富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの裏道】 カテゴリの記事一覧

田植え後のお片づけ、いろいろ。

2014年5月22日 3:57 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

黒部は昨日・今日と雨!
雨、
という事は!!
自然に田んぼに水がたまる!!!

これほどうれしい事はありません♪
水の管理は本当に大変、
というか時間がかかるので、
これから解放されると気分がグッと楽になります。

雨がザーザー降っている時は、
家の中で事務仕事。

でも、
雨が少しやんでる時間を見計らって、
田植えの後片付けを少しづつ進めています。

片付けって、
絶対にやらなくちゃいけな大事な仕事だけど、
とにかく地味だし、
時間もかかるし、
誰も注目してくれないし、
まぁ、つまり、
このブログのネタとしていまいち・・・・(笑)。

なんですが、
そういった地味な作業もご紹介していくのが、
この濱田ファームのブログでもあります!

皆さん、
興味はあんまりないかもしれませんが、
お付き合いくださいませ~。

これは、
田植えであまった苗を片付けているところ。

苗は、
万が一の事を考えて多目に用意していますが、
さいわい万が一が起こらないと、
たんまりと余ってしまいます★

ただ捨てるだけでも大変なんですが、
捨てるのももったいないので、
こうして田んぼの畦(あぜ)にひっくり返して置いていきます。

あっ、
白いモジャモジャは、
苗の根っこです。
すごいでしょ~。
モジャモジャなので、
苗箱からビリビリっと手荒くはがしても崩れないんですよ~。

これで、
少しは雑草が生えてこないといいんですが、
それもまぁ、
気休めでして・・・。

昨日・今日の雨で、
雑草もまたグンと伸びそうです(汗)。
そろそろ草刈り、
一巡目に取りかからないと~。

谷あり谷あり

2014年4月24日 7:52 PM

春うらら♪
ですね♪♪

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!

昨日は、
私のパッとした思い付きで募集したイタリア米の商品名
ブログやフェイスブックにたくさんの方から、
とーっても素敵な商品名の数々をご応募いただきました~!

正直、
とーってもビックリしています!
皆さんこんなにも濱田ファームの事を愛してくれていたのね!!
って。

いや、
違う・・・(笑)?
採用された方にはイタリア米1年分プレゼント!
という商品に目がくらんだだけ・・・(笑)??

ともあれ、
本当に素敵な商品名ばかりで、
私たちにはとても思いつかないものばかりでした!
皆さん、
ありがとうございました!!

思い付きだったので特に閉め切りとかは考えていなかったんですが、
7月ごろまでにはパッケージを考えたいと思うので、
その頃までにまたアイデアがありましたら、
是非教えていただけるとうれしいです!

さてさて、
ともまるは現在トラクター作業に集中!
田植えに向けて、
必死の形相で田んぼに出ています!

田植えに向けての田んぼの準備は、
以下の3ステップ!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

そして先日、
こんなハプニングがありましたーっ!!

わかりますでしょうか?
上の写真、
車がおかしな事になっているのが・・・。

あまりの事態に、
ガックリくるともまる。

と、
あまりのシャッターチャンスに、
ちょっと喜ぶ私・・・。

見て下さい!
この状態を!!

トラクターを載せたセーフティーローダーが、
見事に傾いております!
よもやこのまま、
トラクターが落っこちてくるんじゃないかと、
ちょっとヤバイ状態でした!

後で聞いたら、
トラクターが落ちて壊れたら、
ともまるは本気で米農家をやめるつもりだったらしい・・・。
た、
確かに。

そのうち壊れるだろうと覚悟してのっているコンバインと違って、
ずっと乗れるだろうと考えているトラクターが壊れたら、
ショックはかなり大きいな・・・。

実はこの辺りは現在、
国道のバイパス工事があちこちで行われているんですが、
もう工事が終わってパイロンが片付けられていたから、
大丈夫だろうと思っていた所ではまりましたー。

ひ、
ひどすぎる・・・。
トラクターが落ちたら本気で、
国土交通省に連絡するところでしたが、
自動車修理工場の頼れる友人が即ユニックで助け出してくれました。

その際の写真をお見せできないのが残念ですが、
脱出時はかなり危うい状況だったそうです。

トラクターが壊れていたら、
どうなっていたのか。
考えるだけで恐ろしや~。

まぁ、これ以外にも、
今年も大なり小なりハプニングや問題がいっぱいあって、
それこそ谷あり谷ありです・・・(涙)。
全てを書いてしまうと、
あまりにもネガティブになるのでやめておきますが・・・(笑)。

それでも何とか、
田植えに向かってほふく前進しています!
こういう時こそ、
一歩一歩確実に進まなくちゃね。
頑張ります!!

これはもしや、モヤシ・・・?

2014年4月15日 11:50 AM

朝晩はまだまだ寒い黒部ですが、
今日の日中は何と!
20℃くらいまで上がるとか!!
春ですね~♪

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

今日も天気は絶好調、
さらには満月と、
気持ちの良い一日になりそうです。

さて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)も、
順調に進んでいます!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
9:出芽(しゅつが)です!
出芽は、
芽が少し出た状態にまで持ってくる事。

専用の出芽機を使う農家さんも多いようですが、
我が家はビニールハウスの中で、
じっくりゆっくり出芽させています。

閉め切ったビニールハウスの中は、
超高温多湿状態。

ご覧の通り、
カメラのレンズが曇りまくります。

というわけで、
ここからは臨場感あふれる写真です!
この臨場感あふれるという言い回し、
便利だわ~(笑)。
どんな状態の写真でも使えそう(笑)。

閉め切ったハウスの中は、
40℃以上に気温が上がっていますが、
この銀色のシートに包んでおくと、
シートの中は30℃までに抑えられます。

ちょうど、
芽が出てくるのに良い温度。

どれどれ、
どれくらい芽が出たかな。
と、
毎日チェックする事5日間。

こ、
これはもしや、モヤシ・・・?
と、
今日のタイトルにようやくもってこれたわけですが、
ダジャレではありません!

