稲刈りをサポートしていただきました。
本当にありがとうございました。
この場をお借りして、感謝申し上げます。

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これも米作り!

2021年9月25日 1:42 PM

爽やかな風が吹く秋晴れ!

娘は意気揚々と、
運動会へ出かけていきました。
今年は生徒以外は会場に入れない措置なので、
親は稲刈りに集中できます(笑)。

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さて、前回の続きです。

貯蔵に適した水分量に乾燥させた籾(籾)は、
まだまだ籾です。
これをどうお米にしていくのか。

作業所の一角で、
ものすごい音を立てながらたくさんの機械がフル稼働。

とてもお米作りをしているような雰囲気ではありませんが、
こもお米作りの1つの、
そして大事な作業です。

乾燥された籾は、
まず籾摺り機(もみすりき)という機械へ。

すごい速さで籾摺り機に吸い込まれていく籾。
埃も音もすごいです!

籾摺り機という名前通り、
籾(もみ)から籾殻(もみがら)を取り除いて、
茶色いお米=玄米にしてくれます。

目にもとまらぬ速さ!
あっという間に一皮むけます!!

玄米になっても、
その中にはたくさんの異物が混入しているので、
いくつかの選別機に通していきます。

これは石抜き機。
想像しづらいと思いますが、
お米にはたくさんの小さな石が紛れているんですよー💦

こちらは、
お米を粒の大きさで選別する機械。

さらに色彩選別機。

虫食いなどで黒い斑点がある米粒、
未熟な緑色の米粒を、
すごい速さで選別してくれます。

いくつかの選別機にかけて、
きれいな玄米の状態になったら、

ようやく袋詰め。

こちらは、
1トンものお米が入るフレコンと呼ばれる袋。

しっかりスケールして、

縛って、

フォークリフトで移動させます。

とにかく重いお米、
人力ではとても動かせないので、
フォークリフトで動かしていきます。

米農家の必需品。

奥には通常の米袋も見えていますね。

20kgの玄米が入っていますが、
このまま精米せずに玄米を希望される方も多いので、
ある程度の量は昔ながらの米袋に詰めておいています。

これをひたすら、
ただただひたすら繰り返します。
稲刈りの合間に。

稲刈りをして、
乾燥させて、
調製して袋詰め。
その繰り返し。

大きな農家さんだったら数人で手分けして作業していきますが、
濱田ファームは基本的に濱田智和が1人作業します。

だからなかなか稲刈りが終わらないんですが、
だからこそ濱田智和が作ったお米だと胸を張って言えます。

新米お届けまでにどうしても時間がかかるのは、
こういう理由だからなんです。
もう少々、
新米を楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです!

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稲刈りのその後は?!

2021年9月23日 7:32 AM

サンレンキュー?
ソレ ナンデスカ??
シュクジツ???
ソレモ ナンデスカ???

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というわけで、
9月は土日とか祝日とかとは無縁の米農家です!

稲刈りをしては乾燥調製をして、
また稲刈りをしては乾燥調製をして。

ひたすらその繰り返し。

ところで、
一般の方にもすぐに想像していただける稲刈りと違って、
乾燥調製という作業はあまり馴染みがないかもしれませんね。

お米は、
稲刈りしてもお米にはなりません。
それは単なる籾(もみ)なだけです。

今日は、
一般的にはあまり知られていない、
稲刈りのその先の作業についてお伝えしたいと思います。

あ、
ここが秋作業の一番の難関!?
軽トラの幅ギリギリの入り口を通って、
乾燥機に籾を運搬します。

難関ポイントを通過して、
大きな背の高い乾燥機が見えてきましたー。

籾コンテナに自動排出装置を取り付けて、

乾燥機の投入口にセットします。

あとは、
ボタン1つで自動で籾が乾燥機に吸い込まれていく、
という仕組み。

籾はこうして乾燥機の中へ、
どんどん吸い込まれていきます。

水分をたっぷり含んだ籾をまずは送風で落ち着かせて、
乾燥機がいっぱいになったら一晩かけてゆっくりと、
保管に適した水分量に乾燥させていきます。

毎日いろんな方が稲刈り作業のお手伝いに来てくださっていますが、
稲刈りという名前とは裏腹に、
稲を刈るという作業はほとんどありません。

ひたすらコンバインで刈り取った籾を、
作業所に運搬して乾燥機に張り込む作業の繰り返し。

稲刈りは、
田植えと同様に一般的には米作りの一大イベント、
華やかな晴れ舞台のような農作業に見えますが、
実際には稲刈り以外の一般的にはあまり知られていない作業の積み重ねを経て、
ようやく「お米」になります。

次回は、
乾燥させた籾のその後についてお届けいたします!

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