富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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2015年・稲刈り終了しました!

2015年9月28日 4:51 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今年は、
始まる前から、
そして始まった後も、
さらには最後の最後まで、
雨に振り回されて大変な稲刈りとなりました。

が、
今日はいいお天気に恵まれて、
無事に稲刈りを終える事ができました!

長かったー!
こんなに月末ギリギリまで稲刈りをしている年は、
なかったような気がします。

稲刈りが長引いたので、
さて、
これからの新米お届けもギリギリ、
かなり微妙な状況です・・・(笑)。

とりあえず、
今日刈った籾を乾燥調製して、
早く農産物検査を受けて、
そして発送の準備をしないと!!!

10月1日から順次、
発送と配達ができるように頑張っておりますが、
既に10月3日くらいまでのお届けは、
もう既にご予約でパンパンとなっております。

もし余裕があるようでしたら、
5日以降のお届けにしていただけると助かります。
どうぞよろしくお願い致します!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

お待たせいたしました!
平成27年産新米、
ただ今ご注文をお受けしております!!

ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

フレコンドーリ

2015年9月24日 5:06 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

連休中はいいお天気で稲刈りもはかどりましたが、
今日からは雨の予報。
という事で、
稲刈りもちょっとお休み。

稲刈りのゴールは、
もしかしたら週明けになるかもしれません。

というわけで、
今日もひたすら乾燥調製です!

コンバインで刈り取った籾(もみ)をこんな風に乾燥させて、
こんな感じで籾殻(もみがら)を取って玄米にし、
選別して袋詰めするこの作業
それが乾燥調製。

玄米を米袋に詰める作業はお伝えしましたが、
袋に詰めてると果てしなく永遠に続きそうなので、
今回は1トンのフレコンに取る様子です。

上のタンクから、
選別された玄米がドサーッとおりてきて、

下で待ち構えているフレコンに入る。
ただそれだけの単純な仕組み。

ですが、
フレコンにこうして取るためには、
もちろん設備投資が必要なわけでして。

でもこれ、本当に楽チンなんです。
20kgづつひたすら袋詰めしている作業とは雲泥の差。
一度フレコン取りをするともう、
袋詰めには戻れません!

とある農家さんは、
袋に詰めてパレットにひたすら米袋を積んでいく作業を、
テデツンドールと言っていたので、
ならばと私はこのフレコン取りを、
フレコンドーリと命名する事にしました!

1トンの玄米が入ったら、
計量機がピーピーピーとお知らせしてくれるので、
後はフォークリフトで運ぶだけ。

全てのお米をフレコンドーリしたいところですが、
実際には20kgの玄米をまとめてどーんと注文される方も多いので、
袋詰めはやめられないんですけどね。

袋詰め・フレコン取りどちらもこの後、
農産物検査が待っています!
鬼の子も黙る厳しい検査、それが農産物検査。

本当に鬼の子も黙るかどうかはさておき、
その検査をするのは私だったりするわけで、
しっかり厳しい目で検査したいと思います!

稲刈りもしてますっ!

2015年9月22日 10:07 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

これまでの雨が嘘のように、
お天気に恵まれているシルバーウィーク。

ブログでは乾燥調製の様子ばかりをお伝えしておりますが、
もちろん、
田んぼでは稲刈りを毎日しています!

そろそろ田んぼも乾いているかなと油断してると、
まだ柔らかい所もあったりして、
油断大敵。

それにしても、
今年は本当にいい実り具合。
豊作は間違いなしといった手ごたえが、
コンバインを操作する手元にも伝わってきます。

順調とはいえず、
マイナートラブルがあったり、
乾燥調製の作業の方が追い付かず稲刈りがストップしちゃったりと、
まぁ、いろいろありますが、
それでも稲刈りも終盤戦を迎えようとしています。

ゴールも何とか、
見えてきました!

最後まで、
事故や怪我がないよう十分に注意して、
刈りたいと思います!

刈り取られたモミのその後、の続き、の続き。

2015年9月20日 11:56 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

連休2日目、
昨晩から早朝にかけて雨が降ってしまいましたが、
その後お天気も回復、
すっきりとした秋晴れというわけではありませんが、
問題なく稲刈りができています!