このモヤシのようなひょろひょろな白い物体が、
籾(もみ)から出てきた芽であります!

さぁ、
これくらい芽が出てればいいかな。
明日はいよいよ、
10:苗並べです!

EZARAI 2014

2014年4月14日 11:01 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

今週も良いお天気が続きそうな黒部です。
忙しさを極めている春作業もはかどりそう♪
今週もガンバリマス!

さて昨日日曜日は、
地域のEZARAIがありました!

えっ、
なんのこっちゃわからない・・・?!

えっと、
ひらがなで書くと「えざらい」とか「いざらい」、
漢字で書くと「江ざらい」とか「井ざらい」と、
地域によって呼び方・書き方が異なるようです。

なので、
ケンカにならないよう(?)ローマ字で、
EZARAIと書いてみました♪
しかーも、
西暦の2014を添えて♪♪

EZARAIは、
毎年春先に行われる用水のお掃除の事。

ひと冬の間でたまったゴミや泥を、
春からの米作りに備えて、
鍬(くわ)などできれいに取り除いていきます。

縦横無尽に整備された用水のEARAIは、
地域全員で協力する大事な作業です。
これで今年も、
気持ち良く米作りができるかな。

EZARAIの後の休憩では、
主に70歳代の地域の農家さん達との、
大事な情報交換の場でもあったりします。

受け答えには、
はー、
ひー、
ふー、
へー、
ほー、
と、
は行の五段活用が有効です。

ここで生まれ育ったともまるでさえよくわからない、
難解な富山弁も飛び交うとか・・・。
わ、
私には無理だな・・・。

EZARAIをしていると、
田んぼの生き物にもたくさん遭遇します。
虫好きにはたまらないでしょうが、
虫が苦手な私にもたまりません(^_^;)

これは、
ヤゴでしょうか。
トンボだったら大丈夫なんだけど、
どうして虫の幼虫ってグロテスクな物が多いんでしょう・・・。

ホタルの幼虫なんてもー、
恐ろしくてとても凝視できません・・・。
気になる方はどうぞ、
ネットでご確認くださいませー。

ビニールハウスの準備、仕上げ。

2014年4月7日 11:03 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

寒い週末でしたが、
今日は良いお天気になりました!
今週はいよいよ、
春作業の山場でもある播(はしゅ=種まき)も始まるので、
気をさらに引き締めて乗り切りたいと思います!!

ビニールハウスの準備も大詰め、
トラクターで均平にしたら、
今度は細かいところを手直し。

トラクターを寄せきれないハウスのキワの部分は、
いろいろ道具を屈指して手作業です。

何だかこれこそが、
農家の正しい道具という感じですが、
機械化が進んでいる(というかそうでないとやってられない)米作りでは、
ほとんど使う事がなかったりします。

ところでお気づきでしょうか?

作業をしているこちらの若い(18歳!!)、
ピチピチ(何だかいやらしい言い方・・・?)男の子!!

この日だけお手伝いに来てもらった、
知り合いの子なんですが、
もー、
その若さあふれるオーラに、
私はクラクラしちゃいましたよ(笑)。

もっとアップで撮りたいところだったんですが、
恥ずかしくて近づけませんでした(爆)。

あっ、
普段使っているカメラはズームレンズじゃないんです。
失敗した―、
この時はコンデジにしておけばよかったわ―、
と今さらながらに後悔(笑)。

まー、
とにかく良い子で、
若くて力持ちでエネルギーあふれまくっているので、
疲れ知らずでバリバリ作業をしてもらっちゃいました。
助かりました。

あっ、
ともまるの作業の様子も一応、
のせておきます。
って、
ぞんざいな扱いですね・・・・(^_^;)

ともかく、
強力な助っ人のおかげで、
ビニールハウスの準備は完了!

自動潅水(かんすい=水やり)の為のホースも設置して、
後は苗が運ばれて来るのを待つだけとなりました!

北アルプスの雪解け水が、
コンコンと湧き出てくる自噴水の井戸も、
きれいにお掃除。

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)期間中、
毎日お世話になる井戸です。
ミネラルたっぷりの自噴水で、
苗を育てますよ~。

保育園がお休みだった娘も一緒に、
おやつタイム。

おばちゃんの私は、
根ほり葉ほり、
やれ彼女はいるのかとか、
若者はどこで遊ぶのかとか、
ラインはどうなんだとか、
普段なかなか若者に接するチャンスがないので、
ここぞとばかりに聞きまくり。

とっても勉強になりました。

娘はそのうち、
お花つみに夢中になっていました。

花っていっても、
その辺に咲いている、
小さな小さな雑草の花なんですけどね。

って思う事自体がもう、
大人はダメだなぁ・・・。

子どもの目には、
道端に咲くどんなに小さな花でも、
キレイに見えるんだろうな。

その目を、
耳を口を肌を、
そして心を、
いつまでも持っていて欲しいなと思いました。