富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

ブログ タンボマスターへの裏道

米・食味鑑定士(お米ソムリエ)に合格しました!

2014年9月5日 4:30 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

コシヒカリの稲刈りまで、
あともう少しとなりました。
今年は出穂(しゅっすい=穂が出てくる事)が早かったので、
稲刈りも早いか?!と覚悟していたんですが、
夏が涼しかったせいか、
ただ今、登熟(とうじゅく=穂が熟してくる事)待ち状態です。

来週8日くらいから、
稲刈りになりそうかな。
という事は、
だいたい例年通りの運びとなりそうです。

人は、
雨が多かったり少なかったり、
日照時間が長かったり短かったり、
少しの自然の変化にも敏感に、
それを異常気象とつい言いたくなるのかもしれません。

でも、
自然の大きな流れの中では、
もっとゆっくりとした時間が流れていて、
年間の降雨量や日照時間は、
きちんと統計を調べたわけではありませんが、
何となくほぼ例年通りになっているのじゃないかなと、
毎日田んぼに出ているとそう感じる事が多かったりします。

その中で、
良い年もあれば、
悪い年もある。
大自然に、
怖れと敬意をはらっていれば、
簡単に異常気象という一言で済まされないような気がするのは、
私だけでしょうか。

今年は、
お米は残念ながら収穫量は少なくなりそうです。
品質は問題ないと予想していますが、
量が少ないのはやっぱりちょっと残念。

でもまぁ、
そんな年もあると気持ちを切り替えて、
この後の収穫の時期を迎えたいと思っています。

さて!
先日私の元に届いた、
『重要』ハンコの押された封筒。
差出人は、
米・食味鑑定士協会

7月に1人で上京して受講
した、
米食味鑑定士(お米ソムリエ)の合格通知でした!

落ちる事はない(本当か?!)と聞いていたテストでしたが、
でもやっぱり、
ちゃんと合格通知がきてホッとしたのも事実。

米・食味鑑定士は、
稲作を核とした日本の食文化を守り、
お米の「食味」「品質」「栽培法」を鑑定し、
お米の品質を保証する資格。

講習はたった2日間で、
その中でお米の世界の事を全て学ぶのは不可能に近く、
私もただ講習の話を聞くだけの受け身の姿勢でした。

でも、
資格を取得した後にどれだけ自分が努力して、
より深くお米について学ぶか、
この資格をどう生かすかはその人それぞれなのかもしれません。

私自身、
この資格を取ろうと思ったきっかけが、
単にこの資格がどんなものなのかを知りたい。
その思いだけだった部分もあるので、
この先の米作りにどう活用していこうか、
じっくり考えたいと思います。

そして、
最近届いた賞状と証明書。

大人になってからなかなか賞状をもらえる機会なんてないから、
微妙にうれしいかも・・・(笑)。
額にでも飾ろうかしら・・・(笑)。

新米のご案内お届け中です!

2014年9月2日 10:58 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです!

爽やかな秋晴れになっている黒部ですが、
皆さまお住まいの地域はいかがでしょうか?

さて、
今年・平成26年産のお米のご予約受付、
スタートしました!

25年産のお米を買っていただいた連絡先のわかるお客様へは、
新米のご案内を郵送中です。
今週~来週末くらいまでにはお届け完了できる予定です。

8月後半、
実は私はこの準備でバタバタしておりましたが、
何とか用意が終わり実はホッとしています。

そして、
既にご予約のご連絡をたくさんいただいており、
これからはご注文の対応で忙しくなりそうです。

近日中には、
このブログやHPでも、
ご予約のご案内をアップする予定です。
もう少々お待ち下さい。

毎年あまり変わらない新米のご案内ですが、
それでも少しづつ良いものに、わかりやすいようにと、
改良を加えています。

今年もたくさんのお客様から、
新米のご注文をいただけたら。
そんな思いで、
1人1人のお客様の顔やこれまでのやりとりを思い浮かべながら、
ご用意しました。

お客様の数はおかげ様で年々少しづつ増えて、
今では400人近くの方にお買い求めいただいております。
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

だからこそ、
1人1人のお客様の事を思って、
時には一度限りのご注文だったお客様もいらっしゃるので、
すぐにはそのお客様の事がわからない場合もあるのですが、
そんな時は必ずこれまでの履歴、
どこでどういう経緯でどんな風にご注文いただいたのか、
を必ず確認するようにしています。

うちには、
便利なお買い物かごもなければ、
クレジットカード決済もできない。
電話も留守電ばかりだし、
配達も発送も即対応できない。
この時代、
ものすごーくアナログでお客様にはご不便ばかりおかけしています。

でも逆にだからこそ、
何度もメールでやり取りをしたり、
電話をかけ直したりと、
濱田ファームとお客様とのつながりは強くなっていると思うんです。

もしかしたらそれは、
私たちの希望的楽観かもしれませんが・・・(笑)。

でもそう信じて、
今日もお客様の顔を思い浮かべながら、
注文対応をしています!
今日は朝から電話がすごく多い!!
私ってば天才だから(?)、
すぐにお客様の名前とこれまでの経緯が一致する!
やっぱり天才(笑)?!