でも、
今日のブログも稲刈りの様子ではなくて、
刈り取られたモミのその後
の続き
の続き。

乾燥され、
籾殻が除かれ玄米になり、
各種選別機を通って、
さてその続きです。

計量機で重さを量り取られた玄米は、
米袋へ。

通常は、
30kg用の米袋に詰めますが、
濱田ファームの場合は20kgの米袋。

理由は簡単、
30kgだと重いから(笑)。

ともまるにとっても重い30kg、
お客様にとってはさらにずっしりと重く、
特にこれを持ってコイン精米機で精米するとなると、
若者でさえ嫌になる作業。

なので、
我が家は数年前から20kgの米袋に詰めています。

これを、
1袋1袋縛っていくわけですが、

縛り方も腕の見せ所のようで、
タカモトさんにはタカモトさんのこだわりがあるように、
ともまるにはともまるなりのこだわりがあるようです。

タカモトさんって誰だ(笑)?
って話ですよね。
いえ、
ご近所の農家仲間で、
これに人一倍こだわりがある人です。

縛ったら、
ラクダ、違った、
「楽だ君」だった、
にのせて。

重い米袋を地面から持ち上げるには、
あまりにも過酷な作業。
何百袋とあるので、
少しでも腰への負担を軽減するために、
この「楽だ君」で重い米袋を下から上に持ち上げてもらって、

あとは、
えいや!とパレットに積んでいきます。

これですこれ、
30kgの米袋だとこれがとにかく辛いんですよね。
何度も書きますが、
数袋程度だったら我慢できますが、
毎年毎年何百という袋を積んでいくとなると、
そうとう厳しい作業です。

我が家は、
20kgの米袋と楽だ君の組み合わせでしのいでいますが、
もっと大きな農家さんになると、
この積み上げる作業自体を、
機械におまかせしている方もいます。

パレットに積み上げられた米袋たち。

こうして、
毎日の稲刈り作業の後の夜、
そして早朝も、
乾燥調製という作業をして玄米を袋詰めしています。

ちなみに、
米袋に20kgづつチマチマと詰めていても果てしないので、
1トンのフレコンにどさーっとも入れるフレコン取り、
というのもしています。

フレコン取りだと、
さらに作業が楽チン。
この様子はまた改めて。

あとは、
農産物検査(いわゆる等級検査)を待つだけ。
なんですが、
全ての稲刈りと乾燥調製が終わってからの検査になるので、
まだまだ先。

とりあえずは、
目の前の稲を刈り取らなくてはー!
と、
今日も明日も刈りまくります!!

刈り取られたモミのその後、の続き。

2015年9月19日 5:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

連休初日、
天気予報は微妙な感じでしたが、
午後からはすっきりと晴れ!
気温も上がって稲刈りがはかどりましたー!

さてさて、
昨日の記事の続き。

コンバインで刈り取られ、
乾燥機で乾燥された籾(もみ)の、
その後の運命はいかに?!

まず、
乾燥された籾は、
乾燥機から速やかに退出していただきます。
じゃないと、
次の籾が控えているからね。
乾燥機を空けない事には稲刈りができない、
つまりはそういう事です。

乾燥機を出た籾は、
作業所の上に設置された籾置き場に貯められ、
そして細い管を通ってまた下におりてきます。
下りてきてまず通るのが、
籾摺り機(もみすりき)。

上の写真の、
GPSと大きく書かれた機械が籾摺り機。

籾(もみ)から籾殻(もみがら)を取り除いて、
茶色いお米=玄米の状態にしてくれる機械です。

とりあえず玄米になると、
その後は各種選別機を通るんですが、
では籾殻はどこへ行くのかというと、

細い管を通って、
作業所の外へ排出されます。

まだ籾摺りを始めたばかりなので、
籾殻の山も低いんですが、
摺れば摺るほど山が高くなり、
しまいには排出するスペースがなくなるほど。

この、
籾殻の処理が実は大変だったりして、
田んぼに捨てたり、
田んぼで燃やしたりするんですが、
うちは一部を堆肥にして田んぼに返しています。

この話はまた改めて。

さて、
玄米になったお米ですが、
まだまだその玄米の中にはいろーんな異物が含まれているので、
選別機をいくつか通して食べられる玄米の状態にしていきます。

まずは、
上の写真の灰色の箱、
石抜き機で石を取り除きます。

けっこう、
石や異物は含まれているので、
大事な工程。

次に、
色彩選別機と呼ばれる機械で、
主に虫食いの黒い斑点のついたお米を選別。

濱田ファームでは、
夏の病害虫予防の農薬散布を一切していないので、
けっこう虫に食われる粒が多いです。

斑点米と呼ばれる黒い粒、
お米の中に混ざっているのは本来は当然の事なのですが、
白いお米が当たり前という今の世の中では、
この選別作業が欠かせません。

さらに、、
米選機で小さなお米などを選別して、

最後に計量して、
袋やフレコンに詰めていきます。
袋詰めやフレコン取りの作業は、
また改めてお伝えできればと思いますが、
更新できるかな・・・(^^;)

これが、
ピカピカの玄米。
玄米を精米すると白米になり、
ようやく新米が食べられる・・・・、

わけでは、
実はまだありません(笑)!

皆さまにお届けする前に、
お米は農産物検査を受けなくてはいけないのです!!!
農産物検査、
いわゆる等級検査でお米を1等2等と格付けする検査ですが、
それよりも何よりも、
この検査を受けないと平成27年産の富山県コシヒカリとして表示できないという、
大きな問題があるのです!

というわけで、
まだまだ新米お届けまでの道のりは遠く果てしなく続きますよ~!