富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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ブログ タンボマスターへの裏道

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ビニールハウスの準備、整いました!

2020年4月11日 2:23 PM

この時期、
決戦の場はその日により異なります。

田んぼではトラクター作業
作業所では育苗準備、
そして、
ビニールハウスにもそろそろ苗が入りますよ!

だからですね、
営業の電話がかかってきて、
代表者様いらっしゃいますか?
と聞かれると、つい、
いねーよ!
日中に事務所にいる農家なんていねーよ!!

そもそも、
代表者に決定権なんてないからね。
私が影の代表者だってHPにも書いてあるでしょ?
まずは私だ。
私に要件を伝えろ。
と、
声が荒くなりがちです、おほほほ。

営業の方へ。
お仕事おつかれさまです。
この時期、
米農家はいつも以上に忙しくて苛立っています。
事務所でのんびり椅子に座っている事はほとんどありません。
ましてや、
営業のお話に長々お付き合いする時間もありません。
どうぞ農閑期に、
もしくはメールでご連絡いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

なんだか、
思っていた以上に私もフラストレーションがたまっているのかもしれない・・・。
営業の方にもう少し、
優しく断ろう(→結局それ!)っと。

書いている事と写真とに、
かなりの隔たりがありますが、
どうぞお察しくださいませ。

ビニールハウスの準備
の続きです。

もうこの写真の通りですが、
ビニールハウスのビニールの補修をしました!

そして、
ハウスの中をトラクターで起こして、
ボーボー状態だった雑草をやっつけました!

ハウスのキワのキワまで、
できるだけトラクターを寄せて。

バキッとぶつけたら元もこうもないので、
細心の注意を払いつつ。

進行中の育苗作業も、
ブログ更新が追い付かないほど、
いいところまできています。

もうすぐここに苗箱が並びます。

あとは、
潅水ホースを設置すればOK!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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トラクター作業も始まっています!

2020年4月8日 10:13 AM

昨日は月がとっても綺麗でした!

SNSのライムラインに、
みんなー、月を見てるー?
という投稿があって、
次々と見てる!というコメントが入っていて。

なんだかそれだけで幸せな気持ちになりました。
場所は違えと、
みんな同じ月を見ているんだなぁと。

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まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

さて、
育苗の様子を続けてお伝えしていましたが、
田んぼではトラクター作業も始まっています!

ともまる自慢?!
の、
フェラーリをイメージしたシルバーに特別塗装したトラクター。

どこら辺がどう、
フェラーリなのかちっとも私にはわかりませんが、

とにかく、
前のいかにも農機具という色合いが、
どうにも全くテンションが上がらなかったようで、

自分の気に入った色に塗装して早10年以上。

はたして作業効率があったかどうか、
データは一切とっていませんが、

ご機嫌にトラクターに乗っているようです。
よかったよかった。

トラクター作業は、
以下の3ステップで進めていき、
田植えに備えます。

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は1:耕起の真っ最中。
早朝から出かけてトラクターに乗る日々が続いています!

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プールでちゃぷちゃぷ気持ちよさそうです♪

2020年4月7日 11:00 AM

育苗が始まりましたが、
私の担当は苗箱がビニールハウスに並んでから。

というわけで、
今はまだ事務所にこもって、
パソコンの前でジトーっと座っている事が多いです。

今日も事務所の窓からは、
雪化粧された北アルプスがばっちり見えています。
綺麗です。
自然は変わらず雄大ですね。

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田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

田植えが終わる5月下旬まで続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
3:浸種についてお伝えしたいと思います。

浸種(しんしゅ)とは、
消毒した種籾(たねもみ)を水にチャプーンとつけて、
発芽の為の生理活性をそろえる作業です。

この地区は、
北アルプスからの雪解け水が地中を通って、
地上に湧き出てくる自噴水が豊富な所。

濱田ファームでは、
育苗期間中は全てこの、
ミネラルたっぷりの自噴水を使って育苗しています。

自噴水は、
冬でも夏でも水温は約13℃。
冬は温かく感じられるし、
夏はひんやりした水温。

自噴水を贅沢にかけ流して浸種していますが、
2日に1回、
新しい桶に移し替えています。

朝はまだまだ冷え込む季節。
いくら自噴水が13℃とはいえ、
ちょっと寒い作業です。

でも、
新しい桶で籾たちが気持ちよさそうに泳いでいるのを見ると、
ちょっと嬉しい気持ちに♪

こうして水に浸して、
積算温度が100℃くらいになるまで(水温×日数)、
だいたい1週間くらいが浸種の目安。

しっかり水分を吸収したら、
次の4:催芽のに入ります!