あー、
今年もこのお客様からご注文いただけたー、
ありがとうございます!
の感謝の気持ちをこめて対応しています★

稲刈り準備も大詰め!

2014年8月31日 11:09 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

8月も今日で終わり。
今年は涼しい印象が強かった夏ですが、
9月に入ったらまた残暑が厳しくなるんでしょうか。

いよいよ、
稲刈りの準備も大詰め。

作業所の外では、
大量に出てくる籾殻(もみがら)をためておく場所の準備中。

乾燥させた籾から、
外側の殻の部分を取り除くと玄米になるわけですが、
その際に大量という言葉では表せないくらい大量に出てくるのが、
籾殻(もみがら)。

この処理に農家は四苦八苦するわけですが、
少しでも有効利用しようと、
濱田ファームでは数年前から籾殻を熟成させて堆肥にしています。

この場所で、
稲刈りが終わった後に長い時間をかけて熟成させて、
堆肥にします。

籾殻をためておく場所の横には、
粉塵を排出するダストルの排出口。

籾を乾燥させる際に、
これまた大量にでてくる粉塵を排出します。

こちらはとにかくすごい埃なので、
周りの民家(はほとんどない上にかなり離れてはいますが)に迷惑にならないよう、
しっかりと周りを囲んでおきます。

こんな風に、
ネットをはったりして。

これで、
ほぼ稲刈り準備も整ったかな。

あとは、
細々した事や書類作成、
そしてもう少しだけ草刈りをして、
その時を待ちたちいと思います!

稲刈り前の最後の草刈り!

2014年8月28日 4:38 PM

こんにちは!
富山県黒部市の濱田ファームです。

今日は、
久しぶりの青空!

ここぞとばかりに、
稲刈り前の最後の草刈りに飛び出して行ったともまる。

今ここで刈っておかないと、
稲刈り中はもちろん、
新米お届けが落ちつく10月後半までの2か月間も草刈りができないわけで、
そうなると草ボーボーになってしまいます。

雨が降ってなかったら、
問答無用で草刈りなわけであります!

コシヒカリの稲穂も、
クルンクルンになっています。
だいぶ色づいてもきました。

去年よりは遅いけど、
例年よりはちょっと早い稲刈りになるかな~?

麦後の田んぼを起こす

2014年8月26日 3:03 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

夏はあっという間に終わりを迎えようとしていて、
今朝なんてあまりの肌寒さに、
ホットコーヒーがとても美味しく感じられました。

何だか雨が多くて涼しい夏だった印象ですが、
いやいや、
油断してたらダメです・・・(笑)。
毎年の事ですが、
9月の稲刈り時の暑さったら!
絶対にまた厳しい残暑に悩まされるはずなので、
油断せずに稲刈りの日を待ちたいと思います。

さてさて、
稲刈りの準備と並行して、
田んぼをトラクターで起こす作業もやっています!

えっ、
と驚かれる方もいるかもしれませんが、
こんな時期でもトラクター作業はあるんですねぇ。

これは6月に麦を刈り取った後の田んぼで、
一度トラクターで起こして、
そして緑肥となるクロタラリアの種をまいていたんですが、
今年は見事に!
もうそれは完璧なまでに!!
クロタラリアの芽が出ていません(爆)!!!

何だか雑草のジャングルになってしまった田んぼを、
仕方なく起こしていきます。

予定ではクロタラリアのジャングルになっていて、
きれいな黄色い花まで咲いているはずだったんですが、
もしそうだとしてもこの稲刈りの前にトラクターで起こして、
土にすきこみます。

というのも、
稲刈りが始まるとこの先新米のお届けが落ち着く10月下旬まで、
田んぼを起こすなんていう作業はとてもできないので。

今日は朝からかなりの雨が降っていて、
キャビンでしっかりと守られているトラクターにとっては、
絶好の作業日和りでありました。

が、
写真を撮る私にとっては辛い天気。
車の中からおうちゃくして写真を撮ったら、
ほらご覧の通り。

でもまぁ、
ちょっと雰囲気のある写真になったかな?