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消毒は微生物にお任せ!

2020年4月6日 10:48 AM

週末は、
江ざらい(地域の皆さんと用水のお掃除)に、
田んぼでのトラクター作業、
そしてお米の納品などでバタバタしていましたが、

黒部でも桜が見ごろを迎えている場所も出てきたようです!

こちらの樹齢400年の大きな桜の木は、
それはそれは見応えがありましたよ。

納品の道すがら立ち寄ったのですが、
忙しい日々にすさみがちな心が癒されました♪

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この先、
田植えが終わる5月下旬まで続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
2:消毒についてお伝えしたいと思います。

数年前までは、
温湯消毒(温かいお湯で消毒する方法)をしていましたが、
今は、
天然由来の微生物資材で消毒しています。

安全で手軽、
なにより確実に病気を予防してくれるこの方法が、
我が家の場合は最適と考えています。

水に資材を投入すると、
ちょっと濁った色になるので見た目が微妙ですが、
しっかりと消毒され病気予防になります。

※今年の消毒作業を撮影するタイミングを逃したので、
過去の写真を使っています。

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育苗が始まりました!

2020年4月3日 11:34 AM

娘の小学校が本当に予定通りに始まるかどうかはわかりませんが、
今年の米作りは予定通り始まっています!

世界がどんな情勢でも、
季節は廻り、
米作りもまた始まる。

私たち米農家はただただ、
田植えに向けて日々の春作業に精を出すこと、
そして日々のお米のご注文にできるだけ応えること、
それだけです。

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春は、
1年の中でも1番忙しく、
田植えに向けての準備が作業所でもビニールハウスでも田んぼでも、
同時進行でいろんな作業が行われていて、
このブログも更新が追い付かないほどです。

中でも、
育苗(いくびょう)と呼ばれる、
田植えの際に植える苗を育てる作業は、
この先田植えが終わるまでの2ヶ月間ほど、
休みなく続くなかなかハードな作業です。

米作り!
というと、
田植えだ稲刈りだと想像されがちですが、
田植えや稲刈りは米作りのごく一部。
1年間の中でも我が家の場合、
たったの20日間ほどの作業です。

それ以外の、
あまり世間では知られていない日々の作業の積み重ねこそが、
米作りの根幹なのかもしれません。

私はできるでけそういう、
世間ではあまり知られていない米作りの様子をお伝えしたい、
そんな思いでこのブログを更新しています。

育苗は、
とってもとっても大事な作業なのに、
しかもかなり長い期間続く作業なのに、
どうしてあまり知られていないのでしょうか。

田植えは確かに輝かしい米づくりの晴れ舞台ではありますが、
田植えの時に植える苗については、
あまり思いを馳せる存在ではないのかもしれませんね。

苗は、
ホームセンターに売っているわけでも、
突然降って湧いてくるわけでもなく、
長い日数をかけて育てていきます。

その作業を、
育苗(いくびょう)といいます。

育苗の工程は以下の通り。

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

小分けから育苗の工程に入れる?
と思う農家さんもいるかと思いますが、
私はそこからが育苗だと思っています。

というか、
こういう1つ1つの地味な作業の積み重ねがあって、
苗に育つわけですから!

小分けは、
この後の工程でハンドリングしやすいように、
種籾(たねもみ=稲の種)をネット状の袋に分ける作業のこと。

種籾は、
前の年の秋に田んぼでたわわに実っていた、
稲穂についている籾(もみ)そのもの。

籾殻(もみがら)を取り除くと、
茶色い玄米になり、
精米すると白米になる。

つまり、
お米そのものが種になるわけです。

お米1粒1粒から芽が出てきて、
苗に成長して、
田んぼに出てさらに成長して、
秋になると稲穂をつけます。

一粒のお米からは、
約500粒くらいのお米が収穫できると言われています。

ご飯茶碗1杯が3000粒くらいとすると、
6粒のお米でお茶碗1杯分になる。
そんな、
すごい1粒1粒をこうして小分けしていきます。

この後は、
すぐ2:消毒へ。
その様子はまた改めてお伝えいたします。

※今年の小分け作業を撮影するタイミングを逃したので、
去年の写真を使っています。

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